最終話 愛と憎しみの果て
2010年9月17日(金)
ソヌの手術を拒否し続けるチョインだったが、父からの手紙に心が動き、ソヌの手術を執刀することに。手術は無事に成功したかに見えたが、目覚めたソヌは術後の院長と同じ状態だった。すべて自分のせいだと犯した罪を悔いる副院長。そんな彼女を院長は共に罪を償おうと手紙で慰める。
ヨンジはしばらく清州に帰ることに決め、「気持ちの整理がついたら迎えに来て」とチョインに告げる。
第19話 追憶
2010年9月16日(木)
ソヌが7年前から脳腫瘍に侵されていたことを知ったチョインだが、治してほしいというソヨンの言葉にも耳を貸さない。救命センターの設立決定が公となりショックを受けるソヌ。さらに重度の脳腫瘍患者であることを隠し医師を続けていたことで倫理委員会から呼び出しを受ける。脳医学センターばかりか医師免許まで奪う気かとチョインに詰め寄るソヌだったが、チョインは顔色ひとつ変えずに「白衣を脱げ」と告げる。
第18話 報われない愛
2010年9月15日(水)
いよいよ救命センターか脳医学センターか、どちらを建設するかを決める理事会が開かれた。ソヌはチェ・チスに依頼しヨンジを人質にとってチョインに手を引かせようとするが、チョインは引き下がらない。ソヌはさらに警察に通報し、チョインをチェ社長殺害容疑で逮捕させる。だがチョインはキム医局長らの手を借りて警察の手から逃れ、ヨンジを助けにチェ・チスのもとへ向かう。理事会ではチョインの機転によりオ理事や診療部長が味方し、ついに救命センター建設が決まる。
第17話 罪と罰
2010年9月14日(火)
ソヨンからチョイン殺害の真相を聞かれたソヌは、ソヨンを取り戻すためにしたことだと認めソヨンと別れる。チョインは副院長がチョインの両親を殺したことを知りショックを受け、ソヌだけでなく副院長をも憎むようになる。
一方、救命センター設立を阻止するため理事たちを引きいれようとする副院長だが、理事たちは事例検討会での件によってチョイン支持に傾く。
第16話 暴かれた陰謀
2010年9月13日(月)
ソヌにソヨンと結婚すると言われたチョインは強く反対する。ソヨンを傷つけたくないために真実を言えないチョイン。ソヌはそれを見抜いていた。
院長の事例検討会が始まり、チョインはソヌのオペに問題があると指摘する。だがソヌはその場に院長を同席させて指が動く事実を見せ、神経機能の回復だと言う。オペ成功にわく列席者たち。チョインは院長に、引き下がるべきかと問いかける。そのチョインの言葉で状況を察した院長は、けいれんしたフリをして神経機能が回復していないよう装う。
第15話 静かなる逆襲
2010年9月10日(金)
チョインは兄が殺人を指示したことを知りショックを受ける。昔の優しかった兄を思い一人苦しむチョインのもとへヨンジが現れる。高熱を出したチョインを看病するヨンジ。チョインはヨンジがそばにいることで心癒される。
一方ソヌはチョインがすべてを知ったことに気づき、慌ててソヨンのもとへ。チョインがソヨンに何も話していないことを知り安堵するソヌだったが、ソヨンを奪われたくない一心からソヨンにプロポーズする。
第14話 疑惑の真相
2010年9月9日(木)
医者としての理性が働きチェ・チスを手術中に殺せなかったチョイン。ソヌは手術後のチェ・チスをこっそり個室へと移す。術後にチェ・チスがいなくなったことでヨンジの身を案じたチョインは、ヨンジを病院に就職させてそばに置き守ろうと考える。 キム医局長の懲戒についての再審議が行われ、晴れて無実だと証明されたキム医局長がポソン大学病院に復帰する。
第13話 悲しい報復
2010年9月8日(水)
ソヌとソヨンの関係を知ったチョインは黙ってその場を走り去る。翌日、チョインは院長を車いすに乗せ病院内を回りスタッフやソヌを驚かせる。さらにチョインはオ理事に遺灰のことを、診療部長にはキム医局長に対する偽造報告書のことを指摘する。チョインの狙いが分かり焦ったソヌは、再びチェ社長にチョイン殺害を依頼。同じ頃、オ理事もまたチョイン殺害を依頼していた…
第12話 再会
2010年9月7日(火)
ヨンジとチョインはチェ社長の車にひき逃げされ病院へ運ばれる。チョインは事故の瞬間、過去の記憶をすべて思い出し、ヨンジには何も告げずに清州を去りソウルへと向かう。突然現れたチョインに、ポソン大学病院中が大騒ぎとなる。チョインは拉致されたあとのことを一切覚えていないと言うが、ソヌはチョインがわざと記憶喪失のフリをしているのではと疑う。
第11話 辛い告白
2010年9月6日(月)
清州ポソン病院でキム医局長と会ったチョイン。それを見たヨンジは、以前からイ・チョインであることを知っていたと告げる。チョインに黙っていたことを問い詰められ、チョインへの愛を告白するヨンジ。ショックを受けながらもヨンジに惹かれていたチョインは、ヨンジに記憶を取り戻した後で必ず戻ってくると言う。
第10話 愛した思い出
2010年9月3日(金)
ヨンジはチョインが清州にいてもまだ記憶を取り戻そうとしていることを知り、記憶は取り戻さずガンホのままでいてほしいと告げる。チョインはヨンジのために、しばらく過去を追うのはやめてヨンジが幸せになるまでオ・ガンホとして暮らそうと決意する。
一方ソヨンも、ソヌの病状がかなり悪いこと、そしてソヌの心の苦悩を知り、チョインのことは過去のものとして、ソヌのために生きようと決意する。
そんなある日、ラジオから流れてきたソヨンの歌声を聴いたチョインは、ライブでの記憶がフラッシュバックする…
第9話 新たな生活
2010年9月2日(木)
チスは、ヨンジの部屋に侵入してオ・ヨンジの帰りを待ち構えるが、そこにチョインが現れる。殺意を抱くチョインだったが戻ってきたヨンジに止められ、チスはその場を逃げる。チスからヨンジを守るため、チョインはヨンジと2人でソウルを離れることを決意する。向かった先は清州。そこはヨンジの北朝鮮時代の友人ジノ、そして大学病院から左遷されたキム医局長が働く町だった。
ソヌはソヨンに病気の再発を隠そうとするが、とうとうソヨンの前で倒れてしまう。
第8話 それぞれの傷
2010年9月1日(水)
納骨堂で偶然ソヨンと同じ場に居合わせたチョイン。それを見たヨンジはあわててチョインを外へと連れ出す。結局ソヨンも気づかぬまま2人はすれ違いに終わる。
ヨンジはチョインを施設から自分の家に引き取り一緒に暮らし始める。孤独から逃れ喜ぶヨンジ。チョインもまた、ガンチョルとの約束を果たすべく、ヨンジを一人にはしないと心に誓う。
ソヌの脳腫瘍の再発をネタに、センター長の座を譲れと副院長をおどすチョ医局長。再発を知らなかった副院長はアメリカで再手術をしようとソヌを説得するが、ソヌは脳医学センターを完成させ、そこで治療を受けると言う。
第7話 救いの手
2010年8月31日(火)
チョインの死亡が正式に処理され、遺産は院長と副院長が相続。副院長は院長代理としてチョイン名義だったセンター建設地への脳医学センター建設を決定、ソヌをセンター長に任命する。
チョインはその頃、韓国の脱北者支援の審問所にいた。同じく脱北したチェ・チスがチョインをガンチョル殺しの犯人に仕立てようとしたため、韓国側の諜報員たちはチョインを疑い激しい尋問を行う。オ・ガンホはガンチョルと一緒に脱北しようとして亡くなったガンチョルのいとこの名であることを突き止めた国家情報院側は、オ・ヨンジに本人確認を行わせることにする。
第6話 チョインの死
2010年8月30日(月)
チョインは人質にしたソヌに、ガンチョルの治療を約束させる。ソヌは自分を見ても気づかず、名前を聞いてもオ・ガンホと答えるチョインに半ば安堵し、外務省の人間にチョインではなかったことを告げ、収容所を後にする。
韓国に戻ったソヌは、見つかった人物がチョインではなかったと副院長に報告する。オ理事は中国からチョインの遺灰が遺品の指輪とともに届けられたことを告げる。それは殺し屋が部下を殺しチョインに見せかけたものだった。チョインが生きていることを知るソヌは、遺灰がチョインでないことを知りながらも、チョインの葬儀を行う…
第5話 二人の兄
2010年8月27日(金)
チョインは麻薬取引の現場を張っていた北朝鮮の秘密警察に捕まりそうになり逃げる途中で自分によく似た男の顔の捜索願いが街中に張られているのに気づく。一時は秘密警察に取り囲まれるが、直後に来た中国の公安警察に捕まり、ガンチョルとともに強制収容所へと護送される。 ガンチョルのグループにいたチェ・チス(副リーダー)は、麻薬を独り占めしようと考え、どさくさにまぎれてギソクを殺す。もう一人の部下ギベクは秘密警察との交戦中に撃たれて亡くなる…
第4話 記憶のかけら
2010年8月26日(木)
チョインが行方不明となって2ヵ月。ソヌが院長の手術を成功させたことやチョインが戻らないことから役員たちの支持は脳医学センター設立に傾き、設立決定パーティーが盛大に開かれる。その席でソヌは右手に違和感を覚える。
一方、ヨンジの兄で北朝鮮の元軍人、オ・ガンチョルに助けられ一命を取りとめたチョインは、ガンチョルと行動を共にする。チョインは過去の記憶をなくし、自分が誰かも覚えていなかった。ガンチョルは脱北者として北朝鮮の秘密警察に追われていた。秘密警察との銃撃戦で、ガンチョルの仲間のギソクが銃弾に倒れる。
ソヨンはチョインを捜し上海へ渡る。同様に上海へ向かったソヌは、そこでソヨンと再会する。心労がたたって倒れ、心拍停止状態になったソヨン。ソヌは必死に蘇生措置を行う。同じ頃、チョインもまたギソクの蘇生措置を行っていた。記憶喪失のチョインを動かしているのは、医師の本能だった。
第3話 狙われた弟
2010年8月25日(水)
チョインはヨンジの盲腸の手術を無事に成功させる。チョインを詐欺師だと信じていたヨンジは、この件でチョインに信頼を寄せるようになる。雇い主の社長からの電話でもチョインをかばおうとするヨンジだったが、脱北者であることを理由におどされ、ついチョインの居場所を話してしまう。チョインは彼らに拉致され砂漠に連れていかれる。
ソヌはチョインに自分の手術方法の欠点を指摘されたことに腹を立て、院長の手術を強行する。最初は父を助けようという純粋な気持ちだったソヌ。だがその父がチョインに病院を任せるつもりだったことを知り、父への憎しみを募らせ、ついにしてはいけない決断を下してしまう…
第2話 悲劇の始まり
2010年8月24日(火)
中国に到着したイ・チョインは空港でオ・ヨンジに出会う。
中国のマフィア、チェ・ボックンに雇われ、報酬をもらってチョインの監視をすることになったヨンジは、言いつけどおりガイドと称してチョインのそばを離れない。そしてチョインの行動と居場所をこと細かくチェ・ボックンに報告していた。
ヨンジはお金が必要だった。ブローカーに頼んで韓国の偽造パスポートを家族分作り、家族全員で韓国へ渡ることが夢なのだ。チェ・ボックンにチョインのことを吹聴されたヨンジは、チョインのことを「医者のフリをして薬を裏取引する悪党」だと思っている…
第1話 二人の天才医師
2010年8月23日(月)
-未来-
中国の国境付近の砂漠。
イ・チョイン(ソ・ジソブ)は銃に撃たれて意識を失う。
-現在-
韓国に向かう機内で急患が発生する(脳動脈瘤破裂・脳腫瘍)。
イ・ソヌ(シン・ヒョンジュン)は空港で工事用電気ドリルを使用し脳脊髄液を抜くという危険な応急措置をしたのち、ポソン大学病院にヘリで患者を移送し緊急手術を行った…
あらすじ
血のつながらない兄弟の激しい葛藤と闘い・・・
病院を舞台に、運命と愛をドラマチックに描く!ソ・ジソブ主演。