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2018.10

映画「散り椿」岡田准一さんインタ①

映像も、物語も、登場人物の心も・・・。

全てが美しい時代劇ってこういうものをいうのか!という作品を鑑賞しました。

映画「散り椿」です。

直木賞作家・葉室麟さんの時代小説を岡田准一さん主演で映画化した作品で、

妻の願いを叶えるために故郷へ戻った新兵衛が

不正を正すための戦いに挑む姿が描かれています。

今回は岡田准一さんにお話を伺いました!

文字起こしをしてみると、なんと3500文字を超えるインタビューに。

せっかくなので話したそのままを文字にして、

何回かにわけてお伝えしようと思います♪

脳内で岡田さんの声を再生しながら読んでいただけると嬉しいです。笑

DSC_0310.JPG


・映画公開を迎えた今のお気持ちは?



大作さんが監督として人生かけて、

全エネルギーを使って撮影をしている姿を見てきているので、

ここ1週間くらい大作さんがセンチメンタルになっていて

「眠れな~い」って言っている大作さんが愛おしくてしょうがないんですけど(笑)。

沢山の方に大作さんの映画をみてもらえたらいいなということを願うばかりですね。



・岡田さんが演じた新兵衛について


日本人の美しさとか、監督がずっと「美しい時代劇を撮りたい」と仰っていたんですけど。

主人公は強くありたいと願いながらも妻の願いに翻弄されるというか、

咀嚼できないでいる強さと弱さとか、色々なものを持っている主人公の映画ですし、

美しい人間らしい男っていうのを目指して演じましたけどね。



・この美しさはどこからくるんでしょうか


大作さんの画って「大作マジック」って映画界では言われているんですけど、

同じミリ数で撮っても同じように撮れないというかとても色っぽくて艶っぽい画になるんですけど、

そういう美しさもあるんだと思います。

けどただ本当に全てのバランスをすごく考えながら作った映画になっているなあとは思うし、

人間の強さと弱さと愛っていうのをテーマに撮った映画というのが

美しさのキーポイントなのかなあという風には思いますけどね。


続く☆

宇野 名都美 @ 2018年10月 4日 14:43

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