たまにはスマホを置いて、少し顔をあげてみませんか――
喫茶店での会話劇で魅せる連続ドラマ『純喫茶つながり、閉店します』
各話には毎回それぞれ悩みを抱えたゲスト出演者が登場。現代社会に失われつつある人と人とのつながりを喫茶店ならではの距離感で感じられる心温まる物語。誰もが心に悩みを抱える今、人生を前向きに見つめ直してみませんか。
東京で売れない短編小説家として働く鹿野典夫。人生のつまづきを感じていたところに父・洋二郎の突然の死の知らせがー。名古屋の実家の喫茶店「純喫茶つながり」の臨時マスターとして跡を継いだ典夫。しかし、アルバイト店員の亜希菜や常連客の小山田の思いとは裏腹に純喫茶つながりを閉店させる決意をするのだった。そんな中、店にはSNSの炎上に悩む若き天才経営者。ママ友との友情に悩む主婦。認知症を患う女性と家族。個人主義の中学生。それぞれに悩みを抱えた客がやってきてーー。
少しずつ「純喫茶つながり」の存在の大きさ、仲間の大切さに気づいていく典夫。母親からは、かつての夫・洋二郎との馴れ初めを聞き、亡き父親の純喫茶つながりへの深い思いを知ることとなる。
小説家としての夢を追うか、純喫茶つながりを続けるのか、典夫は自分の気持ちに正直に向き合う決意をする。