2017年2月20日～2月24日放送
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「井関道場四天王」2017/02/20
老中田沼意次（平幹二朗）の娘で剣術も強い佐々木三冬（大路恵美）が通う井関道場では、亡くなった師匠の後継者を誰にするかでもめていた。
三冬も四天王の一人と言われていた。
道場を援助している田沼の意向を受けて、三冬は剣客秋山小兵衛（藤田まこと）を訪ね、相談に乗ってほしいと依頼する。
四天王の中では渋谷寅三郎（梨本謙次郎）が一番の腕で人柄も良いが、酒を飲み過ぎて失敗するのが難点だった。
小兵衛は井関道場の様子をうかがい、三冬を除く他の二人にも欠点があることに気づいた。そんな中で渋谷が殺された。【出演者】藤田まこと、渡部篤郎、大路恵美、小林綾子
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「まゆ墨の金ちゃん」2017/02/21
秋山小兵衛（藤田まこと）は、40歳も年下のおはる（小林綾子）と祝言をあげた。
その目出たい日の夕、小兵衛と親しい牛堀道場の牛堀九万之助（竜雷太）が、弟子の三浦金太郎（伊原剛志）が、
小兵衛の息子大治郎（渡部篤郎）の命を狙っている、と告げに来た。金で頼まれたらしい。
金太郎は、剣の腕は天才的だが、博打と女にのめりこみ、おまけに唇に紅を引き、薄いまゆ毛はまゆ墨で長く伸ばして、白粉をたっぷりつけている奇妙な男だ。
牛堀から話を聞いた小兵衛は、「大治郎も剣客を志す以上、己の力で片づけなければ」と、加勢はおろか、大治郎に知らせることもしない、と言った。【出演者】藤田まこと、渡部篤郎、大路恵美、小林綾子
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「御老中暗殺」2017/02/22
老中田沼意次（平幹二朗）の娘、佐々木三冬（大路恵美）は、父の食事の世話係の飯田平助（渋谷天外）がすりに奪われた紙入れを、本人が気づかぬうちに取り戻した。
中には小判が十両と厳重に油紙に包まれた白い粉薬。誰かが父を毒殺しようとしている、と不安になった三冬は秋山小兵衛（藤田まこと）を訪ね、相談した。
小兵衛の指示で三冬は田沼の屋敷に泊まるようになる。
やがて、背後に名門一橋家による老中毒殺の計画があることが発覚した。小兵衛は緊張した。【出演者】藤田まこと、渡部篤郎、大路恵美、小林綾子
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「老虎」2017/02/23
秋山小兵衛（藤田まこと）の息子大治郎（渡部篤郎）は、田舎剣客風の老人山本孫介（北村和夫）と出会って驚いた。
大治郎が全国を武者修行していた時に、信州小諸で世話になった人だった。
昨年夏に、江戸で腕試しをするために故郷を出た息子の源太郎（松田勝）が帰ってこないので探しにきたという。
孫介を連れて夜道を父の家へ向かう源太郎は、尾行してくる若い侍を捕らえた。
侍が通う道場には源太郎が道場破りに来て、師範代の石掛亀之助（伊藤高）から道場主までを打ちまかしていた。
道場の恥を外に出したくない、と石掛は卑怯な手を考えた。【出演者】藤田まこと、渡部篤郎、大路恵美、小林綾子
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「深川十万坪」2017/02/24
小さな升酒屋を営むおせき（藤田弓子）は、五十がらみのでっぷりとした女で、人は金時婆さんと呼ぶ。怪力である。
ある日、秋山小兵衛（藤田まこと）が女房のおはる（小林綾子）、料亭不二楼の板前長次（木村元）と外出し、金時婆さんの大活躍を目撃した。
昼間から酒を飲んで、若い娘にちょっかいを出している三人の侍をいさめ、怒った侍が刀を抜くと、おせきは二人をつぎつぎに持ち上げて橋の上から川に放り込み、もう一人には体当たりをして気絶させた。
群衆は、やんや、やんやの喝采である。小兵衛は、侍たちのおせきへの復讐を警戒し、長次に後を追わせて身元を突き止めさせた。
岡っ引きの弥七（三浦浩一）はおせきと顔見知りだった。
弥七はおせきに、家が焼けて困っている老人をしばらく預かってほしいと頼む。秋川小左衛門という老人は、もちろん小兵衛である。【出演者】藤田まこと、渡部篤郎、大路恵美、小林綾子
