ヤミゲドウ

やみげどう
 

 

イカヅチに背後霊のように憑りつき、強大な「力」を与えてきた怪物。世界を滅ぼすほどの力を持っていたが、古代に8人の角王によって地球に封印されていた。黙示録の第一騎士 グラトスによれば、ヤミゲドウもまた封印によって弱った力を取り戻すために、イカヅチ(淵神暴留斗)の存在を必要としてきたという。常に空腹と飢えを訴えている。アスモダイの分身(半分)を食らうことで「大魍魎ヤミゲドウ」へと進化。その力は「バディポリス結界」を発生装置ごと破壊するほどだったが、繭(まゆ)の段階を経て、ついに「闇荒御魂オオヤミゲドウ」として完全復活。イカヅチこと暴留斗を取り込み、時に彼の姿をとりながら、さらなる進化をとげようとしている。なおヤミゲドウの腹の中はそれ自体が異空間となっており、フューチャーフォースでもディザスターフォースでもない力が「カードの力を現実化」することができる。またヤミゲドウが作る巨大な繭(まゆ)から伸びる糸には、触れた物を石化する力があり、地球全体をもおびやかす危機となった。最終決戦後、もともとの本体である「ヤミゲドウ」は救出され、イカヅチこと淵神暴留斗のバディとして地球で暮らしている。

ヤミゲドウ