テレビ愛知

FEAUTURE特 集

小さな驚きカンパニー

〇〇できるロープとは?

17.09.07

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業務用ロープで
国内トップシェアを誇る
会社が豊川市にあります。

他では思いつかないような
ロープの斬新な使い道を
次々と考案し注目されているんです。

ロープの使い道は、結んだり、
ひっぱたりするだけではない。

だれも考えたこともないような
使い道を考え続ける会社があった。

その会社とは、豊川市にあるティビーアール。

会社のショールームに入ってみると...

「お~!あら!いろんな種類の
ロープがたくさんありますね」
(岡田愛マリーアナウンサー)

「そうですね!」
(TBR 福井宏海社長)

ショールームにあるのはたくさんのロープ!
犬のリードや縄跳びなど1万種類。
ただ、その中でも...?

「本当にたくさんのロープがあるんですね」
(岡田愛マリーアナウンサー)

「こんなのもあるんですけど」
(TBR 福井宏海社長)

社長の福井宏海さんが
取りだしたのは黒色のロープ。
ところどころ透明のリングが飛び出している。

ここで問題。
このロープの使い道は?

1.カーテン2.ハンガーラック 3.ホタテの養殖。

果たしてどれ?

「軽いので、もち運びにも便利だと
思うのでアウトドアのハンガーラック!
ここにハンガーをひっかける」
(岡田愛マリーアナウンサー)

「ハズレです。これはですねホタテ貝を
養殖するロープなんですよ。」
(TBR 福井宏海社長)

「これで!?」
(岡田愛マリーアナウンサー)

「そうなんです」
(TBR 福井宏海社長)

「これでホタテを?」
(岡田愛マリーアナウンサー)

正解は3番。

ロープのリングは、糸に通したホタテガイを
ひっかけるのに使う。

たくさんのホタテガイを簡単にぶら下げて
育てることができ、生産性があがったという。

「漁師の奥さんたちに 感謝されてます」
(TBR 福井宏海社長)

それだけではない。

福井社長が今、開発に力を入れているのは
「農家が喜ぶロープ」だ。

案内されたのは会社近くにある農家のハウス。

中ではバジルを水耕栽培している。

一体どこにロープが使われているのか?

「うちのロープが このタンクの中に入ってます。」
(TBR 福井宏海社長)

「ほぉ」
(岡田愛マリーアナウンサー)

「この中で 植物たちが出す老廃物や
有機物を分解除去しています。」
(TBR 福井宏海社長)

このぶら下がっているのがそのロープ。

取り出してみると、ふわふわした毛のような
繊維でおおわれている。

「非常に広い面積を持っていまして、これに
バクテリアが付着して、そのバクテリアに
よって水の中の有機物を食べてもらう。」
(TBR 福井宏海社長)

「へぇ~」 (岡田愛マリーアナウンサー)

「それでキレイになっています」
(TBR 福井宏海社長)

この毛の部分にバクテリアが住み着いて
有機物を分解し、水をきれいにするのだという。

一般的な水耕栽培は肥料を混ぜた水をためて、
植物を育てているのだが、水が腐りやすいので
定期的に交換する必要がある。

しかし、このロープで水を浄化してリサイクル
することで、交換の手間とコストを省くことができる。

「同じ水で 何年も連続して栽培ができます。
効率も良いし 計算通り栽培しやすい。」
(鈴木農園 鈴木章仁さん)

このロープの使い道は農業用水の
リサイクルだけではない。

川の水をきれいにするのにも使われている。
今では国内外の360か所の河川で、
水質の浄化に使われているという。

福井社長は今、新たなロープの使い道を考案中だ。

「環境と食糧、それから次は資源とエネルギー」
(TBR 福井宏海社長)

福井社長は、今後も自社の
ロープに様々な機能をもたせ、
幅広い業界に販路を
広げていきたいと話しています。