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経済特集 商戦活発化 ノー残業デーを狙え

16.12.16

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「ノー残業デー」を導入する
企業が増えています。
早く仕事が終わった会社員を
取り込もうという商戦が今、
活発になっています。

働き方改革の推進に伴って、
導入する企業が増えている
「ノー残業デー」。

愛知県が定時退社を呼びかける
推進運動には今のところ、
約4,100事業所が参加している。

テレビ愛知が、
このうちの50社に
ノー残業デーの導入状況について
調査したところ、
週に一日実施していると
答えた企業が31社と最も多く、
曜日を複数回答で聞いたところ、
水曜日が40社と一番多かった。

週の真ん中で区切りとなり、
ワーク・ライフ・バランスが
整いやすいということが背景にあるようだ。

そんな水曜日に目をつけ、
名古屋パルコが始めたのは、
"水曜の夜・限定"サービス。

女性に限り、
夕方以降の割引サービスなどを
約40店舗で実施している。

一定額以上の購入での
美容グッズのプレゼントもあり、
若い女性客から好評だという。

「今日は仕事帰りです。
安くなれば、また行こうかなと思います。」

もともと館内の映画館で、
水曜日は「女性割引デー」を実施中。

そこに目をつけ、
サービスを一部の店舗へ
拡大したかたちだ。

「ノー残業デーが定着してきたことによって、
水曜日の夕方5時以降のお客様が
増えているなと実感しております。
水曜日の就業後のお買い物時間を
より楽しくしていただけたらいいな
と思っております。」
(パルコ営業課 林有佳里さん)

8月から始めたこのサービス。
最初の2カ月間は
認知度も低く成果はでなかったが、
10月には売り上げが
前年比で2%アップするなど、
少しずつ効果が出始めている。

空いた時間を「自分磨き」のために
使う人も増えている。

それがこの語学スクールだ。

繁華街の栄にあるこのスクールでは、
水曜日の受講生が全体の23%と
一週間の中で最も多い。

こうした需要を取りこぼさないよう、
講師の数をほかの曜日より増やしたという。

さらにマンツーマンレッスンの
講座枠の増設も検討中だ。

「水曜日に通って頂いている方が
4年前に比較すると2割程度増えております。」
「語学を通してスキルアップしたいという方が
非常に増えておりますので、
そういったご要望ふまえて展開しております。」
(ECC外語学院 栄ガスビル校 松澤貴哉さん)

こうした「水曜日商戦」は、
低迷する消費を押し上げるきっかけになるのか。

専門家は、地方でのサービス展開が必要だという。

「郊外に勤務する人は
車でアクセスしやすいショッピングモール、
その中で、サービスが受けられるものが揃ってくると、
職場から自宅に直帰せず、
ショッピングモールに立ち寄って
自分磨きに費やしたりとか、
そういうような消費スタイルも
出てくるんじゃないかと思います。」
(三菱UFJリサーチ&コンサルティング 杉本宗之主任)

熱い視線が注がれる"水曜日商戦"。

流通大手の参戦などが
消費活性化のカギとなりそうだ。

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