※放送は終了しました。
2018年3月26日(月)OA 名古屋大学大学院 宇佐美茂佳さん
2018年3月26日(月)OA
#25
次世代半導体“ガリウムナイトライド”がすごい!
名古屋大学大学院 宇佐美茂佳さん
名古屋大学大学院の宇佐美茂佳さんは青色LEDの研究でノーベル物理学賞を受賞した天野浩先生の元で学んでいる。
その研究対象は“ガリウムナイトライド”という物質だ。この物質を“パワーデバイス”として応用しようというのだ。
パワーデバイスとは電気製品などに組み込まれる交流電流を直流に変換する半導体のこと。ガリウムナイトライドは、電力の変換効率が優れているため、パワーデバイスとして利用できれば大きな省エネ効果が期待できるという。
しかし実用化に向け、課題は山積みだというのだが…。
ガリウムナイトライドの可能性を信じて研究に突き進む宇佐美さんの夢に迫ります。
2018年3月19日(月)OA 名古屋大学大学院 杉山俊一郎さん
2018年3月12日(月)OA 愛知工科大学工学部 広中孝英さん
2018年3月12日(月)OA
#23
脳血管に入り込む!?“遠隔操作手術ロボット”
愛知工科大学工学部 広中孝英さん
愛知工科大学でロボット工学を学ぶ広中孝英さん。
脳血管内治療用の遠隔操作ロボットの開発を行っている。
日本人の死因で上位にくる、くも膜下出血などの脳血管疾患。治療には脳の血管にカテーテルと呼ばれる細い管を入れる方法がある。
しかし医師はX線を浴びながら作業するため、被ばく量が多くなるリスクを伴う。
そこで広中さんはカテーテルを遠隔操作で移動させるロボットの実現を目指し、研究を続けている。
“医師と患者の負担をロボットで軽減したい”と目標を語る広中さんの姿に迫ります。
2018年3月5日(月)OA 名古屋工業大学大学院 中西朋也さん
2018年2月26日(月)OA 名古屋工業大学大学院 伊藤峻さん
2018年2月26日(月)OA
#21
“走るドローン”は壁も天井も関係なし!?
名古屋工業大学大学院 伊藤峻さん
名古屋工業大学大学院で学ぶ伊藤峻さん。研究しているのは“ドローン”だ。
ただし、よく見かけるドローンとは形状が違うらしい…。
羽は8つ、そして車輪がついているのが大きな特徴だ。
そのため、壁に沿った飛行や、天井に沿った飛行、また地上を走ることもできる。
伊藤さんが研究するこのドローンで安全に検査をすることができるようになった“ある場所”があるというのだが、その場所とは…?
モーター類を除き、パーツは設計から制作まで、すべて自分の手で行うこだわりよう。ドローンのスペシャリストを目指す伊藤さんが描く未来に迫ります。
2018年2月19日(月)OA 愛知工業大学工学部 三木一慶さん
2018年2月19日(月)OA
#20
とにかく高く!“小型ロケット”を究める宇宙男子
愛知工業大学工学部 三木一慶さん
愛知工業大学工学部で学ぶ三木一慶さん。研究するのが“小型ロケット”だ。
いかに高く打ち上げられるか…。軽量化のため機体には紙を使い、空気抵抗を抑えた形を追求。火薬エンジンを積み、その高度は300メートルに達することも。
機体の微妙な重量バランス、発射台との摩擦低減など、研究課題は多岐に渡る。
ロケットに憧れを持ったのは高校時代、あるイベントに参加したのがきっかけだったというのだが…。
より低コストでより安全なロケットを作り、宇宙をもっと幅広く使えるようにしたい。
大きな夢を語る三木さんの姿に迫ります。
2018年2月5日(月)OA 名古屋工業大学大学院 梅村将成さん
2018年2月5日(月)OA
#19
“次世代の太陽電池”が暮らしを変える!?
名古屋工業大学大学院 梅村将成さん
名古屋工業大学大学院で学ぶ梅村将成さん。
“薄くて透明な”太陽電池の研究・開発を行っている。
金属の元素などが溶け込んだ特殊な液体に光を当てると、薄い膜が出来上がる。この膜自体が光エネルギーを電気に変える性質を持っているため、非常に安く、早く、簡単に電気を作りだすことに繋がるのだという。
この技術が確立できれば、自動運転自動車やスマートフォンディスプレイ、人工衛星などの発電に利用することができる。
こうした梅村さんの研究活動の原点とは、いったいどんなことだったのだろうか…。
資源を無駄なく有効活用し、エネルギーを生み出し続けたいと夢を語る梅村さんの姿を追います。
2018年1月29日(月)OA 三重大学大学院 勝村一優さん
2018年1月29日(月)OA
#18
介護現場の大問題が“新型義足”を生む!?
三重大学大学院 勝村一優さん
三重大学大学院で機械工学を学ぶ勝村一優さん。
より安全な新型義足を生み出そうと研究に励んでいる。
義足の中には、つま先から着地すると膝がカクっと曲がってしまうものがある。
慣れないうちは、転倒するリスクが大きく危険だという。ゆっくり折れ曲がるタイプを製作しようとすると、複雑な構造を採用したり、高価な素材を使うことでコストが膨らんでしまう。そこで勝村さんは安全性を保ちつつ、シンプルで軽くて安価な義足を作り、普及させたいという理想を持っている。
そんな勝村さんの研究の原点には介護に対する、ある問題意識があった。
その問題とはいったい…?
介護される人も、介護する人も幸せにする道を探りたい。夢を語る勝村さんの姿を追います。
2018年1月25日(木)OA 愛知工業大学大学院 大井円香さん
2018年1月22日(月)OA 名城大学大学院 山本拓弥さん
2018年1月15日(月)OA 愛知工科大学 工学部 秋山実穂さん
2018年1月15日(月)OA
#15
“惑星探査ローバー”に込めた宇宙への憧れ
愛知工科大学 工学部 秋山実穂さん
愛知工科大学でロボット工学を学ぶ秋山実穂さん。
宇宙開発で惑星の表面を観測するために使われる車両“惑星探査ローバー”の研究を行っている。
2つの車輪で疾走する奇妙な形の車は砂漠が広がる火星の探査を想定して作成された。
地表に降り立つ際の衝撃に耐える構造のほか、目的地まで自走できる高度な制御プログラムなど、特別な工夫が盛り込まれている。
秋山さんが参加する開発チームは、惑星探査ローバーの性能を競う国際大会にも出場、見事入賞を果たした。
秋山さんがその先に見る夢とは…。
幼い頃から宇宙に魅了され続ける秋山さんの姿に迫ります。
2018年1月8日(月)OA 名古屋大学大学院 高橋丈士さん
2017年12月25日(月)OA 岐阜大学大学院 久野あい理さん
2017年12月18日(月)OA 名古屋大学大学院 建部好輝さん
2017年12月18日(月)OA
#12
歩行者だけを検知する“未来のレーダー”
名古屋大学大学院 建部好輝さん
名古屋大学大学院で学ぶ建部好輝さん。
歩行者を検知するレーダーの研究をしている。
自動車の上部に取り付けたレーザーレーダーからは、くまなくレーザーが飛ばされ、周りの物体の種類や、その物体までの距離など、様々なデータを収集することができる。そのデータから物体の規則性を探しだし、歩行者だけを判別できるような装置に仕上げようとしている。
建部さんはこの装置を広く普及させたいと願っているが、そのためにはある課題が残されていた。その課題とは…。
生活に直結した研究で、より安全で快適な社会づくりに貢献したい。
研究にかける建部さんの想いを描きます。
2017年12月11日(月)OA 愛知工科大学 工学部 杉村健太さん
2017年12月11日(月)OA
#11
出会い頭の衝突を防止する“新システム”とは!?
愛知工科大学 工学部 杉村健太さん
愛知工科大学で学ぶ杉村健太さん。
信号のない交差点で出会い頭の衝突を防止するため、安全支援システムを研究している。
カーブミラーが置かれていても、どうしても見通しが悪いことがある。杉村さんは交差点への車の進入をドライバーがしっかりと検知できるシステムを作るべきだと考えている。
研究中のシステムは、交差点に一定間隔で無線機を設置し、車が進入してくると、置かれた無線機からリレー形式で信号が送られ、ドライバーに知らせるというもの。
様々な環境下での実験でデータの収集・分析を行う毎日。
開発に向けて課題も残るというが、それは一体どんなことなのだろうか…。
暮らしを豊かにするシステム開発に携わりたいと研究に挑む杉村さんの夢に迫ります。
2017年12月4日(月)OA 三重大学大学院 伊丹 琢さん
2017年12月4日(月)OA
#10
“歩行を取り戻す”ための支援装具
三重大学大学院 伊丹 琢さん
三重大学大学院で学ぶ伊丹琢さん。
歩行が不自由な人のための新型歩行支援装具の研究をしている。
加齢などに伴う歩行障害。これは、“回旋運動”と呼ばれるひざ下の身体機能の低下が大きく関係している。回旋運動を誘導することで、人間本来の動きや歩行を支援することができるのだという。
日々、装具の研究に余念がない伊丹さん。その研究に大きな影響を与えたのは、ある人たちの姿だったという。いったいどのような影響を受けたのだろうか。
現在はまだ試作段階だが、いつか歩行に障害を持つすべての人へ実際に使えるものを届けたいと夢を語る伊丹さんの姿を追います。
2017年11月27日(月)OA 名城大学理工学部 渡辺久馬さん
2017年11月27日(月)OA
#9
VRで“もちつき”再現!?
名城大学理工学部 渡辺久馬さん
名城大学理工学部で学ぶ渡辺久馬さん。
お正月の風物詩「餅つき」。この伝統行事をバーチャルリアリティーの装置で再現しようとしている。
ゴーグルを装着すると、体の動きと連動した映像が映し出され、本当に餅をついているような臨場感を得ることができる。
こだわったのは、杵でついた際の「餅」特有の粘りと弾力。その感触を再現するために渡辺さんが工夫をこらしたこととは!?
近年、様々な理由で餅つき大会が中止になることがあるという。
この装置を使って日本の伝統を伝えていきたい- 渡辺さんの夢に迫ります。
2017年11月20日(月)OA 岐阜大学工学部 高田清志郎さん
2017年11月20日(月)OA
#8
太陽電池“劣化と回復”のメカニズムに挑む
岐阜大学工学部 高田清志郎さん
岐阜大学工学部で学ぶ高田清志郎さん。
工業用の太陽電池の劣化を早期に発見し、回復させるという研究を行っている。
クリーンエネルギーとして大きな期待を集める太陽光発電。
しかし最近、パネルが妙に早く劣化してしまうという報告が相次いでいる。
メカニズムはまだ解明されていないが、一部では、高電圧で運用するとパネル内部に
ナトリウムが発生し発電を妨げると言われている。
高田さんは、パネル劣化と回復のメカニズムの解明を目指し、日々、実験を繰り返している。果たして解明の糸口となることとは!?
エネルギー自給率が低い日本。
自然エネルギーの利用拡大につなげたいと、研究に打ち込む高田さんの姿を追います。
2017年11月13日(月)OA 三重大学大学院 家喜湧大さん
2017年11月6日(月)OA 岐阜大学大学院 神谷美帆さん
2017年11月6日(月)OA
#6
“潤滑剤”を究める手芸女子!?
岐阜大学大学院 神谷美帆さん
岐阜大学大学院で学ぶ神谷美帆さん。
加熱した金属を成形する際に使用する「潤滑剤」の研究を行っている。
高温の金属を成形するためには金型との摩擦を減らしたり、金型自体の寿命も伸ばすために、潤滑剤を金型にコーティングすることが必要となる。潤滑剤は“モノづくり”には絶対に欠かせないものだ。
製造現場では黒鉛を含んだ潤滑剤が多く使われているが、環境保護の観点から最近では、「白色系」と呼ばれる非黒鉛系の潤滑剤に転換しつつある。ただ「白色系」は熱に弱いこともあり、普及へは課題が山積している。
解決のヒントを探すため、神谷さんは実験漬けの毎日。単調になりがちな作業の連続だが、新しい発見があるとわくわくするという。この道に進むきっかけになったという幼いころからのある趣味とは…
工場の作業環境を改善するような研究を続けていきたい-
夢を追う神谷さんの姿に迫ります。
2017年10月30日(月)OA 名城大学大学院 河合秀樹さん
2017年10月30日(月)OA
#5
”触るVR”でネットショッピング新時代!?
名城大学大学院 河合秀樹さん
名城大学理工学研究科で学ぶ大学院生の河合秀樹さん。
バーチャルリアリティーの技術を用いて布の質感を再現する研究を行っている。
インターネットで洋服を買った際、生地の触り心地がイメージと違ったということはよくあることだ。河合さんはバーチャルリアリティーの技術を使ってこの問題を解決しようと考えた。
河合さんは1枚の布にまんべんなく毛を植え込み、その布を使って様々な生地の質感を再現しようとしているのだが、一体、この布をどう使えば質感の違いを感じることができるようになるのだろうか?その仕組みとは?
社会をより豊かにする研究をしたいと語る河合さんの姿に迫ります。
2017年10月23日(月)OA 名古屋大学大学院 大橋航一郎さん
2017年10月23日(月)OA
#4
“特殊スーツ”で超高齢社会に挑む!
名古屋大学大学院 大橋航一郎さん
工学研究科で学ぶ大橋航一郎さん。
高齢者の転倒を防止する、“特殊スーツ”の研究・開発を行っている。
人は高齢になる程、足のつま先を持ち上げる力が弱っていく。転倒しやすくなり、命に関わるケガにつながる場合も多い。
大橋さんが開発した“特殊スーツ”を着ると…つま先が勝手に持ち上がった。
モーターなどの機械類は一切使っていない。一体その仕組みとは?
また、あえてアナログな仕組みを採用した大橋さんの意図とは?
自身の研究が超高齢社会を支える一助となるよう研究を進める大橋さんの姿に迫ります。
2017年10月16日(月)OA 名古屋大学大学院 前田高志さん
2017年10月16日(月)OA
※2017年10月16日(月)は夜10時48分より放送します
#3
未来の“ヘッドライト”で事故ゼロへ!
名古屋大学大学院 前田高志さん
情報学研究科で学ぶ前田高志さん。
車のヘッドライト制御によって、歩行者の発見率を上げる研究をしている。
夜間の運転では、ドライバーは歩行者を見落としがちになる。しかしヘッドライトを点滅させながら歩行者に照射することで、より見つけやすくなるという。
前田さんは日々実験と検証を繰り返しながら、
最適な点滅速度、より正確に歩行者にヘッドライトを当てる仕組みを追い求めている。
ヘッドライトの制御で事故ゼロを目指す前田さんの姿を追います。
2017年10月9日(月・祝)OA 名城大学理工学部 十塚圭佑さん
2017年10月9日(月・祝)OA
※2017年10月9日(月・祝)は夜10時48分より放送します
#2
目指せ!何でもつかむ“夢のグリッパー”
名城大学理工学部 十塚圭佑さん
メカトロニクス工学科で学ぶ十塚圭佑さん。
産業用ロボットの先端につける、グリッパーを研究している。
従来のグリッパーは、物体を両側から挟んで持ち上げる仕組みが多いが、物体の形や材質によっては、掴めないことも多い。そこで十塚さんが目をつけたのが、吸着パッド。掃除機のように吸い上げて固定しようというのだが、果たしてその効果は?
鮮魚からガレキまで、、、
何でもつかむ“夢のグリッパー”の開発を目指す十塚さんの姿を追います。
2017年10月2日(月)OA 名古屋大学大学院 赤理光さん
※番組の放送時間、放送内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。詳しくは テレビ愛知番組表 へ。