[ あいぼうがくえん ]
主人公・未門牙王が通う学校。初等部から大学までがそろっている。住所は超東驚・第7ブロック、学が丘。通学には駅前から続くエスカレーターが使われる。丘の上にある広いキャンパスには校舎、体育館、グラウンドのほかに「バディファイト専用ファイティングステージ」があり生徒同士の対戦や大会などが行われる。なお相棒学園では専門コースが設けられるなどバディファイト教育も盛んで、バディファイターの育成では日本でも屈指の超エリート校とされている。
[ かおす・こんとろーる・かんぱにー ]
略号CCC。ウィズダムをCEO(最高経営責任者)とするIT企業。その規模は大きく、本社は広大な敷地に巨大なビル群が建てられている。このCCCの商品の中でも特に、モンスター管理アプリは世界で爆発的に普及している人気ソフトウェアである。ウィズダムは牙王たちに、CCC設立の真の目的が「モンスターをすべてカオス化して支配すること」にあることを告げているが、これは幹部(カオススリー)以外の社員は知らないCCCの裏の顔である。
[ きゃっする ]
牙王の通学路・超商店街にあるホビーショップ。このほど新装オープンした。バディファイト専用のファイティングステージを持っており、希望者は借りてファイトすることができる。
[ ぎゃくてん ]
『逆天』の能力をもつモンスターが場にいる時、ファイト中に1度のみ使うことができる。違う種類の『逆天』持ちモンスターがいたとしても、ファイトで2度以上『逆天』を使うことはできない。その効果はモンスターによってそれぞれ違うが、いずれも強力なものである。
[ ぎゃくてんさつ ]
ぶんぶく師匠によれば、逆天殺とは、ウィズダム一族に伝わる邪道な力であり、『逆天』とは別な力だという。とはいえ、ファイト中に1度のみ使うことができる点は同じで、ブルータルの場合は「ターン中、場のカード全ての打撃力+2」するという凄まじいものである。
[ ぎゃくてんさつりぶーと ]
未門牙王との最終決戦で、ウィズダムが使用した奥の手ともいえる力。一つ目は“手札1枚を捨てることでドロップゾーンのモンスター3枚までをノーコストでコール”、そして二つ目は“ライフが3以下ならば、10にする”というもので、場とライフの状況を一挙に覆すことができる。
[ こあがじぇっと ]
コアデッキケースの真ん中(コア)を押し、ルミナイズすると出現するバディファイターの装備。未門牙王のベルトなどその形は様々だが、必ずコアデッキケースがはまるようになっておりファイト中はここからカードをドローする。
[ こあでっきけーす ]
モンスターと相棒を組みバディファイターとなった人間には、国から特別な力をもつ「コアデッキケース」が支給される。このコアデッキケースを持つことで、ルミナイズしてバディファイトができるようになる。
[ だいぎゃくてん ]
『逆天』を超える力として、轟天覇王竜バールバッツ・ドラグロイヤーが持つ能力。『大逆天』は『逆天』とは別に、ファイト中に1回のみ使える。つまり『逆天』を1度、『大逆天』を1度それぞれ使うことができる。
[ ばでぃちぇっかー ]
グリモの説明によれば、「バディモンスターのコンディションをチェックし、常に最高の状態に整える」機能をもつ最新アプリであり、グリモパーク開園にあたって無料で配布されていた。しかし不具合により、各地でモンスターの異常行動が続発。対応策としてウィズダムとカオスカンパニーによって、ワクチンアプリが開発・配布され、混乱はすでに収まっている。
[ ばでぃとばでぃふぁいたー ]
異世界に住んでいるモンスターの中には、人間に興味を持ち、地球にやってくる者がいる。こうしたモンスターと意気投合すれば相棒(バディ)となれる。こうしてモンスターと相棒になった者は「バディファイター」と呼ばれ、注目の的になる。なおファイターとモンスターは競技だけでなく日常生活も一緒に過ごすことが多い。
[ ばでぃふぁいと ]
地球世界で今、もっとも流行しているゲーム。[1]子供から大人まで誰でも気軽に遊ぶことができるカードゲームと[2]コアデッキケースと専用のファイティングステージを使用して魔法や攻撃を疑似体験しながら対戦する世界的な競技の2つがある。娯楽だけでなくバディファイトを通じてカードの能力や戦術、モンスター、異世界の研究も進められており、相棒学園にも科目としてバディファイト専門コースが設けられている。
[ ばでぃぽりす ]
正式名称は「バディカード管理庁バディカード対策室実働部『バディポリス』」。犯罪バディファイターを取り締まり治安を守るのが主な任務。龍炎寺タスク、帝都クウが所属。特にタスクは相棒学園中等部に通いながら活躍する少年バディポリスとして有名である。
[ ばでぃれあかーど ]
多くの場合、ファイターとモンスターとの出会いは「バディレア」というカードを引き当てることで始まる。また、こうして人間と相棒を組んだモンスターは地球に滞在する間、このバディレアカードを門として自分の異世界と行き来する。バディレアの見かけは他のカードと違わないが、モンスターが光の塊となってカードに出入りする。例えば授業中など、バディレアカードの中にいる間も、モンスターは周りで起こった事を見聞きしている。
[ ふういんのかーど ]
魔王竜バッツを神殿に封印していたカード。バッツのバディレアカードであり、バッツが暴れた際に牙王がこのカードをかざすとSD化させることができる。それでも言うことを聞かない場合は無理やりカードにしてデッキケースに閉じ込めることもできる。なお、バッツがバディ解散を宣言して神殿にこもった時には(バッツはもう表に出る意志が無かったため)この封印のカードは現れなかった。
[ みらーじゅかーど ]
ワールドバディマスターズの優勝者に与えられる「伝説のカード」。ワールドナンバー1が決定するまでは誰にも触れることができない存在だったが、未門牙王の優勝によって封印が解かれた。現在ウィズダムによって奪われ、(ファイトでは場に合計サイズ99までをコールして)全てのカオスモンスターが使えるという驚異のフラッグカード「the chaos」へと変化させられている。実はこのミラージュカードを作ったのは、ぶんぶく師匠であり、ウィズダムに対抗する力として第二のミラージュカードが牙王に贈られ、新たなフラッグ「竜牙雷帝」となっている。
[ るみないず ]
バディファイターがカードを使って対戦する時にはデッキケースを持ち、「ルミナイズ」を宣言する。ルミナイズすることでバディファイターはカードからモンスターを呼び出し、魔法を使い、アイテムを装備して対戦できるようになる。
[ わーるど ]
我々の地球がある宇宙の“外”に存在する世界のこと。それぞれにモンスターが住んでいる。すでに登場しているドラゴン、デンジャー、マジック、カタナ、エンシェント、ダンジョン、レジェンド、ダークネスドラゴン、ヒーロー、スタードラゴン、このほかにも数多くの異世界がある。地球にやってきたモンスターの中には、人間たちに交じって住み着く者もいる。
[ わーるどばでぃますたーず ]
各ワールドが選出したバディファイターによって競われる大会。会場は地球の超東驚バディサイトである。優勝者の未門牙王とバディモンスターの魔王竜バッツには名誉ある「(全)ワールドナンバー1」の称号が贈られ、伝説の「ミラージュカード」が与えられた。