最終話
2011年7月21日(木)
男根が入った六角(ユックン)壺を持ち、チョソンは王の宴の席へ。そして燕山君(ヨンサングン)に対し「正論を申す官僚をそばに置き、民心に耳を傾け太平の世を築いてほしい」と声を荒げ諭すが、それに激怒した燕山君(ヨンサングン)は、チョソンの言葉に耳を傾けず遂にその刀をチョソンに向けるのだった…。
第62話
2011年7月20日(水)
無実であった王の実母、廃妃ユン氏を陥れたオム貴人(クィイン)とチョン貴人(クィイン)ら罪人の死体を山野に捨て、毒薬を飲ませるのに同調した者や見殺しにした者すべてを処刑するよう命じる。一方、燕山君(ヨンサングン)と激しく対立するインス大王大妃(テワンテビ)は、度重なる燕山君(ヨンサングン)の悪行を責めるが…。
第61話
2011年7月19日(火)
チギョムは燕山君(ヨンサングン)の殺害を図り、宮廷に向かう。チョソンも急ぎ大殿に駆けつける。ジャウォンは、チギョムが暗殺を図ったと燕山君(ヨンサングン)に告げるのだが、チギョムを信頼する王は取り合わない。ところが、燕山君(ヨンサングン)はあるものを発見し…。
第60話
2011年7月18日(月)
燕山君(ヨンサングン)は心を癒しに琴の音を聞きに行った場で、そこの召使を気に入る。すぐに側室に迎え入れようとするが、それに大反対するインス大王大妃(テワンテビ)と激しく言い争ってしまう。チョソンは燕山君(ヨンサングン)に「民が恐れる王ではなく、民を恐れる王になるべきだ」と忠告し、ソファの血のついたチョゴリを焼くよう進言するが、王の逆鱗に触れ、チョソンは拷問を受けてしまう。この事実を知ったチギョムはグムピョにある決心を伝える…。
第59話
2011年7月15日(金)
チギョムは、「燕山君(ヨンサングン)が廃妃のことを問題にして王室と朝廷を血で染めるなら、内侍(ネシ)府は新たな世を開かなければならない」とチョソンに忠告するが、チョソンは、絶対に挙兵することはないと言い切る。インス大王大妃(テワンテビ)は大殿に出向き、暴君化した燕山君(ヨンサングン)を叱るが、王権に挑む者は誰であろうと放っておかないと燕山君(ヨンサングン)は憤怒するのだった。そして連日の宴に朝廷の臣下たちは「民の苦しみを分かってあげてほしい」といさめるが…。
第58話
2011年7月14日(木)
「自分の実父を裏切って殺したのは本当か」と聞くチョソンに、チギョムはついに真相を語り、当時のことが詳細に書かれた日誌をチョソンに渡す。自分の運命のむごさにチョソンは涙を流す。 廃妃の追尊問題で三司(サムサ)の官僚たちと対立した燕山君(ヨンサングン)はチギョムを呼んで三司(サムサ)の役割も内侍(ネシ)府が行うよう命じる。しかし、内侍(ネシ)府の長たちはそれに反対し、王命の取り消しを直訴するが…。
第57話
2011年7月13日(水)
ハンスは内侍(ネシ)府に復帰することを誓うのだが、チギョムの命を受けたト・グムピョが彼の前に姿を現し…。燕山君(ヨンサングン)は狩りをした帰りジャウォンの誘いの言葉で廃妃の母シン氏のもとを訪る。そしてシン氏はジャウォンから王に渡すよう頼まれてあった風呂敷を差し出すのだったが…。
第56話
2011年7月12日(火)
燕山君(ヨンサングン)は世子冊封(セジャさくほう)の日取りを決めるよう朝廷臣僚たちに言い渡す。久々に宮廷に入ったチギョムは燕山君(ヨンサングン)に会い、朝廷と王族たちの不正を調査した名簿を渡す。それを知ったチョソンはチギョムを責めるが、「王権強化のため」と言い放つ。不満を抱いたチョソンは、今後、内侍(ネシ)府には関与しないよう求める。宮廷が世子冊封(セジャさくほう)の宴で浮かれている頃、ジャウォンはハンスが廃妃を陥れたという話を聞き、ハンスの行方を追う…。
第55話
2011年7月11日(月)
燕山君(ヨンサングン)は朝廷臣僚たちに、廃妃の墓を移葬し、廃妃の家族を赦免して墓地を守らせるよう命じるが、三司(サムサ)の官僚たちの反対にあう。一方、ジャウォンは、燕山君(ヨンサングン)の命令で廃妃の母シン氏のもとを訪れ、王からの貢物を渡すなかで信用を勝ち得てゆく…。
第54話
2011年7月8日(金)
時は過ぎて1494年。即位して燕山君(ヨンサングン)となったユン王子は、内侍(ネシ)のジャウォンの踊りを見るなどし、遊びに耽っていた。ソンジョン王は病床に伏せるが、そのころ、燕山君(ヨンサングン)はジャウォンとお忍びで宮廷を出てしまう。死の淵にいるソンジョン王は、燕山君(ヨンサングン)のために自ら命を絶った母の望みどおり聖君になってほしいと告げ、この世を去る。玉座に上った燕山君(ヨンサングン)は、民の涙をぬぐってあげられる聖君になると誓うのだが…。
第53話
2011年7月7日(木)
世子(セジャ)冊封(さくほう)式が終わり、役目を終えたチギョムは内侍(ネシ)府長の座を降り、新しい内侍(ネシ)府長が決まる。その頃、ある目的を果たすためハンスは、ホンビに世子(セジャ)のお茶に毒を盛るよう命じるが、ホンビはチョソン宛に事の全てを書いた手紙を残していた…。オ尚宮(サングン)はついに、チョソンが実の子で、チギョムが自分の夫と子の敵であることなど全てを知り、チギョムを冷たく突き放す。そしてチョソンに、出生の秘密を話すのだったが…。
第52話
2011年7月6日(水)
ソンジョン王は、ユン王子の世子(セジャ)冊封(さくほう)を終わらせようとするが、上党君(サンダングン)は明の使者の連絡を待とうと進言する。一方、インス大妃(テビ)は、ハンスが差し出したチギョムの正室チョン氏の書簡の内容を見て、ある事実を知ってしまう。ソンジョン王はチョソンに、ソファへ賜死(しし)を下さなければならなかった悲しみを語っていると、扉の向こうにいたユン王子の耳に入ってしまい…。
第51話
2011年7月5日(火)
ソンジョン王は廃妃となったソファに賜死(しし)を下すこととし、毒薬係をチョソンに命じる。王子を守るため、遂にソファは毒薬を飲んで自決する…。悲しみに浸るチョソンは、ソファを守れなかったチギョムに恨みを言いながら、内侍(ネシ)府を出てしまい、酒浸りの生活を送るのだった。その頃、朝廷とソンジョン王の間では、世子(セジャ)任命について意見が対立、そして宮廷では、チョンヒ大王大妃(テワンテビ)が体調を崩し…。
第50話
2011年7月4日(月)
ハンスは、「母の恨みを晴らしてくれ」という内容でソファの筆跡をまねた書簡を偽造させ、インス大妃(テビ)に、ソファの兄が書簡を持って宮廷に侵入して捕まったと告げる。それを聞いたインス大妃(テビ)はただちに書簡の筆跡を調べさせるが、ソファの筆跡と一致してしまう。一方、身籠っているチョンヒョン王妃は、煎薬(せんやく)を飲もうとしたところ、毒が発見されてしまう…。ソンジョン王は遂にある決断を迫られ、そしてチョソンは…。
第49話
2011年7月1日(金)
ソファの家に覆面をした刺客が入るが、ちょうどチョソンが見つけ刺客を追い払い、直ちにソンジョン王に、ソファを保護するべきだと進言する。刺客が逃げた際に、所持品の碑(ペ)を落とし、チョソンは犯人をある者だと断定する。一方、チギョムは、ソファを暗殺しようとした者からからソファ暗殺の自白を聞くが、その理由を聞き、事件を隠すことにした。そんな折、チョソンはユン王子から預かった書簡をソファに渡すが、そのことをソファの母は警護に来ていたハンスに話してしまい…。
第48話
2011年6月30日(木)
大妃(テビ)たちは新しい中宮を迎えようとしていた。しかし、ユン王子は母親の復位を信じており、ソンジョン王は心を悩ませる。一方、内侍(ネシ)府長に復帰したチギョムは、内侍(ネシ)府の刷新を行い、チョソンを宮廷の掃除係に任命する。失意の中にいるチョソンは、ソファのもとを訪れ第二王子の訃報を伝える。宮廷内では新しい中宮をめぐって慌ただしくなる中、ついに新しい中宮が決まる。新しい中宮を母親として敬うよう命じられたユン王子は…。
第47話
2011年6月29日(水)
拷問を受けていたチェ女官は、ハンスの指示で毒を中宮殿に隠したことをインス大妃(テビ)に告げる。しかしハンスがシラを切ったため刑は続き、耐えられなくなったチェ女官は、ある告白をしてしまう。チョソンは、チギョムが事のすべてを知っていたと知り、チギョムに詰め寄るが、「内侍(ネシ)府存続のためには仕方ない」と聞いて失望する。
第46話
2011年6月28日(火)
ソファは難産のすえ第二王子を出産するが、ソンジョン王はソファに温かい手を差し伸べようともしない。その頃、中宮殿ではヒ素と呪いの糸が発見される。チョソンは、ソファを陥れるための誰かの陰謀であると、チギョムに証拠をつかむことを誓う。そして一連の策略の転末に酒を飲み交わすソリョンとハンスであったが…。一方、ソファと険悪な仲であるインス大妃(テビ)は上党君(サンダングン)を呼び、中宮を廃位させるべきだと告げる…。
第45話
2011年6月27日(月)
ソファはソンジョン王がいる前でインス大妃(テビ)に対し、オウドンの処刑に反対であると告げるが、ソンジョン王はソファに何か企みがあるのではと誤解してしまう。チギョムは、王の玉座が危うくなると感じ、オウドンに今の王の立場を伝え、ある決断をさせる…。一方、ユン淑儀(スグィ)の殿の前で人骨が見つかり、人骨を踏めば死ぬという迷信により何者かが淑儀(スグィ)を呪詛したのだという噂が広まる…。
第44話
2011年6月24日(金)
オウドンは上党君(サンダングン)に問い詰められ、王族から下人まで多くの男性遍歴を吐露するが、決してソンジョン王の名は口にしない。一方、ハンスの告げ口により、チョソンがソンジョン王をオウドンに引き合わせたことを知ったインス大妃(テビ)はチョソンを拷問する。チギョムが間に入るが、インス大妃(テビ)の怒りは治まらない。そして王との関係を白状しないオウドンに業を煮やした上党君(サンダングン)は遂に…。
第43話
2011年6月23日(木)
チョソンはソリョンの部屋から毒を見つけ、チョン淑容(スギョン)の流産がハンスの仕業では、とハンスに詰め寄る。また、それを伝えられたソファも自らハンスを問い詰める。しかし、ハンスは関与を認めず、逆にそのことをインス大妃(テビ)に告げ口する。一方、内侍(ネシ)府の廃止論を覆すため、チギョムは上党君(サンダングン)に、オウドンとソンジョン王の関係を問わないことを条件に、オウドンの引き渡しを提案するのだった…。
第42話
2011年6月22日(水)
インス大妃(テビ)は、王の顔に傷をつけたことでソファと激しく言い争い、ソファの高慢な態度に不満をあらわにする。さらに内侍(ネシ)府にも責任があるとして、内侍(ネシ)府廃止を唱え始める。そんな中、ソファが側室たちを茶菓子でもてなした席で、チョン淑容(スギョン)が倒れ流産してしまう。チョン淑容(スギョン)とインス大妃(テビ)は、ソファが毒を飲ませたのではないかと疑う。一方、都を離れたオウドンは朝廷の追っ手に行く手を阻まれるのだが…。
第41話
2011年6月21日(火)
ソファと言い争った拍子に、ソンジョン王は顔に傷をつくってしまう。そんな折、インス大妃(テビ)を呪詛した人形が発見され、それが故コンヘ王妃の呪詛に使われたものと同じ型であったことから、インス大妃(テビ)はソファへの疑念を再燃させる。ソンジョン王とソファの仲を心配するチョソンは、2人の仲を修復させようとソンジョン王へ直訴し、ユン淑儀(スグィ)も談判するが、かえって2人の仲を悪化させてしまう。そして、チョソンは命をも奪う覚悟でオウドンに対峙し…。
第40話
2011年6月20日(月)
ひざまずいて都を去ってほしいと頼むソファを見て、オウドンは尊敬の念さえ抱く。しかし、尚宮(サングン)を騙してオウドンに会ったことからインス大妃(テビ)に責められ、ソファとインス大妃(テビ)の仲は悪化してしまう。そして、チョソンはオウドンを宮廷に引き入れたことをハンスに知られ、オウドンは監察部の手に渡る。朝廷はオウドンが情を通じた男の中にソンジョン王の名もあるとし、事を明白にすべきとソンジョン王に詰め寄る。ソンジョン王は、オウドンに別れを告げることになるが…。
第39話
2011年6月17日(金)
ソンジョン王とオウドンの姿を目撃し、泣き崩れるソファ。一方、王の弱みを握る為、オウドンを捕らえることに躍起になる上党君(サンダングン)は、インス大妃(テビ)に王族の妻が宮廷内でソンジョン王と逢瀬を重ねていると吹聴する。インス大妃(テビ)は、ソンジョン王とソファを問いただしいさめるが、それがきっかけとなりソンジョン王とソファの仲に亀裂が入ってしまう。そしてある晩、再びソンジョン王とオウドンが会うと知ったソファは…。
第38話
2011年6月16日(木)
ソファは、ソンジョン王のオウドンに対する想いを耳にしてしまう。ソンジョン王は、チョソンに別れの返歌をオウドンへ届けさせる。そこでチョソンに説得され、都を離れる決意をするオウドンだったが、屋敷を訪れたソリョンから、ソンジョン王への書状を自分に預ければソンジョン王に会わせると言われ、ソリョンに書状を託す。そして、それを読んだソンジョン王は…。
第37話
2011年6月15日(水)
オウドンはソファに、もう二度とソンジョン王には会わないと約束するが、オウドンから別れを告げられたソンジョン王は、ソファを許せず怒りをぶつける。ソファの無断外出を知ったインス大妃(テビ)はソファを問いただすが、ソファが事の真相を打ち明けないため、ソファの代わりにオ尚宮(サングン)を宮廷から追放してしまう。乳母の追放にソンジョン王は、さらにソファを責める。ソファを不憫に感じたチョソンは、酔ってソンジョン王のもとを訪れると、酒の勢いを借りてソンジョン王を責めるが…。
第36話
2011年6月14日(火)
お忍びで町を歩いていたソンジョン王に男が刃物で襲いかかり、王をかばったチョソンが刺されてしまう。切りつけたのはオウドンの昔の男である銀職人だった。ソンジョン王の醜聞を恐れたチギョムは、ハンスに噂を広めぬよう命じ、また、ノ尚膳(サンソン)を殺害し姿を消していたソリョンを都に呼び戻す。一方、ソンジョン王は頻繁にオウドンのもとを訪れるようになっていた。ソファはポドゥルから、ソンジョン王がオウドンのもとへ通っていることを聞き、チョソンにオウドンの屋敷に案内するよう命じる…。
第35話
2011年6月13日(月)
供もつけずに一人で再びオウドンに会いに行ったソンジョン王。宮廷では王が行方不明という一大事に騒然となる。ついにソンジョン王はオウドンと一夜をともにする。チョンヒ大妃(テビ)は、ソンジョン王の行方を見失ってしまった内侍(ネシ)府を責めるが、チギョムは、ソンジョン王が自分の屋敷に泊まったことにして、その場を収める。一方、友人のジャチがパク女官と通じていたことを知ったチョソンは、ジャチに宮廷外の任務を与え、パク女官とともに逃げろと告げるが…。
第34話
2011年6月10日(金)
女官懐妊の件は一件落着したものの、その後も続くソファの厳しい命令に反感を持つ者も出始めていた。そんな中、チョン淑容(スギョン)も懐妊していることが分かる。またソファはソンジョン王のお忍びにも心を悩ませていた。しかしソンジョン王は、オウドンが忘れられず、これを最後にとチョソンを連れ会いにいく。そしてオウドンが泰康(テガン)守側の者に連れ去られそうになっている現場に遭遇し、オウドンを救出するソンジョン王。そしてチョソンとはぐれた2人は…。
第33話
2011年6月9日(木)
チョソンが見つけた手掛かりによって、ついに女官を身籠らせた男の正体が明らかとなる。しかしハンスは内侍(ネシ)府自体に害が及ばぬよう、内侍(ネシ)が身籠らせた事実を隠し、男は奴婢の一人であったとソファに報告する。一方、ソンジョン王は、ソファとユン王子との話の中で大切な玉牌(オクペ)を失くした事を知る。オウドンの家から抜け出す時に落としたのだと気づいたソンジョン王は、再びオウドンと会うことになる…。
第32話
2011年6月8日(水)
女官を懐妊させた男の捜索が内侍(ネシ)府に及ぶ中、チョソンとハンスは監察長の座をかけて、その男を捜すことになる。チョソンは内侍(ネシ)府にその男がいる手掛かりを掴むが、女官は男の名を明かさないまま自決してしまう。一方、ソンジョン王はチョソンと共に民心を探るためお忍びで宮廷外に出るが、その時すれ違った女(オウドン)が忘れられなくなる。再びお忍びに出かけオウドンの家を突き止めたソンジョン王は、オウドンとの再会を果たし…。
第31話
2011年6月7日(火)
チョソンは内侍(ネシ)府に復職し、旧友たちに貧窮する民の実情を伝え、国のために尽力しようと改めて誓い合う。そんな中、ソンジョン王のもとに明から女真討伐の勅書が届く。決断に迷うソンジョン王だが、ユン王子の一言で、民の声を聞くことを思い出す。一方、一人の女官が懐妊するという事件が起こる。尚宮(サングン)たちは、懐妊の事実をなかったことにしようと女官の殺害を謀るが、内命婦(ネミョンブ)の秩序を正したいソファは事実の究明に走り、そして…。
第30話
2011年6月6日(月)
先王毒殺の真犯人が記された書がソンジョン王に渡されるが、ソンジョン王はその書を燃やし不問に付す。落ち着きを取り戻したかに見えた内侍(ネシ)府だったが、朝廷は内侍(ネシ)府の騒動の責任をチギョムとチョソンにとらせるべきとソンジョン王に詰め寄る。ソンジョン王と朝廷との溝が深まることを懸念したチギョムは、自ら内侍(ネシ)府長の職を退くことを決意し、チョソンも流刑となる。
そして3年が経ち…。
第29話
2011年6月3日(金)
亡くなった小宦(ソファン)の柩車を引いて内侍(ネシ)府へ入ったチョソンたちは、事実上、内侍(ネシ)府を占拠する。そしてチョソンたちは、不正を行った上級内官らを次々と捕らえていく。進退きわまった各部の長は、チギョムに事態の収拾を願い出て、以後チギョムに従うことを誓う。チョソンは、ついに内侍(ネシ)府の改革に成功し安堵するのだが…。
第28話
2011年6月2日(木)
チョソンたちが元老会議に割り入ったことでノ尚膳(サンソン)は激怒するが、ハンスは逆に、チョソンたちとの話し合いの場をもうける。その場でチョソンは、各部の長が退陣しないならば、不正に貯めた財を返還し、内侍(ネシ)府長の潔白を証明するよう求める。検討するというハンスの答えに勝利を予感するチョソンたちだが、ハンスはその裏で下級内官らに寝返るよう働きかける…。
第27話
2011年6月1日(水)
内侍(ネシ)府改革を胸に、不正を働く上級内官らに退陣を求めるチョソンたちだが、ハンスらはこれに武力で対抗する。その中、チョソンは怪我を負いながらも上級内官らに争いなき解決を求める。しかし、ハンスはグムピョの不在を理由に護衛府を指揮下に置き、さらなる武力の掌握に出る。そんな中、ついに元老会議が開かれ、内侍(ネシ)府長チギョムの罷免が議決されるのだが…。
第26話
2011年5月31日(火)
チギョムはソンジョン王の疑いを晴らそうと内侍府(ネシフ)改革を掲げる。しかし上級内官らはハンスの誘引により内侍(ネシ)府長罷免に賛同していた。常より内侍府(ネシフ)にはびこる悪習に嫌悪感を抱いていたチョソンは、下級内官や小宦(ソファン)を集め改革を進めようとする。一方、護衛内侍(ネシ)グムピョもチギョムのために動くが、逆にハンスに投獄されてしまう。そしてチギョムから内官らの不正の記録を託されたチョソンは…。
第25話
2011年5月30日(月)
ノ尚膳(サンソン)の策謀により、チギョムは内侍(ネシ)府長を罷免されそうになる。罷免は不当なものとして収められるが、ノ尚膳(サンソン)は、さらに内侍府(ネシフ)の監察部を使い、先王毒殺の再調査を行わせ、チギョムを追いこもうとする。一方、ハンスも各部の長を味方につけ、チギョムの屋敷の捜索にまで手を伸ばす。その話を耳にしたオム淑儀(スグィ)は、ソンジョン王にチギョムが先王を毒殺したとほのめかす…。
第24話
2011年5月27日(金)
中宮となった祝賀の席で、祝宴の食事に毒を盛られ倒れるソファ。チョソンの訴えにより、ハンスの仕業だと知ったチギョムはノ尚膳(サンソン)のもとへ行き、内侍府(ネシフ)の安泰を説くもノ尚膳(サンソン)には通じない…。息子の親政を気遣うインス大妃(テビ)だが、その思いとは裏腹にノ尚膳(サンソン)らの暗躍は進み、ついにチギョムを内侍(ネシ)府長から退けるため…。
第23話
2011年5月26日(木)
ソファを中宮候補から脱落させたいノ尚膳(サンソン)とハンスらは、ソファの兄を陥れ、収賄の罪で投獄させる。そのことからソンジョン王はチョンヒ大王大妃(テワンテビ)とインス大妃(テビ)からソファの中宮即位を反対されるも、ついに御前会議でソファを中宮にすると、臣下に正式に告げる。インス大妃(テビ)は意に従わないソンジョン王を避けていたが、息子の心からの説得に心動かされ…。
第22話
2011年5月25日(水)
ソファは、あらぬ疑いで王子を奪われたばかりか、宮殿までも追い出されそうになる。そんな中、チョソンは仲間の内侍(ネシ)と共に、噂を流していた首謀者を突き止める。一方、ソファを気遣うオ尚宮(サングン)は、チギョムに亡き中宮の指輪を渡し、インス大妃(テビ)の誤解を解いてほしいと頼む。チギョムから指輪を託されたチョソンは…。
第21話
2011年5月24日(火)
ソファが男御子(おとこみこ)を出産したが、間もなく王子呪詛の人形が見つかる。
ノ内侍(ネシ)の養子となり監察長に命じられたハンスは、インス大妃(テビ)のもとへ行き、王子の呪詛はソファが仕組んだことだと告げる。上党君(サンダングン)はチョンヒ大王大妃(テワンテビ)に、オム淑儀(スグィ)を中宮にすれば院相(ウォンサン)制を廃止すると条件を出す…。
第20話
2011年5月23日(月)
怪文書の犯人の部屋から、コンへ王妃の形見の指輪が見つかる。それはユン・ソクヒョンが失くした指輪だった。その後、ソファの部屋から呪詛に使用した人形が見つかり、ソファは中宮呪詛の罪を問われる。だがソファが懐妊していることが分かり、一時不問に伏される。そしてついに、ソファは陣痛の日を迎える…。
第19話
2011年5月20日(金)
コンへ王妃は御子を流産し、間もなくして息を引き取る…。朝廷内では垂簾(すいれん)の政(まつりごと)を終え親政を行うべきという声が上がる。上党君(サンダングン)は親政後も実権を握るため、息のかかった2人の側室を入内させる。ある日、王宮内に"中宮になるお方はソクヒョン様のみ"と書かれた匿名の怪文書が出回る…。
第18話
2011年5月19日(木)
チギョムは献上品を横流ししていた事実を認めるも、そのやむなき理由を告白、父を信ずるチョソンを釈放へと導くのだった。そしてチギョムは奪った念書を盾に自らを陥れようとする上党君(サンダングン)の宅に向う…。
第17話
2011年5月18日(水)
王室が中宮のご懐妊という慶事に沸く一方で、チギョムに横領の疑いがかかる。上党君(サンダングン)と結託したハンスの手により、仲買人と交渉したチョソンは拷問にかけられ投獄の身に。そしてハンスはかつて上党君(サンダングン)とチギョムとの間で交わされた、先王を亡き者にした時の念書を手に入れようと、チギョムの妻チョン氏を利用する…。
第16話
2011年5月17日(火)
チョソンの去勢した部位の腐食を取り除く施術が行われ、ソファの祈りの中、チョソンは一命を取り留める。一方、ソファとチョソンが親しくしていたという証人を得たハンスだったが、チギョムの策の前にソファの潔白を証言せざるをえず…。チギョムの威勢に危機感をもった上党君(サンダングン)は、インス大妃(テビ)にチギョムが王室の財物を横流しし私欲を得ていると密告…。
第15話
2011年5月16日(月)
ソファに他に想い慕う者がいるとの噂を聞き、ソンジョン王は失意の中にあった。ソファは大殿の外で、ソンジョン王を拒んだ処罰を待つため座り込みを続けるが、ついに精根尽き果て倒れてしまう。チョソンの決死の忠告を聞き入れたソンジョン王はソファのもとへと足を運び、夜伽(よとぎ)での一件の真相を知るのだった…。そんな折、チョソンは突然の高熱に侵される…。
第14話
2011年5月13日(金)
側室としてソファの夜伽(よとぎ)の日が決まった。ハンスはチョソンのソファへの思いを知り、夜伽(よとぎ)の日にソファを大殿まで届ける役目をわざとチョソンにさせるよう手を回す。想い慕うソファを大殿へおぶりながら連れてゆくチョソンは堪えきれず涙を流すのだった。遂に再会を果たしたソファとソンジョン王だが…。
第13話
2011年5月12日(木)
幸いにして命が助かったチョンドンはチョ・チギョムの養子となり、名をチョソンと改め内侍(ネシ)見習いとして王宮で勤め始める。コンヘ王妃はソファを呼び寄せ、自分の代わりに世継ぎを産んでほしいという。そしてインス大妃(テビ)にもソファを側室にしてほしいと訴える。一方、王宮ではもう1人の側室候補としてユン兵曹参知(ピョンジョチャムチ)の息女の名が挙がっていた。
第12話
2011年5月11日(水)
別宮にいるのがソファだと知ったソンジョン王だが、チョ・チギョムに時機を待つよう諭されその意に従う。インス大妃(テビ)は回復したソファに、ソンジョン王のために王宮を去れと告げる。その事を知ったソンジョン王はチョンヒ大王大妃(テワンテビ)にソファの出宮を取り消す様、願い出るのだった…。一方、チョンドンはソファとソンジョン王との約束を守るがために遂に自ら刃を手にする…。
第11話
2011年5月10日(火)
チョ・チギョムはチョンドンの願いを聞き入れ、ソファの縁談を破談にさせた上で入内させる。だがインス大妃(テビ)はソファを側室に迎えることに反対し、ソファはソンジョン王に会えぬまま床に伏してしまう。ソンジョン王はソファが別宮にいることを察し、確かめようとするも、インス大妃(テビ)に阻まれ会うことができず…。
第10話
2011年5月9日(月)
世継ぎ問題に悩むチョンヒ大王大妃(テワンテビ)はソファを側室に迎える算段をするが、すでに縁談があると知り落胆する。ソンジョン王はソファが忘れられず密かに会いに行くが、チョンドンに諭され、声をかけずに立ち去るのだった。チョンドンは内侍(ネシ)府長チョ・チギョムに2人の思いを成就させるため、ソファの入内(じゅだい)を計らうよう頼むのだった…。
第9話
2011年5月6日(金)
ソファに縁談があることを知りチョンドンは引き止めるべく説得するも、ソファは母や兄の意に従うしかない。一方ソンジョン王は酒や女官に溺れる日々が続く。中宮のもとへは一向に出向かず、チョンヒ大王大妃(テワンテビ)もインス大妃(テビ)も世継ぎを授からない事に気を揉むのであった。また小宦(ソファン)職を経て内子(ネジャ)院の卒業生たちは晴れて内官となったのだが…。
第8話
2011年5月5日(木)
チョンヒ大王大妃(テワンテビ)は遂に重臣ハン・ミョンフェの息女を中宮に決める。ソファを妃に迎える約束を果たせず悲観に暮れるソンジョン王。だがまだ幼く名ばかりの王である彼は、大王大妃(テワンテビ)の意に従うしかなく…。婚礼をすませたソンジョン王だが、男女の契りはおろか、中宮殿へ出向こうともしないまま冷めた関係を続ける。 4年後、ソンジョン王、ソファ、そしてチョンドンは、互いに叶わぬ想いを胸に成長した…。
第7話
2011年5月4日(水)
チョンドンからソファの手紙を受け取ったソンジョン王は内侍(ネシ)府長チョ・チギョムの計らいで王宮を抜け出しソファに会いに行く。その間チョンドンが王の影武者になるも、インス大妃(テビ)の知るところとなり宮廷は騒動に…。そしてチョンヒ大王大妃(テワンテビ)より重臣ハン・ミョンフェの息女を正室にと告げられたソンジョン王は心痛のあまり床に伏せる。内侍(ネシ)府長チョ・チギョムは乳母だったオ氏を見舞わせ、ソンジョン王の回復を図るのだった。
第6話
2011年5月3日(火)
内侍府(ネジフ)尚薬(サンヤク)ヤン・ソンユンの証言により内侍(ネシ)府長に復職したチョ・チギョム。そしてそのチギョムの下、内子(ネジャ)院の門下生達は、過酷な内侍(ネシ)登用試験に挑むのであった…。者乙山君(チャウルサングン)が新王に即位して以来、日々その想いを募らせるソファ。王との誓いを果たす為、チョンドンは内侍(ネシ)府長チョ・チギョムにある申し出をするのだが…。
第5話
2011年5月2日(月)
ソンジョン王(者乙山君チャウルサングン)が第九代新王として即位した。先王イェジョンの忠臣であった亀城君(クソングン)は、チョ・チギョムと重臣ハン・ミョンフェが先王イェジョンを暗殺した証拠を握ろうと躍起になるが、チョ・チギョムらは先手を打ち、亀城君(クソングン)が謀反を企んでいるとチョンヒ大王大妃(テワンテビ)に吹聴、亀城君(クソングン)の一派は幽閉される。そのなかにはソファの父、ユン正言(チョンオン)の姿があった…。
第4話
2011年4月29日(金)
チョンヒ大王大妃(テワンテビ)にいさめられイェジョン王は内侍(ネシ)禁婚令を取り下げるが、チョ・チギョムは責任を取らされ内侍(ネシ)府長の職を解かれる。復職を企むチョ・チギョムは、策略のうえ王を排除、者乙山君(チャウルサングン)を即位させる。しかし、宮廷内では王暗殺説が浮上し…。即位が決まった者乙山君(チャウルサングン)はソファに必ず正室に迎えると言い残し入宮するのであった。
第3話
2011年4月28日(木)
内侍(ネシ)府長チョ・チギョムはイェジョン王の内侍(ネシ)禁婚令発令に対し強く反対する。去勢し子供を作ることができない内侍(ネシ)にとって、結婚し養子を取ることが唯一の家門継続のすべなのだ。人としての尊厳を守るためチョ・チギョムは、イェジュン王に直談判を行うのだが…。 チョンドンは者乙山君(チャウルサングン)に許嫁(いいなずけ)に会わせると供を頼まれるが、向った先はチョンドンが想い焦がれるソファの家であった…。
第2話
2011年4月27日(水)
12年後、セジョ王の次男、イェジョン王は即位するや、朝廷内の改革を強硬に推し進めようとした。ウォラの子をとして暮らしていたチョンドンはある日、イェジョン王の甥である者乙山君(チャウルサングン)と出会う。王室の規則を破り町に出かけた2人だったが、無法者たちの手に落ち監禁される。その一部始終を見ていた両班(ヤンバン)家の息女、ユン・ソファの知らせを受け、内侍(ネシ)府長チョ・チギョムは救出に動く。
第1話
2011年4月26日(火)
時は15世紀、朝鮮王朝前期。
タンジョン上皇を廃し王となったセジョ王に対し、朝廷内では謀反を企てる動きがあった。その中心人物・内禁衛(ネグミ)大将キム・ジャミョンは旧知の仲・内侍(ネシ)チョ・チギョムに協力を頼むが、逆に裏切られ命を落とす。
ジャミョンの妻・オ氏は逃亡の中、出産するも赤子を山中に隠し、自身は川へ身を投げる。その赤子チョンドン(後のチョソン)は祈祷師のウォラとソグィに発見される…。