テレビ愛知

グリーンローズ

キャスト

  • コ・ス (イ・ジョンヒョン/チャン・ジュンウォン)
  • イ・ダヘ (オ・スア)
  • イ・ジョンヒョク (シン・ヒョンテ)
  • キム・ソヒョン (チャ・ユラン)

ストーリー

ごく普通の会社員イ・ジョンヒョン役を演じるコ・スは、愛する女性オ・スア(イ・ダヘ)の父であり電子グループの総帥オ会長(ハン・ジンフェ)を狙った放火、殺人の濡れ衣を着せられる。身に覚えのない罪で追われる身となったジョンヒョン(コ・ス)は、中国をさまよいながら再起と復讐のチャンスを狙う。
イ・ダヘが演じるオ・スアは財閥の一人娘。だがひ弱なただのお嬢様とは違い、次から次へと立ちはだかる試練を乗り越えていく。父は植物人間に、愛する人は放火事件のあと去ってしまうが、自力で会社を守り抜く。愛した男イ・ジョンヒョンが帰国すると、愛と憎しみの狭間で葛藤する。

各回のあらすじ

#26 永遠の愛

2011年10月6日(木)放送

#26 永遠の愛

オ会長の証言によりチョンヒョンは再審で無罪を勝ち取る。一方で会長は真犯人については隠し続ける。オ会長の事件での捜査ミスが明るみになり、オ検事は辞職を決意する。またソ専務もエスアール電子に辞表を提出、チョンヒョンに会って謝罪したのち、薬を飲んで自殺する。 ヒョンテは優秀な技術開発者の息子で、オ会長が父を殺させたものと誤解していた。実際に殺したのは他組織の人間だったが、オ会長は見殺しにした責任を感じていた。エスアール電子と大陸流通の提携記念パーティーに乱入するヒョンテ。オ会長の謝罪を受け、スアに事実を聞いたもののもう後のないヒョンテは、屋上から身を投げる。 あまりに多くの犠牲が払われた末、チョンヒョンの許しで幕を下ろした一連の出来事。ようやくお互いの元へ戻ることのできたチョンヒョンとスアは固く抱き合う。


#25 直接対決

2011年10月05日(水)放送

#25 直接対決

やっと憎い仇が明らかになったのにそいつを許せと言われたチョンヒョンは悩み苦しむ。チョンヒョンはヒョンテの家を訪れ、なぜ会長がヒョンテをかばおうとするのか問いつめる。ヒョンテは自分の過去を明かす。父が車にひかれて死んだこと、その犯人はオ会長だったこと、幼いヒョンテは何も知らずにオ会長に助けを求めたこと。その後、復讐しようと乗り込んだヒョンテを止めたのが幼いスアだったこと。それ以来20年以上もスアを見つめ続けて来たこと。なのに、そんなスアを奪ったチョンヒョンが憎かったのだと。 チョン弁護士が再審の請求をし、いよいよ事件が法廷で明らかにされる時が来る。オ会長は事件の全貌をチョンヒョンに話した。ヒョンテが父の復讐を果たそうと会長の首を絞め、その場に居合わせ止めに入った別荘管理人を偶発的に殺害、チョン運転手にシンナーを撒いて別荘を燃やすように命じたのだった。 別荘から帰る途中ヒョンテの車とすれ違ったソ専務は、引き返してヒョンテの犯行を目撃していた。ヒョンテが別荘を出たあと、まだ息のある会長に恨みをぶつけ、同じく首を絞めるソ専務。そこへヒョンテの策略で呼び出されたチョンヒョンが到着、会長を助けようとしたところでチョン運転手が放火、そしてソ専務に殴られたのだった。


#24 明らかになる真実

2011年10月04日(火)放送

#24 明らかになる真実

会長の回復状況がいかほどかわからない中、別荘に泊まることになった容疑者たち。その夜、チョンヒョンはチェ博士の勧めでオ会長に会うことにする。 オ会長は、真犯人が誰なのかは思い出せないが、チョンヒョンが無実であることは証言しようと言う。会長が何かを隠していると感じたチョンヒョンは、チョン運転手を痛めつけて尋問する。チョン運転手は、ヒョンテが会長を殺そうとし、別荘の管理人を殺し、放火を命じた張本人であることを白状する。チョンヒョンは、この自白を録音したテープをオ会長に突きつけるが、会長は「私にはシン・ヒョンテを罰することはできない、彼を許してやってくれ」とチョンヒョンに頼む。


#23 罠

2011年10月03日(月)放送

#23 罠

チャン社長がチョンヒョンであることを見破っているソ専務は、自分の不幸を強調、チョンヒョンを襲わせたのは自分ではないと主張する。チョンヒョンは冷静な応対をする。ヒョンテはオ検事に、チョンヒョンが生きていて、大陸流通の社長になりすましていることを告げる。オ検事は驚きながらも、オ会長事件の再審に関しては チョン弁護士へのライバル心を燃やすばかり。さほど感心を持たない様子のオ検事にヒョンテは不満と不安を抱く。 チェ博士の提案で、オ会長の記憶を戻させるための計画に乗り出したチョンヒョン。事件の容疑者を集めるため、スアを通してヒョンテとソ専務を別荘に呼び出す。チョン運転手にはチョ捜査官から連絡、容疑者全員とスア、そして捜査官たちが別荘に集まる。 断片的にではあるが記憶を取り戻しつつあるオ会長は、容疑者3人それぞれに会う。チョン運転手にはわずかに反応しただけの会長だったが、ソ専務は事件当日と同じセリフで怒鳴られ、ヒョンテは手を強く握りしめられる。会長の回復状況がいかほどかわからない中、容疑者たちは別荘に泊まることになる。


#22 意外な訪問者

2011年9月29日(木)放送

#22 意外な訪問者

チョ捜査官はヒョンテのもとを訪れ、事件の再捜査が始まったことを告げる。事件当日の行動を改めて聞くチョ捜査官に、ヒョンテはチョンヒョン生存の可能性をほのめかす。笑い飛ばすチョ捜査官は、ユランの死に関しヒョンテを怪しんでいるような発言を残して去る。 スアが内密にオ会長を別荘に移したことで、ヒョンテはスアとチョンヒョンを結びつけ始める。直接聞いても何も話さないスアに対し、ヒョンテはソラを利用して自分への信頼を植えつけようとする。 単身、チョンヒョンに会いに来たソ専務。話があると言う彼は「チャン社長にではなくイ・ジョンヒョンに会いに来た」と切り出すのだった。


#21 仲間の死

2011年9月28日(水)放送

#21 仲間の死

オ会長の記憶はなかなか戻らない。昏睡状態から醒めた患者の場合、だいぶ昔のことは覚えているが最近の記憶はない、ということもよくあるという。それではチョンヒョンの無実は証明できない。だが会長は少しずつ回復の兆しを見せる。 チョンヒョンはスアに対し自分がイ・ジョンヒョンだと名乗ることもなく、あくまでチャン・ジュンウォンとして接する。スアも彼の心中を察し、オ・スア常務として接する。チョ捜査官は調査を続け、事件当日ヒョンテが別荘に呼び出されたのは、オ会長がヒョンテの背任行為を知ったからだという情報を得る。そして、犯人はヒョンテではないかと推理する。 ユランの死を知り、チョンヒョン達はショックを受ける。そして彼女のためにも決してヒョンテを許さないと誓う。ヒョンテに会うや否や殴りつけて立ち去るチョンヒョン。その帰り道、たまたま自分たちを襲ったやくざたちを発見、乱闘のすえ襲わせた人物の名前を吐かせる。やくざが出したのはソ専務の名前だった。ソ専務に「お礼」の電話をしたものの、チョンヒョンはソ専務が事件の真犯人かどうかを判断しかねる。


#20 極秘の搬送

2011年9月27日(火)放送

#20 最期の選択

大陸公社のチョンヒョンとエスアール電子との交渉が始まる。トンウクの協力で首尾よく別荘にかくまわれたオ会長は過去の記憶を断片的に思い出し始めるが十分ではない。オ会長の居場所をスアに教えたチョンヒョンは、オ会長を必ず守ると約束する。 行き場をなくしたユランは、ヒョンテを呼び出し、彼を道連れに死のうと車で突っ走る。だがヒョンテは車から脱出し、ユランだけが車ごと川に墜落する。ユランは死亡し、生き残ったヒョンテは警察に対し「彼女とは以前恋人だったが今はストーカーのようにつきまとわれ、無理心中させられそうになった」と供述する。


#19 最期の選択

2011年9月26日(月)放送

#19 最期の選択

チョ捜査官は、事件当日のソ専務の動きを探る。ヒョンテの方はチョン・テクスを使ってソ専務やチョンヒョンの動向を探らせていたが、チョン・テクスはソ専務側に寝返ったようで、彼を無視する。そこでユランにチャン・ジュンウォンはチョンヒョンだと認めるよう取引を持ちかけるがユランは乗らない。スアとチョンヒョンが接近していることでいらだっているヒョンテは、「早く取引を終えて消えないとお前の正体を公表する」とチョンヒョンを脅す。ユランは内緒でヒョンテに会っていたことをチョンヒョンに告白しわびるが、チョンヒョンはユランを許す。 チョンヒョンはついにオ会長の身柄を病院から別の場所に移すことを決意し、スアにトンウクを引きあわせる。 チョンヒョンはスアにエスアール電子の社内に真犯人がいることをほのめかし、一刻も早く会長を安全な場所へ移すよう提言する。スアは、彼がチョンヒョンであることを確信し、生きていたことを感謝する。トンウクの協力でオ会長は首尾よく病院から運び出され、別荘にかくまわれる。 ユランは再びヒョンテに会いに行くが、ヒョンテは交渉の代表をスアでなく自分に変えろ、さもなくばチャン・ジュンウォンの正体を暴いてやると脅す。チュンボクはユランが性懲りもなくヒョンテと会っていることを責める。チョンヒョンは、モルディブ行きのチケットをユランに渡し、ここに行ってすべて忘れろ、復讐は僕がやってやると言う。


#18 交差する心

2011年9月23日(金)放送

#18 交差する心

チョ捜査官は何か手がかりはないかとチョン・テクスの身辺を探る。一方チョン弁護士は当時のソ専務とチョン・テクスの証言に怪しいところがあると指摘し、現在のところ真犯人に最も近いのはソ専務だと断言する。 チョンヒョンへの思いを募らせるスアは病院を訪ね、思わずチョンヒョンに抱きつく。チョンヒョンは苦渋の表情を浮かべながらもこれまでどおりスアと距離を置く。 そんなある日、ついにオ会長が一時的に意識を取り戻しヒョンテの名を呼んだオ会長だったが、その後またはっきりしない状態に戻る。今後事件の真相を知るオ会長が回復すれば真犯人が必ずまた会長を狙うことと予測され、チョンヒョンたちは会長をどこかへ隠そうと話し合う。だが、そのためにはスアに自分の正体を明かさねばならないためチョンヒョンは苦悩する。 チョンヒョンは無事退院し、エスアール電子との提携を進める交渉の場に復帰する。エスアール側が会社へと案内する車中、ヒョンテは「会長が回復し次第スアと結婚する」と宣言。スアも同意したためチョンヒョンはショックを受ける。


#17 謎の襲撃

2011年9月22日(木)放送

#17 謎の襲撃

チョ捜査官は再調査を始め、事件の日にソ専務が別荘を出てから再び別荘に戻っていたことを突き止める。また、チョン運転手とヒョンテの証言の食い違いにも気づく。 ユランはチョンヒョンに「復讐など忘れて中国へ帰ろう、チャン・ジュンウォンとして暮らせばいい」と言う。だがチョンヒョンは、母とスアのためにもイ・ジョンヒョンの名は捨てられないと言う。 エスアール電子と大陸公社の提携交渉が始まり、ビジネス以外でもチョンヒョンとヒョンテが火花を散らす。そしてある日、謎の男たちがチョンヒョンを襲う。 襲撃されたチョンヒョンたちは、刺されたものの命に別状はなかった。ユランはヒョンテが差し向けた暴漢だと信じ彼に抗議するために会うが、ヒョンテは否定する。 チョンヒョンが入院したためエスアール電子との予定はすべてキャンセルとなり、当初エスアールにはその理由を告げずにいたが、チョンヒョンは暴漢の話をヒョンテたちの前でして反応を見ることにする。しかしヒョンテもソ専務も顔色1つ変えることがなかった。ただ一人スアはますますチャン・ジュンウォンがチョンヒョンではないかという思いを抱きチョンヒョンの身を心配する。


#16 賭け

2011年9月21日(水)放送

#16 賭け

大陸公社とエスアール電子の提携話は順調に進んでいた。チャン社長は、最終段階の交渉相手としてスアを指名する。チャン社長の正体がチョンヒョンなのではと疑うヒョンテは、スアに自分の想いの強さを訴え、チャン社長になびかないよう先手を打つ。 ユ・グァンイルはチュンボクとトンウクに拉致され、人気のない倉庫へ連れて行かれる。そこで待っていたのは、彼に制裁を加えようと決意したチョンヒョンだった。チョンヒョンはユ・グァンイルに制裁を加えて、弁護士を引退し、財産をすべて寄付するように仕向ける。 ユランは再びヒョンテの部屋に忍び込む。ヒョンテはユランがいるのに気づき、彼女に語りかける。オ会長を襲ったのは自分ではないこと、ユランを上海に追いやり殺そうとまでしたのは、ユランが怖かったからだということ。ユランはヒョンテを刺そうと襲いかかるが、思い切れない。


#15 一か八かの潜入

2011年9月20日(火)放送

#15 一か八かの潜入

ユ・グァインルからディスクを盗み出す計画がいよいよ実行に移される。トンウクとチュンボクは絵の配送人に化けてユ・グァンイルの家に入り、帰ったと見せかけてそのまま潜入。だがディスクをコピーして退散しようというとき、物音を立ててユ・グァンイルに気づかれてしまう。 チュンボクとトンウクが見つかりそうになったその時、ユ・グァンイルの家のチャイムが鳴る。ユランの夫で元ヤクザという設定のチョンヒョンが、ナイフを持って現れたのだ。怯えて隠れるユ・グァンイル。その隙にチュンボクたちは脱出に成功、ユランも追い出される形で難なく家を出る。 盗み出したディスクには、チョン運転手、ソ専務とそれぞれ疑わしい話をするユ・グァンイルの姿が映っていた。これを再審請求のための証拠に使いたいチョンヒョンだが、チョン弁護士に証拠としては不十分だと言われてしまう。一方チョン弁護士に説得されたチョ捜査官は、水面下で事件の真相を突き止めるため調査を始める。


#14 天界の花

2011年9月19日(月)放送

#14 天界の花

ヨーロッパからソ専務が帰国し、大陸公社とエスアール電子の提携交渉の責任者となる。ソ専務のすすめでスアはチャン社長にソウルを案内することになり、2人が一緒に過ごす時間が出来る。ヒョンテはチョン運転手を使って尾行させ、2人の様子を探る。 スアはチャン社長がかつて愛した女性が天界の花のような人だったと聞かされ、チョンヒョンが言っていたグリーンローズのことだと思い当たる。だがチャン社長はグリーンローズを知らないと言う。 ユランはヒョンテの留守中に彼の部屋に忍び込む。部屋にはスアの写真が飾られていて、ユランは嫉妬する。ヒョンテは、誰かが部屋に入った痕跡に気づき、始末したはずのユランが生きているのではないかと感づく。


#13 友の絆

2011年9月16日(金)放送

#13 友の絆

チョ捜査官はスアに対しては「確かに遺体を見た」と断言するが、実は遺体が別人だった可能性も捨てきれない。そんな折り、チョ捜査官は、元検察のチョン弁護士からオ・ビョンム会長事件の再調査を手伝わないかと持ちかけられる。 スアは周囲に何を言われてもチャン・ジュンウォンはチョンヒョンに違いないと言い張る。そんなスアをソラは心配する。 ヒョンテもチャン社長がイ・ジョンヒョンではないかと怪しみ、チョン運転手を使って身辺を調べさせる。 ユランはユ・グァンイルに近づき、彼が過去の事件の記録をすべてディスクで保管していることを知る。チョンヒョンたちは、事件の真相をさぐるべく、このディスクを盗み出す計画を立てる。再会したトンウクも仲間に入る。


#12 切ない再会

2011年9月15日(木)放送

#12 切ない再会

チョンヒョンは母の遺灰をまいた湖へ行き、名誉回復を改めて母に誓う。そしてヒョンテが真犯人である証拠をつかむため、まずは弁護士のユ・グァンイルの尻尾をつかむことにする。グァンイルは当時、ユランがチョンヒョンに不利な証言をするよう手を回したり、チョンヒョンに自白するように勧めていたのだ。ユランはグァンイルに近づくため、彼が参加する絵画のオークションに出席するなど手を尽くす。 そしてついにエスアール電子の企業説明会の日を迎える。ヒョンテはスアにチャン社長がチョンヒョンに似ていることを告げようかと迷うが、言えずにいた。会場に現れたチャン社長を見てスアは激しく動揺し、彼はチョンヒョンだと確信する。しかし、チャン社長の偽の経歴を聞かされてその思いは揺れてしまう。 一方、チョンヒョンはチョン弁護士という変わり種の弁護士に力になってくれるよう頼みに行く。 その後、ユランから、ヒョンテとスアとの親密な関係を聞かされたチョンヒョンは、スアに会うためにオ会長の見舞いに行く。そこで再び会った2人は、お互いの腹を探り合う。チョンヒョンは挨拶をして素っ気なく去っていくが、たまらなくなったスアはとうとうイ・ジョンヒョンという名を知らないかと尋ねる。 チョンヒョンはあくまで他人のふりをするが、スアはチョンヒョンかもしれないという思いにかられ、検察庁を訪ねて「本当にチョンヒョンの遺体を見た人がいるのか」と問う。


#11 3年の月日

2011年9月14日(水)放送

#11 3年の月日

ワン大人との交渉係をかって出たチョンヒョンは、うまく話をまとめる。その代わり、自分を韓国に戻してほしいと条件を出したチョンヒョンだったが、チン大人は今は時期でない、3年自分の下で働き、機が熟したら戻れと引き留める。 そして3年間、チン総裁の下でビジネスと中国文化を学んだチョンヒョンは、チャン・ジュンウォンという新しい名前をもらい、大陸公司の代表として韓国に乗り込む。 そのころエスアール電子では社長となったヒョンテたちが、何とか大陸公司との契約を結ぼうと躍起になっていた。ヒョンテたちは、チャン社長の素性を調べ、交渉を有利に進めようとするが、うまくいかない。 一方、チョンヒョンと共に帰国したユランはヒョンテの部屋に忍び込み、スアの写真が飾ってあるのを見て一層の復讐心を燃やす。ちょうどそのころ、ヒョンテはスアにプロポーズしていた。 いよいよ大陸公司の企業説明会の時が訪れ、人前に出ることになったチョンヒョンは、無為自然の境地で臨む。ヒョンテは出迎えのチョンヒョンを一目見て驚がくする。 ヒョンテたちは、大陸公司の説明会に参加後、面談のためチョンヒョンの元を訪れる。さんざん待たされたあと、ようやくチョンヒョンと会い、何とかエスアール電子の企業説明会への参加を取り付ける。チョンヒョンは偽の経歴をチュンボクを通してバラまかせるが、ヒョンテは何とかチョンヒョンの素性を探ろうと必死になる。


#10 手にした信頼

2011年9月13日(火)放送

#10 手にした信頼

チュンボクは店の常連客リンリンに熱を上げていた。テーブルの下に隠しマイクを付け、リンリンの声を録音するほどの入れ込みようだ。だが、彼女は甘い言葉で巧みにチュンボクをだまし、投資の話を持ちかけ金を巻き上げて消えてしまう。ショックを受けるチュンボク。だが、リンリンのために仕掛けた録音テープに、別の重大な会話が録音されていた。中国の財界の大物、チン総裁の暗殺計画だ。チョンヒョンはこのテープをチン総裁の会社に届ける。だがテープはチン総裁本人の手に届く前に握りつぶされてしまう。
チョンヒョンたちは、暗殺の場所として言及されていた武術大会に行ってみる。そして、チン総裁が拉致されるのを目撃する。チョンヒョンたちは追いかけ、みごと救出に成功。多額の謝礼金をもらえると期待していたが、チン総裁から出た言葉は、「こいつらを閉じこめろ」だった。
監禁されてしまったチョンヒョンたちは、その部屋を抜け出しチン総裁の寝室に忍び込み銃を構えるが思い止まって、起きたチン総裁に銃を差し出す。
この一件でチョンヒョンを信用したチン総裁は、彼らをもてなす。その後チョンヒョンは、チン総裁の命を狙うワン大人との交渉係をかって出る。


#09 誕生日の涙

2011年9月12日(月)放送

#09 誕生日の涙

社内機密が中国に漏れたことで危機的状況に立たされたエスアール電子だが、ヒョンテは起死回生の隠し球を持っていた。それは新製品「MPO1」だ。これが発表されれば既存の製品など敵ではないという。広報理事に就任したスアは、ヒョンテと共に新製品発表のため上海に向かう。
チョンヒョンはついにユランの居場所を突き止め、なぜ法廷で嘘の証言をしたのかと問いただすが、ユランはなかなか口を割らない。だがついに、チョンヒョンを別荘に呼び出した人物はヒョンテだったことを告げる。
チョンヒョンとユランは、スアとヒョンテが出席している新製品発表会の会場に潜り込む。その後、ユランはヒョンテの前に姿を見せる。ヒョンテに恨みを抱いていたユランだったが、いざ会うと彼の優しい言葉に丸め込まれてしまう。チョンヒョンはスアの宿泊する部屋に潜り込み、スアの寝顔を見つめて涙する。
ユランは、帰国の手はずを整えてやるというヒョンテの言葉を信じ、待ち合わせ場所に行くが、怪しい男達に連れ去られそうになる。そして、何もかもがヒョンテの仕業だったことを確信する。チョンヒョンは復讐を誓い、必ずスアの元に戻って彼女を守ると心に誓う。
ヒョンテは仕事以外のプライベートでもスアに近づこうとする。ヒョンテに誕生日を祝われたスアは、チョンヒョンを思い、涙する。


#08 異国での共闘

2011年9月9日(金)放送

#08 異国での共闘

エスアール電子本社では、自社が開発・発売予定だった新製品が、先んじて中国で発売され騒ぎとなっていた。そのためエスアール電子の株は暴落、ソ専務はスアに、ヒョンテがすべてを操作していることをほのめかす。スアはヒョンテに真偽を確かめるが、ヒョンテは冷静に自分の正当性をアピール、更にソ専務への不信感をスアに植えつける。
自分を陥れたのはヒョンテだと信じつつも彼を恨みきれずにいるユランは、上海に留まりナイトクラブで歌手をしていた。ある夜、ユランを囲おうとした男のもとを逃げ出したところをチョンヒョンに目撃される。
チョンヒョンは上海で働きながらユランを探していた。そんなある日、偶然チュンボクと出くわす。チョンヒョンの事情を聞いたチュンボクは、以前だましたことを謝り、チョンヒョンに宿と仕事を世話してやる。


#07 生き延びるために

2011年9月8日(木)放送

#07 生き延びるために

エスアール電子の臨時株主総会が開かれ、筆頭株主として壇上に立ったスア。そこでミン監事を新社長に迎え、ヒョンテには現職に加え構造改革本部長を兼任させることを発表、株主たちの承認を得る。スアは自身も広報理事を引き受け、仕事への熱意を燃やす。
ユランは、上海の支社長に突然解雇を言い渡される。彼女がエスアール電子の機密情報を中国企業に売ったというのだ。濡れ衣だと主張するユランだったが取り合われず会社を放り出される。
上海支社に忍び込んだチョンヒョンは、直前にユランが解雇されたことを知り愕然とする。希望を失いかけるが、この国のどこかにはユランがいると信じ、捜し出す決意を固める。韓国語を話せる中国人ティンティンと知り合い日雇いの仕事で稼ぎつつ時機を待つ。


#06 中国漂流

2011年9月7日(水)放送

#06 中国漂流

漢江に飛び込んだチョンヒョンは奇跡的に河岸に打ち上げられていた。ホームレスのヨンソクに発見され、彼のテントで休んでどうにか体調を取り戻す。人のいいヨンソクだったが、元々体が弱っており数日後に眠ったまま死んでしまう。チョンヒョンは悩んだ末、衣服を交換して死んだヨンソクを漢江に流す。
ヒョンテは証券会社の支社長にエスアール電子の株で一儲けしようと持ちかける。ソラに励まされ職場に復帰したスアは、ヒョンテに会長の代理を依頼するがヒョンテは辞退、意外な人物ミン監事室長を新社長にと推す。
やむを得ず盗みをはたらき、ヤクザに金を積んで中国に渡ったチョンヒョン。過酷な旅を経て何とか上海入りした彼は、母とスアのために汚名挽回を誓うのだった。


#05 追いつめられて

2011年9月6日(火)放送

#05 追いつめられて

チョンヒョンはチョン運転手のアパートを訪ね、「どうして自分を陥れたんだ」と迫る。チョン運転手は「自分は何も知らない。あの日は別荘でソ専務が会長から叱られていた」と話す。そして意外にも裁判でチョンヒョンに無礼なことを言ったことをわびる。
翌日、会社に忍び込みソ専務に会ったチョンヒョンは会長の怒りの理由を詰問するが、ソ専務は「自分は知らないが秘書のユランなら知ってるかも」と答える。そこでユランを呼び出そうとするが、彼女はヒョンテの指示で急遽、上海支社に異動になり今日出国予定だと分かる。ソ専務はチョンヒョンが会社から抜け出すのに力を貸すが、一方でチョ捜査官にチョンヒョンが来たことを通報する。
トンウクの力を借りて空港へ着いたチョンヒョンはユランを発見し近寄るが、チョ捜査官らに見つかり逃走劇が始まる。カーチェイスのあと橋で追いつめられたチョンヒョンは川へと飛び込む。一部始終を知ったスアはショックを受け現場へ駆けつける。
漢江に飛び込んだチョンヒョンはそのまま行方不明になっていた。一週間後、検察庁のチョ捜査官のもとに遺体処理所から「チョンヒョンと見られる水死体を引き揚げ、火葬した」という知らせが届く。身元不明遺体を火葬した後、遺留品からチョンヒョンのものと見られる刑務所の一時外出許可証が出てきたのだった。


#04 逃走

2011年9月5日(月)放送

#04 逃走

母の訃報を聞いたチョンヒョンは激しいショックを受け、面会に来たスアに「自分が事件の犯人だ」と言ってスアを自分から引き離そうとするが、スアは信じない。
その後、母の葬儀のため1泊2日の帰宅を認められたチョンヒョンは、葬儀の場でもさらに自分が犯人だとスアを突き放す。そして葬儀後、刑務官を振りきり護送車から逃走する。チョンヒョンが向かった場所は裁判でウソの証言をし、自分を陥れたユランの自宅だった。
ユランの家に押しかけたチョンヒョンは「別荘への呼び出し電話をかけるよう指図したのは誰だ」と問いつめる。答えに窮したユランは「チョン運転手の指示だ」とウソをつく。そこにチョ捜査官らが踏み込んできてチョンヒョンは逃走する。チョンヒョンは次にチョン運転手のアパートへ向かうのだった。


#03 母の遺言

2011年9月2日(金)放送

#03 母の遺言

スアは父親が重体となってしまったうえチョンヒョンの逮捕でショックを受けるが、ソ専務に懇願して有能な弁護士をチョンヒョンにつけてもらう。しかしその弁護士にヒョンテが接触し…。
裁判が始まり、チョンヒョンは無実を訴えるがユランやチョ運転手はチョンヒョンに不利な証言をする。そのうえ事件で死んだ管理人のことでチョンヒョンが思い違いの証言をしてしまったため、一気に形勢は不利に。しかも現場から出たシンナーの容器からもチョンヒョンの指紋がついており、ついに彼はえん罪で無期懲役を言い渡される。
無期懲役で服役することになったチョンヒョンはえん罪に無念の思いを募らせ、面会に来た母に「1日でいいから刑務所を出られたら無実を証明できるのに」とこぼす。
会社では、会長不在の期間が長引き株主たちが騒ぎ始める。会社の先行きのためにも、チョンヒョンの潔白を証明するためにも早く父親に目を覚ましてほしいと願うスアだが、その思いは届かない。
一方チョンヒョンの母親ミョンスクは、スアにチョンヒョンと揃いの指輪を渡し、身辺整理を始める。そしてチョンヒョンを刑務所の外に出すために自ら命を絶つのだった。


#02 濡れ衣

2011年9月1日(木)放送

#02 濡れ衣

2人は結ばれぬ関係だと思ったチョンヒョンはスアと別れようとするが、スアは2人が愛し合うきっかけとなった山小屋に彼を連れて行き、泣きながら令嬢であるつらさ、彼への愛を打ち明ける。チョンヒョンはスアの気持ちを改めて知り、2人で障害を乗り越えることを誓い合う。
スアの父のオ会長は、娘の結婚相手にヒョンテ(シン理事)をと思っている。彼は仕事ができ、愛社精神旺盛な社員だが、実は裏の顔を持っていた。それに気づいたソ専務は、密かに探偵を雇い、彼の正体をオ会長に報告する。報告を受けた会長は、別荘にヒョンテを呼び出す。
同日、残業中のチョンヒョンの携帯に会長秘書のユランから連絡が入り、オ会長の別荘に行くよう指示される。
夜、別荘に着いたチョンヒョン。人気のない真っ暗な別荘内に入ると、血だらけの管理人と苦しんでいるオ会長がいた。チョンヒョンは会長を担いで外に出ようとするが、窓から火が投げこまれ、辺り一面火の海となる。
火災現場からオ会長を背負ってチョンヒョンは何とか脱出するが、オ会長は頭を殴られたためにくも膜下出血を起こし瀕死の状態が続く。一方のチョンヒョンは軽傷で助かったものの、現場から多数指紋が検出され逮捕されてしまい、オ検事の執拗な取り調べを受ける。チョ捜査官はほかに犯人がいるのではないかと疑うが、検事は聞き入れない。


#01 すべての始まり

2011年8月31日(水)放送

#01 すべての始まり

物語はチョンヒョンの逃亡シーンから始まる。彼は警察に追い詰められ、橋から飛び降りてしまう。
その1年前、チョンヒョンは友人とともにエスアール電子に入社する。会社が主催した登山合宿で同じグループのスアが足首を痛め、吹雪の中、山小屋で一夜を共にする。このことで2人に愛が芽生え、2人は付き合うことになる。
2人ともお互いに結婚を意識しており、チョンヒョンの母も賛成しているが、スアはチョンヒョンが自分の父親に会うことを拒んでいた。彼女はチョンヒョンに父親がエスアール電子の会長であることを隠していたため、彼を会わせることができないでいた。しかしチョンヒョンから執拗に迫られ、「今度の父の誕生日に招待する」と告げる。喜ぶチョンヒョンだが、会場に行ってみるとそこにいたのはエスアール電子の会長だった。


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