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マグロの初競り 1本100万円越えの高値 でも・・・

18.01.05

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新年の風物詩、
『マグロの初競り』が
1月5日、名古屋でも開かれました。

1本100万円を超える高値が付き、
幸先の良いスタートになったものの、
水産業界にとって、
心配事は尽きないようです。

午前4時過ぎに始まった
マグロの初競り。

2018年は"ブランドマグロ"として
知られる青森県大間産の
本マグロも2年ぶりに登場しました。

最高値は100万8700円と
大間産のなかった前年の
4倍以上となりましたが、
競りに出された国産マグロの数は
前年より減ったといいます。

「年末からの低気圧の影響で
 あまり漁は良くなかった。
 国産が少なくなった分
 輸入ものがカバーしているが、
 全国的、世界的に(水揚げ量は)
 かなり減ってきている。」
(名古屋鮮魚卸協同組合 西川賢治理事)

量が減っているのは、
マグロだけではありません。

2017年はサンマにアサリと
水産物の深刻な不漁が続きました。

「取れる時期もだいぶ
 変わってきたので心配。
 通常、春先に取れたカツオが
 時期がずれた秋口に九州から四国にかけて
 量的に今までないほど揚がった」
(水産物事情に詳しい 毛利文博 中部水産相談役)
 
2017年は、
日本の漁業に大きな影響を与える
「黒潮の大蛇行」が起こりました。

通常より、黒潮の流れが南に
大きく曲がったことで
カツオやカジキといった魚の生息域が変わり、
水揚げされる時期が変わったのです。

「どこであろうと量が取れてほしい
 それだけを願っています。」
(毛利文博 中部水産相談役)

2018年は、
どんな年になるのでしょうか?