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番組表

印象派からその先へ-世界に誇る吉野石膏コレクション 2019年4月9日(火)~5月26日(日) 名古屋市美術館

展覧会の見どころ
1
巨匠たちの作品がずらり

ミレー、クールベ、マネ、ピサロ、モネ、ルノワール、ドガ、セザンヌ、ファン・ゴッホ、マティス、ピカソ、カンディンスキー、ユトリロ、ローランサン、シャガールなど、近代美術史に名を刻む巨匠たちの作品がずらり。

2
西洋近代絵画の流れがまるわかり

バルビゾン派、レアリスムから、印象派、ポスト印象派を中心に、その先のフォーヴィスム、キュビスム、抽象絵画さらにエコール・ド・パリまで、19世紀中頃から20世紀にいたる西洋近代絵画の流れを系統的に展示します。

3
ルノワール、ドガ、カサットらの貴重なパステル画

本展の看板娘を務める《シュザンヌ・アダン嬢の肖像》はルノワールによるパステル画。やさしい色彩とパステルならではの軽やかさが印象的です。ドガ、カサットにもパステルによる人物画があり、油彩とはひとあじ違ったパステル画の魅力にもご注目ください。

4
中部地方初の巡回展

吉野石膏の西洋近代美術コレクションの大半は山形美術館に寄託・公開されています。中部地方への巡回ははじめて。

第1章 印象派、誕生 ~革新へと向かう絵画~
印象派、誕生
~革新へと向かう絵画~

1874年、パリの写真家ナダールのスタジオで行われた若手芸術家たちによる展覧会が、サロンを中心とした保守的な美術界に旋風を巻き起こしました。彼らはのちに「印象派」と呼ばれる画家たちで、明るい色彩と素早い筆致によって、対象にそそぐ光をとらえようとする革新的な挑戦をしていました。こうした作品に多くの批評家が当惑し、当初は激しい批判が浴びせられましたが、先進的な画商やコレクターの支援によって、印象派の絵画は時代にふさわしい芸術として次第に支持を得ていきます。第1章では、ミレー、コローらのバルビゾン派から印象派、さらにセザンヌ、ファン・ゴッホらのポスト印象派にいたる作品を紹介します。

クロード・モネ《ヴェトゥイユ、サン=マルタン島からの眺め》 1880年 油彩/カンヴァス
ピエール=オーギュスト・ルノワール《シュザンヌ・アダン嬢の肖像》 1887年 パステル/紙

エドガー・ドガ《踊り子たち(ピンクと緑)》 1894年 パステル/紙
第2章 フォーヴから抽象へ ~モダン・アートの諸相~
フォーヴから抽象へ
~モダン・アートの諸相~

印象派が切り開いた新たな絵画の歴史は、20世紀を迎えると奔流のようにその変化の速度を上げ、フォーヴィスム、キュビスム、抽象絵画など、新しい造形理論が次々と誕生しました。いずれの動向も、色彩や形態それ自体がもつ表現力によって絵画が世界から自律しようとする過程で生まれたものです。実験と省察を繰り返しながら進む複雑で多様な美術の様相を、ヴラマンク、マティス、ピカソらの豊かな作品群で紹介します。

モーリス・ド・ヴラマンク《大きな花瓶の花》 1907年 油彩/カンヴァス

アンリ・マティス《静物、花とコーヒーカップ》 1924年 油彩/カンヴァス
第3章 エコール・ド・パリ ~前衛と伝統のはざまで~
エコール・ド・パリ
~前衛と伝統のはざまで~

「エコール・ド・パリ」とは、芸術の都としての当時のパリの栄光を称える言葉であり、モンパルナスやモンマルトルを中心に活躍した作家たちの総称です。彼らの多くは異邦人で、1910年前後にパリを訪れ、急速に展開する前衛運動の影響を強く受けながらそれぞれに独自の作風を確立し、第一次世界大戦後のパリで人気作家となりました。彼らは戦前のモダン・アートの流れを離れ、写実に回帰しながら、単なる伝統の継承ではない個性的な表現を生み出しました。第3章では、ユトリロ、ローランサン、シャガールらエコール・ド・パリの代表的な画家たちの作品によって、前衛と伝統のはざまで生まれた芸術の多様で豊かな様相を紹介します。

モーリス・ユトリロ《モンマルトルのミュレ通り》 1911年頃 油彩/カンヴァス
マリー・ローランサン《五人の奏者》 1935年 油彩/カンヴァス
マルク・シャガール《恋人たちと花束》 1935-36年 油彩・テンペラ/カンヴァス
名古屋市美術館

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