百貨店 物産展で買い物客呼び止め
14.01.08



名古屋の百貨店で8日から、
全国各地の物産展が始まりました。
この時期に各百貨店が競うように
物産展を開くのには一体、
どんな訳があるのでしょうか?
京友禅姿のミスきものがお出迎えするのは
名古屋三越の看板イベント「大京都展」。
会場には、世界文化遺産に登録された
「和食」の代表格、京料理の弁当や、
和菓子にスイーツなどが並んでいます。
こちらは、賞味期限当日限りという
「出町ふたば」の「名代豆餅」。
期間中、毎日、京都の本店から
直接仕入れる「お取り寄せ便」で
買い物客にアピールします。
「大好きなので、並んで買いました。」
「目当てで来てますから、この時間にあわせて」
(買い物客)
百貨店にとっては、
初売り後の客の減少を
防ぐための対策が
物産展だといいます。
「華やかな物産展はお客様にとって
非常に魅力を感じてもらえると思う。
集客という部分でも効果が
大きいと思って(この週に開催)」
(名古屋三越 栄店バイヤー 花岡 敦さん)
こちらは、仙台名物の牛タンに、
福島の海鮮を盛った弁当。
JR名古屋高島屋が、
新年最初に開催したのは
今、話題の東北地方の物産展。
初出店の15店を含む、
79店舗が軒を連ね、
こちらも大勢の買い物客で
にぎわいました。
中でも目玉は...、
「赤身・中トロ・大トロと大間の本マグロが
贅沢に味わえる一杯です。
(食べて)脂があまーい。
口の中に入れただけで、
すーっと溶けていくおいしさです。」
(菊池 優アナ)
東北地方の物産展は年々、
人気が高まっているということで、
高島屋では、去年動員した
6万人を超える来場者を期待しています。