第30話
2013年9月30日(月)
ヒョンスクを追ってサイパンへ渡ったドンジュ。
しかしヒョンスクは、部屋に閉じこもって泣くばかりだった。
耳が聞こえなくなってから、初めて言葉を発したあの崖にドンジュがたたずんでいると、マルがやって来る。
何も言わずに、子供の頃のようにキャッチボールをする2人は、もうお互いの事を許していた。
ドンジュに促され、ヒョンスクはマルに、「もう一度あなたの母親になりたい」と泣きながら、今までのことを謝るのだった。
そして、ミョンギュン家では16年ぶりにマルを含めた家族全員が揃い、食卓を囲むのだった。