第1話
2012年10月26日(金)
1743年、朝鮮王朝を第21代王、英祖(ヨンジョ)が治めていた時代。英祖の息子の思悼世子(サドセジャ)は、軍を掌握して勢力を伸ばす老論(ノロン)派を牽制しようと清の皇帝の石碑を斬りつける。老論派は清に対する大逆罪で世子を糾弾するが、世子の忠臣であるペク・サグェンが自ら身代わりとなり斬首の刑となる。サグェンが処刑台に立った時、兄弟の契りを交わした仲間のキム・グァンテクが助けに駆けつける。グァンテクは「剣仙(コムソン)」と呼ばれ、国からも認められた剣の達人であった。