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経済特集 自動車王国・愛知の挑戦

16.09.09

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プラグインハイブリッドや
人工知能など、
様々な自動車関連の
技術開発が進む中、
自動車王国、愛知では
自動運転の実用化にむけた
官民あげての取り組みが進んでいます。

トヨタが8月公開した
新型プリウスPHV。
外部電源から充電可能な、
プラグインハイブリッド機能が特徴だ。
フロントデザインも一新。
初代に比べ電気モーターだけで走る距離が
2倍以上、最高速度も135キロと、
走りにもこだわった。さらに...

新しいモデルは、
量産車として世界で初めて、
ソーダーパネルの搭載が可能。
限りなく、電気自動車に近づいた印象が強い。

「次世代環境車というものを
 考えていかないといけない」
(トヨタ自動車 豊島 浩二チーフエンジニア)

自動車メーカー各社が
対応に追われる理由は、
アメリカ・カリフォルニア州が
打ち出した、エコカー基準の変更だ。
現在、ハイブリッドカーと呼ばれる
多くのクルマは、2年後、
エコカーではなくなってしまうという...

「今までのハイブリッドカーは
電気で走っている部分もありますが
それはやはりガソリンから作った電気。
電気で走っていくということを考えると
PHV、これがエコカーの次なる柱になる」
(トヨタ自動車 豊島 浩二チーフエンジニア)

一方、トヨタグループ最大の
部品メーカー、デンソーは...

デンソーは、
ドライバーとの会話によって
駐車したり、歩行者の進行方向や
車との距離を認識できる、
人工知能の研究に取り組む。

目指すは自動運転の実用化。
自動運転のレベルは
大きく4つに分類されるが、
2020年をめどに、レベル3の
条件付自動運転を目標としている。

「非常に短い範囲(時間)で
急激な技術開発をやっています
ここ5年くらいで認知の技術
判断の技術が急に上がってきているので
この傾向はまだ当分続くと思っています」
(デンソー 加藤 良文 常務役員)

アメリカのフォードや、
ドイツのBMWなど海外メーカーは、
2021年までに、レベル4の完全自動運転を
実用化する計画を相次いで発表。
また、グーグルなどIT企業の参入も進んでいる。

「自動運転は取り組む技術レベルが
非常に広くございますので
自動車メーカーさんから
積極的に提案をして
くださいと言われている。
少しでもシステム知見、車の知見を増やして
提案していく必要がある」
(デンソー 加藤 良文 常務役員)

そんな中、愛知県は今年度、
県内15ヶ所の公道を提供し、
自動運転車を走らせる実証実験を
全国で初めて行っている。

この実験で作成した高精度の
3Dマップや、調査結果を公開し、
県内での自動運転の技術開発を
後押しする方針だ。

「2020年という目標はあるものですから、
それに向けて実証実験を少しでも積み重ねて
世界一の自動車王国、自動車の集積の愛知が
自動走行のこういった技術も
日本、世界をリードしていく」
(愛知県 大村 秀章知事)

急激な技術革新の波が
押し寄せる自動車業界。
自動車王国・愛知の、
官民をあげての挑戦が続く。


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