第20話
2016年10月20日(木)放送
タイムリミット
コートに戻ったリョーマのサーブは以前にもまして研ぎ澄まされていくが、伊武も相変わらずスポットでリョーマを封じようとする。しかし、何故か余裕のリョーマ。気がつくと伊武はトップスピンを封じ込められスライスしか返球することができなくなっていた。リョーマは残りの時間で伊武に勝利し、青学(せいがく)は都大会の地区予選で見事優勝を果たした。
第19話
2016年10月19日(水)放送
傷だらけのリョーマ
リョーマ対伊武の試合は熾烈を極めるが、いつにも増して積極的にプレーを続けるリョーマ。しかし何人かがリョーマの体に変調が起きている事に気がつく。上下回転のショットを交互に何度も打つことにより、筋肉が縮みあがり、「スポット」という麻痺状態に陥る、これが伊武のねらいであった。「スポット」に陥り、力が入らない腕で強引に打ちに行ったリョーマは、振り抜けたラケットがポールに当たり、その破片で左まぶたを大きく切ってしまう。
第18話
2016年10月17日(月)放送
ラブレター
いよいよ青学(せいがく)・リョーマVS不動峰・伊武の試合が始まった。リョーマは試合開始早々、伊武にツイストサーブをお見舞いし、一気に自分に流れを引き寄せた。しかし、伊武もツイストサーブに似たキックサーブを炸裂させ、応戦する。一方、リョーマや南次郎と同居しているリョーマのいとこ・菜々子は、古いアルバムを見つける。そして、菜々子は南次郎から当時の思い出を聞くのだった。中学時代、南次郎は竜崎スミレの特訓を受けていたが・・・。
第17話
2016年10月14日(金)放送
小さなガッツポーズ
「ブーメラン・スネイク」は一同を驚愕させるが、神尾は落ち着いて更に自分のリズムを上げていく。その後何度もブーメラン・スネイクを出そうと試みる海堂だが、ショットはなかなか決まらない。焦る海堂を見ていた竜崎は、海堂に本来の自分の姿を思い出させる。我に帰って気を取り直した海堂は自分本来の粘り強いプレースタイルを取り戻していく。そのスタミナに驚く一同だが、海堂は密かに通常の3倍の練習を積んでいたのだった。
第16話
2016年10月13日(木)放送
ブーメラン・スネイク
菊丸・大石対森・内村の試合は、菊丸・大石の活躍で青学(せいがく)が勝利を収める。続いての海堂対神尾のシングルス3の試合は雨により一時中止となり、海堂、神尾はそれぞれウォームアップを続ける。雨も上がり、シングルス3の試合が始まった。海堂のスネイクにあっさり追いつき、ポイントを奪っていく神尾。その驚異的なスピードにスネイクを封じられ、翻弄される海堂だったが…。
第15話
2016年10月12日(水)放送
それぞれの戦い
不二・河村対桜井・石田の試合は不二の得意とするトリプルカウンターのひとつ、「つばめ返し」で青学(せいがく)優勢に流れはじめた。試合の流れを引き戻したい石田は禁じ手とされていた必殺技「波動球」を炸裂させる。ボールは不二めがけて一直線に飛んで行くが、河村がかばってリターンする。しかし、そのせいで腕を負傷してしまう。それに気づいた不二はあっさり試合を棄権するのだった。続けて菊丸・大石対森・内村ペアのダブルス1の試合がスタートした。「前衛キラー」といわれる内村の顔面直撃のショットをさらりとかわす菊丸。予断を許さない試合の中、コートの外でもリョーマと海堂、神尾と伊武が一触即発状態に。波瀾の展開を予感させるように雨が降り出していた。
第14話
2016年10月10日(月・祝)放送
つばめ返し!
柿ノ木中が負けた──。しかも、相手は昨年大会を出場辞退している不動峰中学校。不動峰の強さの秘密が、部長橘桔平の起こした暴力事件にあると睨んだ井上は取材を開始する。一方、コートでは青学(せいがく)対不動峰の試合が始まった。第1試合は不二・河村ペア対桜井・石田ペア。桜井・石田の2人の粘り強いプレーに次第に押されていく不二・河村。その試合を尻目に席を立つ橘。彼に声をかけた井上は、橘本人の口から暴力事件の真相を聞くのだった。
第13話
2016年10月7日(金)放送
男はダブルス!
不慣れなダブルスでリョーマと桃城は息が合わずに苦戦していた。険悪ムードの二人は遂にラケットでコートの真ん中に線を引き、コートをそれぞれの担当スペースに分けてシングルスのように守ることにしたのだ。その大胆さに周囲は唖然とするが、自分のプレーを取り戻したリョーマと桃城は玉林中の泉・布川ペアに勝利する。一方、別のコートで行われている次の対戦相手になるであろう柿ノ木中に波乱が起きていた。
第12話
2016年10月6日(木)放送
ア・ウンな二人
都大会地区予選が始まった。初戦の相手は玉林中。リョーマと桃城は自ら望んでダブルスを組むことに。初めてのダブルスで負けを喫した泉・布川ペアとだけに、不安がつのる青学(せいがく)一同。逆に楽勝ムード漂う玉林サイドだが、リョーマと桃城には秘策があった。その名も「ア・ウン戦法」。守備位置の真ん中に打たれたサーブを「ア」「ウン」の掛け声を合図にタイミングを図る作戦だった。
第11話
2016年10月5日(水)放送
リョーマVS桃城!
リョーマと桃城はハンバーガーショップで会った女の子の一言に、都大会でのシングルス3の座をめぐってライバル心を目覚めさせてしまう。ハンバーガーの大食いで優劣のつかなかった二人は、テニスで決着をつけようと街のテニスコートに向かった。ところが、試合を始めようとしたリョーマたちに思いがけない一言が飛ぶ。「ここはダブルスのみだぜ」リョーマと桃城は仕方なくダブルスを組み、高校生ペアをも圧倒する。しかし、ついに玉林中の泉・布川ペアとの試合になり、リョーマと桃城の急造ペアは弱点をあっさり見ぬかれただけでなく、彼らの完璧に息の合ったプレーに全く歯が立たず負けてしまうのであった。帰り道あれほどシングルス3に情熱を燃やしていた二人だったが、ダブルスへの情熱がメラメラと燃え上がっていくのだった。
第10話
2016年10月3日(月)放送
逆襲!佐々部再び
休日を利用してカチローの父がコーチを勤めるテニスクラブに遊びに来たリョーマ達。すると我が侭でマナーの悪い生徒のオヤジ達がカチローの父を困らせ、おまけに青学(せいがく)のテニス部までバカにする始末。それはあの佐々部の父であった。佐々部の父親に何食わぬ顔でテニスを教えて欲しいと試合を申し込むリョーマ。一緒にいた佐々部はリョーマが相手と知りすっかり逃げ腰だが、そんなことはつゆとも知らず得意顔で試合を始める佐々部父。自らを自慢するだけあってベースラインぎりぎりに構え、どんなショットにも追いついていく「ゴールデンレトリバー」と呼ばれる佐々部父の実力はなかなかのもの。やや劣勢気味かと思われたリョーマだが…。
第9話
2016年9月30日(金)放送
ザ・ハード・デイ
ランキング戦の結果、最終的に手塚、大石、不二、河村、菊丸、桃城、海堂、リョーマの8名がレギュラーに決定。リョーマはその証であるレギュラージャージを注文することになった。本格的に練習がスタートし、ますます意気が上がる青学(せいがく)テニス部。そこで、顧問の竜崎は、惜しくもレギュラー入りを逃した乾を特別コーチとして参加させる。乾はレギュラーの身体強化にと重り入りのパワーアンクルを足に装着させ、カラーコーンによる打ち分け練習をさせる。そしてミスした者には特製の野菜汁を飲ませていくのだった。次々と野菜汁の犠牲になっていくレギュラーたち。へたばっているレギュラー陣へ乾はさらに的確なレベルアップへの助言を行うが、負けん気の強さで、まだまだやる気のメンバーであった。
第8話
2016年9月29日(木)放送
スプリットステップ
リョーマは乾に打球の方向を予告し、そのとおりにショットを返し始めた。乾もリョーマの道筋を読んで素早くポジションに踏み込むのだが、リョーマはそれよりも早く反応し乾のショットに追いついていく。両足で軽く飛び、つま先で着地。ボールの来る方向に素早く追いついて打ち返す。この「スプリットステップ」と呼ばれるステップをリョーマは独自のスタイルで行い、通常より一歩半早い移動を可能にしていたのだった。
第7話
2016年9月28日(水)放送
二人のリョーマ
校内ランキング戦。レギュラー陣それぞれは順当に勝ち進み、手塚VS大石、菊丸VS桃城など好カードが次々と繰り広げられていた。一方Dブロックでは、桜乃や堀尾たちの見守る中リョーマと乾の試合が始まっていた。大人と子どもほどの身長差のある乾とリョーマ。海堂のスネイクに対し派手さこそないものの、ガンガン押してくるリョーマに対し、乾は全く無駄のないプレースタイルで応戦する。
第6話
2016年9月23日(金)放送
その男、越前南次郎
青学(せいがく)で校内ランキング戦が繰り広げられる中、記者の井上と芝は越前南次郎の元を訪ねていた。初めて会う伝説のプレーヤーの生臭さぶりに唖然とする芝だが井上は南次郎の暇つぶしに付き合うようにテニスの挑戦を受けてたつ。井上のショットをいとも簡単に打ち返す南次郎。井上は息子リョーマについて南次郎へ質問をぶつけていく。
第5話
2016年9月22日(木・祝)放送
スネイク・ショット
リョーマと海堂のラリーは続いている。海堂のスネイク・ショットに対し、ラケットを利き手の左手に持ち替えて海堂のショットを打ち返していくリョーマ。しかし海堂の真の狙いはリョーマを走らせて体力を消耗させることだった。どんどん体力を消耗していくリョーマが不利に見える試合展開だったにも関わらず、なぜか海堂の動きも鈍くなっていくのだった。
第4話
2016年9月21日(水)放送
マムシと呼ばれる男
校内ランキング戦がスタートした。リョーマの出場を喜びながらも心配する堀尾たち。リョーマの出場するDブロックには「マムシ」の異名を持つ海堂、徹底したデータ戦略をとる乾のレギュラーがいる。リョーマは1回戦・2回戦と順調に勝ち進み、昼食を取ることに。堀尾たちはリョーマを賞賛しつつも、次の試合相手海堂のことを噂し合っていた。すると、カチローが海堂の試合を映像に収めていた。一向に興味のない様子のリョーマだが、その映像を見た堀尾たちは驚愕の声を上げる。
第3話
2016年9月16日(金)放送
登場!青学(せいがく)レギュラー
グラウンドでは朝練のテニス部1年が口々にリョーマと桃城の試合のことを話している。堀尾たちは、「校内ランキング戦」について盛り上がり、堀尾の得意気な様子に2年生部員も堀尾をリョーマと思い込む始末。一方リョーマは桃城との対決が嘘だったかのように飄々としている。竜崎・手塚・大石は校内ランキング戦の組み合わせを考えていたが、リョーマのことを気に掛けていた。1年生は夏までレギュラーになれない決まりがあるからだ。
第2話
2016年9月15日(木)放送
サムライ・ジュニア
青春学園中等部。桜乃はテニス部へ入部しようと決意していたが、友達の朋香はカッコイイ人に会ったと大騒ぎするばかり。リョーマは堀尾という同級生に声をかけられる。一方テニス部顧問・竜崎スミレの元には「月刊プロテニス」の記者・井上が顔を出していた。手渡しされた雑誌には在りし日の越前南次郎の姿がある。当時を懐かしく語る井上に竜崎ははぐらかすような態度を取る。校庭で2年の桃城と芝、コートでカチロー、カツオの1年生に出会ったリョーマ達は荒井率いる2年部員にサーブ缶倒しゲームを持ち掛けられる。
第1話
2016年9月14日(水)放送
王子様現る
竜崎桜乃はピンチに陥っていた。電車内で佐々部たち高校生集団が我が物顔でテニスラケットを振り回しているー。その時、佐々部のテニスうんちくに意見する少年が現れた。半端な知識を露呈され返す言葉がない佐々部たち。駅についた桜乃はその少年にテニスコートの場所を聞かれる。行き先が同じと知る桜乃だが間違えて逆の方向を教えてしまう。迎えにきた桜乃の祖母(テニス部顧問)・スミレから遅刻は失格と聞き、心配しながら試合会場へ向う桜乃だが、やはり少年は失格になっていた。謝る桜乃であったが、そこで運悪くまたしても佐々部たちに遭遇してしまう。