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愛知でも...豚コレラ 1万5000頭超を殺処分

19.02.06

豊田市の養豚場で
豚コレラの感染が
確認されたことをうけ、
6日から
5つの府と県で
飼育されている豚、
1万5000頭の
殺処分が始まりました。

豚コレラの
感染が確認されたのは
豊田市内にある養豚場で、
愛知県によりますと
4日この施設から、
「飼育していた豚に
 食欲不振などの症状がある」
との連絡があり
検査したところ、
6頭中の5頭から
陽性反応が出ました。

「たった今
 防護服に身を包んだ職員の皆さんが
 農場の方に入っていきます。
 時刻は9時を過ぎたところです。」
(高木記者)

この養豚場では、
繁殖用と肥育用あわせて
約6600頭を飼育していて、
その全てを殺処分します。

また、
田原市内の関連施設で
飼育していた子豚や、
出荷先の豚からも感染が
確認されていることから、
今回殺処分の対象となるのは
愛知のほかに
岐阜や長野、滋賀、
それに大阪の5府県で、
あわせて1万5000頭余りに
のぼります。

この事態を受けて、
農林水産省は
豚コレラ現地対策本部を設置。

小里泰弘副大臣が
愛知県庁を訪れ、
被害の拡大防止と
感染経路の特定を急ぐよう
指示しました。

ただ愛知県が1月行った
この養豚場への
立ち入り調査では、
施設入口での靴底の消毒や、
小動物の侵入を防ぐための
柵の設置など、国が定める
「飼養衛生管理基準」を
満たしていて、
飼育に問題は
なかったということです。

また、
この養豚場は、
山林から10キロ以上離れた
市街地にあるほか、
この地域にある
ほかの施設では
豚コレラの感染が
確認されていないため、
感染経路の特定は
今のところできていません。

「まさに緊急事態であり
 犬山及び周辺から
 はるかに離れた平野部
 三河で発生したということで
 極めて憂慮している。
 全力で防疫措置にあたりたい。」
(愛知県 大村秀章 知事)

豚コレラを根絶することは可能なのか、
専門家に聞きました。

「かなり難しいと思います。
 (ウィルス対策を)
 徹底すれば防げるか
 どこまで守られたか、
 穴がなかったか、
 検証が必要。
 例えば死体を踏んだ長靴で
 そのまま農場に入ったとか
 (農場で)餌があって食べて、
 接触すると、
 簡単に感染してしまう。」
(岐阜大学 応用生物化学部
        杉山誠 教授)