あらすじ
31歳の独身OLウンスの前に現れたのは3人の男
理想的なお見合い相手、魅力的な年下男、心の許せる男友達―
ウンスが結婚相手に選ぶのは!?
第1話
出会って1秒、恋は突然!
編集代理店に勤めるウンス(チェ・ガンヒ)は行き遅れの31歳。元カレの結婚式の晩、寂しさを紛らわすため携帯電話に登録されている中から良さそうな男に思い切ってメール。誘いの返信メールに浮かれて会いに行くが、彼は知人と一緒でその席に知り合いもいないウンスは1人で飲む羽目に。そんなウンスに映画監督志望の工科大生テオ(チ・ヒョヌ)が話しかけてくる。意気投合した2人は店を移して飲み直し、一晩を共にしてしまう。
第2話
1度に3人!プロポーズのち見合いのちデート!
テオとの一晩にときめくウンスに上司が見合いの話を持ってくる。断りきれず連絡先を受け取るウンス。その晩、ソウルメイトのユジュン(キム・ヨンジェ)が久々に現れる。気の置けないユジュンと楽しく過ごすウンスだが、突然プロポーズされ驚きのあまりはぐらかしてしまう。電話すると言ったテオから連絡がなく落ち込んだウンスは上司が紹介してくれたヨンス(イ・ソンギュン)に連絡、会う約束をする。が、テオから電話がきて…。
第3話
私をときめかす年下の男の子!
テオと再会したウンスはその晩、彼を部屋に招き入れる。瞬く間に惹かれ合う2人はいつも一緒にいたくてたまらない。一方で年上のウンスは彼にとって寝るだけの関係なのでは?と不安を抱くが、そうではないことをテオに示され、ますます惹かれていく。そんな中、見合いで会ったヨンスがウンスの会社に自社の会社報の編集を依頼してくる。自分に会う口実なのか判断がつかないウンス。初めはヨンスに何の魅力も感じなかったが…。
第4話
ステレオタイプの年上男に意外な魅力!?
1人暮らしの不便さを感じていたウンスはテオにブラインドを取り付けてもらい、頼りがいを感じる。だが、テオに親友のユヒとジェインに紹介してと言われると返事を濁してしまう。ウンスはヨンスの会社の社報の企画でイチゴ畑体験を取材に行く。そこでヨンスの笑顔とゆったりした生き方に触れ、有機農業社の社長という真面目でカタいイメージだけでない彼の魅力を知る。ヨンスとの打ち合わせ中にテオから電話がかかってくるが…。
第5話
母の秘密、私の身に起こったこと
テオと映画を見に行ったウンスはそこで見知らぬ男と一緒にいる母を目にし、動揺する。友達の母のことのようにテオに話すが、中高年の恋愛は映画の題材として面白いと言われて憤慨。落ち込むウンスのもとにテオから手製のポストカードが届く。テオに元気づけられ、ウンスは彼を親友ジェインの誕生会に連れて行くことを約束。だがウンスは誕生会に1人で行ってしまい、それを知ったテオはなぜ信じてくれないのかと怒りをぶつける。
第6話
僕、引っ越してきたよ!
上の部屋で殺人事件が起き、怖がるウンスのためにテオが越してきて同棲生活が始まる。ヨンスの会社の社報「緑の家族」を読んだテオはそのサービスが気に入り、ウンスの名前で会員に。顧客からの苦情を詫びるために自ら配達に出ていたヨンスは配達リストにウンスの名前を発見。テオの外出中にヨンスが配達で訪れ、ウンスは驚き慌てる。さらにジェインが突然やってきてテオとの同棲がばれてしまう。親友に紹介され喜ぶテオだが…。
第7話
テオのいない部屋で
ジェインの結婚式に出席したウンスだがユヒが寄りを戻した元カレを連れてきて気まずい雰囲気に。テオも加わり皆で飲みに行くが、ユジュンにテオとの関係を暴露したユヒにウンスが激怒、2人は大喧嘩する。翌朝、二日酔いで寝過ごしたウンスにかわりテオは知人に頼んでウンスの会社に病休の連絡をするが、ウンスはテオが連絡したと誤解し責め立ててしまう。出勤したウンスは事実を知り怒ったことを悔いるが、その晩テオは戻らず…。
第8話
君よ泣くな 寂しいから人間だ
テオが何日も戻らず連絡を待ち続けるウンス。ついには待つことに疲れ、携帯電話を置いて取材で済州島に出掛けてしまう。会社報の企画取材のため来ると思っていたヨンスが来られないことを知るが、その日ヨンスは墓参りに行っていた。翌日、ヨンスが取材に合流。テオのことで落ちこんでいたウンスはヨンスと海で遊んだり彼の何気ない気遣いに救われる。そんな中、ウンスはヨンスに好きだと告白されるが、テオのことが忘れられず…。
第9話
笑わせてくれる人
ウンスが部屋に戻るとそこにはテオが。詫びるウンスにテオはどれだけ僕が愛しているか君は知らないと言い、再び出ていく。ウンスは自分の愛が足りないことに彼が気づいていると知り、引き留めることができない。さらに母親が離婚を切り出したことを知り気が重くなるが、テオは映画の現場が忙しくて電話で話すこともできず、ヨンスにメールしてしまう。ヨンスに会い彼の何気ない言動に笑顔になるウンスだが、家の前でテオと鉢合わせし…。
第10話
終わりは始まり
テオに別れを告げられたウンスは逃げてばかりで臆病な自分が嫌になっていた。ジェインは離婚、ユヒも恋人とうまくいかず自分自身が嫌いだと吐き出す3人。家に戻ったウンスはテオにメールするが、あなたは僕を愛していなかったという返信を受け彼が本当に去ったことを痛感する。そして違う自分に生まれ変わろうと辞表を出す。そんな中、好きな人がいると伝えて以降疎遠になっていたヨンスにジェインがウンスの携帯からメールを送り…。
第11話
一歩前に進んで
思い切って自分から電話したことでウンスは再びヨンスと会うように。些細な出来事をメールし合ったり散歩したり、ヨンスとの普通のやり取りに心が落ち着くウンス。だがウンスを図書館に送ったヨンスはそこで暴行を受ける学生をかばい怪我をしてしまう。ウンスが動転する中、病院に運ばれたヨンスはうなされてジョンファンという名を呼ぶのだった。幸いヨンスは大事に至らず退院。ウンスは彼の人柄に触れるに連れ引き込まれていく。
第12話
愛も記憶も心のどこかに
ジェインからテオに会ったと聞き動揺するウンスだったが、ヨンスに会い彼が好きだという本の中の言葉を教えられ心が軽くなる。同じ時、ヨンスはある男に声をかけられ驚く。実は男の名はキム・ヨンスだった。ウンスが家に戻るとテオからメールが届いていた。テオの正直な気持に触れたウンスは彼ともう一度会うことに。互いに贈り物をし、ありがとうと言って別れる2人。その足でウンスはヨンスを訪ね、昔の恋人に会っていたと告げる。
第13話
誰もが皆、悩んでる
ヨンスの手助けで家出した母親の行方が判明しウンスは彼と一緒に会いに向かう。母親の心の内を聞き初めて彼女を理解するウンス。人生が何か分からなくなり泣きじゃくるウンスをヨンスは誰でも同じだと慰め抱き締めてやる。翌朝ソウルに戻り実家に行ったウンスは、母さんの家出の理由がわからないのかと父親に怒りをぶつける。そんな中フリーランスの仕事が舞い込み、ウンスは仕事再開を決意。母親も家に戻り、久々に元気を取り戻す。
第14話
結婚しませんか?
怪我をした時に呼んでいたジョンファンのことを訊いた途端ヨンスの様子が変わったことが気になるウンス。それは禁句なのだろうとユジュンに言われウンスはヨンスに詫びるが、彼は言葉少なにジョンファンの話をするのだった。そんなヨンスにウンスは自分も悩んだり落ちこんだりした時に慰めてあげる存在になりたいと話す。そして2人は初めてキスをする。次第に結婚を意識し始めたウンスは思い切ってヨンスにプロポーズするが…。
第15話
ヨンスの正体
キム・ヨンスという男から自分を返してくれと言われたヨンス。実は少年時代に友達を殺してしまった彼は、苦悩のあまりその男から名義をもらい違う人間として生きていた。ヨンスは名義変更よりもそのことでウンスを傷つけることを怖れる。話そうとするも切り出せず、ウンスを黙って抱き締めるだけ。そして結婚式の準備が進む中、突然ヨンスが行方知れずに。不安になったウンスは住所を調べ彼の家を訪ねるが、ヨンスは別人と知り…。
第16話
それぞれの幸せに向かって
郵便受に入っていた乗車券の列車に乗りこんだウンスの前にヨンスが現れる。そして自分の本名はリュ・テギョンで、ケンカにより大好きな友達のジョンファンを殺してしまった過去を明かす。幸せも不幸も遠ざけて生きてきた彼がウンスに出会って幸せを感じてしまった罪悪感に苦しむことを知り涙するウンス。結婚式は流れるが、フリーの仕事を始め元気に過ごしていたウンスは再び連絡の取れなくなったヨンスに長い手紙を書く。