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インタビュー第3弾 伊藤綺夏スペシャルトーク

今回のキャストインタビューは、大河飛鳥役の伊藤綺夏ちゃんの登場です。

シリーズ中盤から登場した飛鳥ですが、撮影現場ではすっかりマスコット的な存在になっている綺夏ちゃんに、撮影中のアレコレを聞いちゃいましたよ。

── 弘道お兄さんと親子役で共演という話を初めて聞いたときの感想をお聞かせください

【伊藤】飛鳥役はオーディションだったんですけど、その時から佐藤さんがお父さん役だということは聞いていました。なので、もし(飛鳥役に)決まったら「また一緒にお仕事できて、嬉しいな」と思ってました。実際に撮影に入った時に、佐藤さんから「また一緒だね」と声をかけて頂けて、私のことをちゃんと覚えていてくれたのも嬉しかったです。

── 中盤からの参加だったわけですが、現場の雰囲気とかはどうでしたか?

【伊藤】みなさんとても優しくて、楽しいです。特にツバサさんは「レスキューファイアーに妹ができたみたいだね」って言って下さったりもしました。

── 8月の合同取材で「弟が『レスキューファイアー』をいつも見ているので、お姉ちゃんが出てきたらビックリするのかな?って思ってます」と答えられていましたが、放映されての反応はどうでしたか?

【伊藤】私には弟が二人いるんですけど、下の弟は幼稚園なんです。それで私が出ている回を見て「あ、綺夏だー!」って言ってました。メガネをかけているのに、よく私だって分かるなぁ~ってちょっと感心もしたりしました。上の弟はもう小学生なので普通にお話を楽しんでます。だから私が出ても、それほどビックリしてませんね(笑)。でも二人とも喜んでくれました。

── 演じているときに気をつけられていることをお願いします

【伊藤】最初に監督さんから、発掘とかをしている時はすごくクールなんだけど、普段は明るくワイワイしている感じの落差を出したいといわれたんです。明るくワイワイしている方は、いつもの自分と同じなんですけど、私はクールな感じではないので、そこは気をつけています。特に飛鳥はパソコンとかをすごく使うじゃないですか。パソコンは学校の授業とかであったりはするんですけど、私は飛鳥みたいには使えないので──。でもちゃんと使えている風に、キーボードをカチャカチャって、よく分からないけど早く叩いてみたりとか(笑)。

── すると、そうした知的でクールな部分に憧れる感じですか?

【伊藤】そうですね。パソコンができるところも憧れますし、それと古代の石版なんかもお父さんよりも解読しちゃうじゃないですか(笑)。ああいうところはすごいなぁ~って思います。

── 他の番組と違って本編ではメガネをかけていますね。シナリオでは飛鳥は特にメガネの女の子というワケではないんですが、何か理由があるのですか?

【伊藤】特別な理由はなくて、最初に撮影に入った日に現場にメガネが何本かあって、「メガネをかけて演技して下さい」って言われたんです。きっと監督さんが「知的でクール」ということで用意して下さったんだと思います。それで、いくつかかけてみて撮影で使っているフレームのものを選びました。

── メガネをかけた自分の印象というのはどうですか?

【伊藤】私は、普段メガネをかけることもあるんですけど、学校の友達とかからは「メガネをしている方が大人っぽい」って言われます。自分では特にそうとは思っていないんですけど。普段もかけていることがあるので、自分はそんなに違っている感じはありません。

── 飛鳥ちゃんは指を立てるポーズがお約束的ですね

【伊藤】これも監督さんから、「飛鳥がセリフを言う時に、なにか決めポーズみたいなのがあるといい」ということで、指を立てるポーズをとることになったのが最初です。それがそのまま定着して、何か決めセリフっぽいことを言う時には、このポーズをする感じになりました。新しいエンディングで体操する時も、みなさんそれぞれの決めポーズが振付に入ってるんですけど、飛鳥はそういうのがないので、それで自分で指を立てるポーズを入れてみました(笑)。

── その新EDで、苦労したことや印象に残っていることなどお聞かせください

【伊藤】練習の時に、佐藤さんがお手本ということでみんなの前で踊ってみせていたんですね。それで覚えた人は練習から抜けてゆくみたいな感じで、全員が覚えるまで佐藤さんはずっと踊っていたんですけど、手を繋いで(パートナーの子供と)二人で踊る感じになってるじゃないですか。私は佐藤さんのパートナーなので、私もずっと踊っていなきゃいけなくて。練習が終わったら、ちょっと疲れちゃいました(笑)。でも、あの体操はダンスになっていて楽しかったです。

── 撮影時で印象に残っていることなどがあれば、お聞かせください

【伊藤】ジャカエンの本拠に行く話(26話)なんですけど、あの地下の場所は本当に洞窟での撮影だったんです。撮影は夏だったんですけど、中はすごく寒くて、コートとか羽織って出番を待ってました。しかも風がブワッって当たるシーンまであって、更に冷たくされちゃって(笑)。最後の頃はブルブル凍えちゃってました。

── 飛鳥が頑張る31話での沼のロケはいかがでしたか?

【伊藤】沼のロケも大変だったです。あの日も天気が悪かったので寒くて(笑)。撮影のために沼まで行くのに森の中を歩かなきゃ行けなくて、でも天気が悪いので道はドロドロで……。途中で転んじゃう人とかもいて大変でした。あと、飛鳥が水の中に入るシーンがあったので、それもとっても寒かったです。水には靴ごと入ったんですけど、靴の中が水浸しになっちゃって、撮影が終わった時には足の感覚がなくなっちゃいました(笑)。

── それは本当に大変でしたね

【伊藤】はい。飛鳥は湖とか沼に行くことが多いんですけど、撮影の時は天気が悪いことが多かったです(苦笑)。でもロケ自体は楽しかったです。

── 「レスキューファイアー」ですごいなと感じることやカッコイイと思うことなどを聞かせて下さい

【伊藤】カッコイイって思うのは、やっぱり「着装!」ってタツヤさん達がポーズを取るところですね。生で実際に見ていてそう思います。すごいって思うのは、合成です。(31話で)飛鳥の回りをキラキラと光の珠が回ったりするじゃないですか。撮影の時は、銀色のボールを三脚にくっつけたのを珠の代わりに使っていたりするんですけど、撮影していて「これ、どんな風になるんだろう?」って不思議に思ってたんです。それでオンエアを見てみてもうビックリ! 炎に取り囲まれるシーンも、撮影の時は危ないからって、火は私から随分離れた場所で燃えていて「どんな風に撮れるんだろう?」って。でも実際に見てみると本当に自分の目の前で燃えているようになっていて、それも驚きました。「私、こんなに火の近くにいなかったよ!」って(笑)。

── そういう特撮作品の“舞台裏”を知ってしまって、ガッカリしたりはしませんでしたか?(笑)

【伊藤】全然しません(笑)。そういうのを見てすごいなって思って、もっと知りたいって目を輝かせて撮影を見てます。

── 後半の見どころなども含めつつ、ファンに向けてのメッセージをお願いします

【伊藤】青き珠の秘密を解き明かしてゆく新展開になって、飛鳥はその謎解きで活躍していきます。毎回ではないんですけど、最後まで出番がありますので、これからも応援して下さい。

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