STORY
第23話
2024年7月29日(月)
ウォンはサンと再会し、自分のそばに置いて守りたいと告げ、宮中に引き留める。一方、リンはすっかり衰弱した忠烈王から、サンと自分を救ってくれと言われ、元成公主と共にいたイ・スンヒュを訪ねる。そこでウン・ヨンベクが亡くなった事件に絡んだ女官が何者かに毒殺されたことを知る。その事実から、忠烈王に仕えるオク・ブヨンの影が浮かび上がる。元成公主が王の御所へ行くと、そこにはまさにソン・インとオク・ブヨンが…。
第24話
2024年7月30日(火)
ウォンは、父・忠烈王とその取り巻きたちが母・元成公主を追いつめたと考え、怒りを爆発させる。その矛先は、王の寵愛を受けていた無比へと向かい、王宮は混乱に陥る。ソン・インは、ウォンを世子の座から退かせ、高麗人の王としてリンを立てるべく計画を進める。一方リンは、イ・スンヒュから王宮を去るよう助言されるが、幼い頃からずっと見守り続け、長く友として接してきたウォンを残していくことにためらいを感じていた。
第25話
2024年7月31日(水)
ソン・インらの謀略は、世子ウォンを廃位させ、高麗人の王を立てるためのものだった。そのためにソン・インは、「世子の座をワン・リンに譲る」という譲位の上奏文まで用意していた。それを知ったウォンは、忠烈王をかくまうリンのもとを訪れ、「斬れるものなら私を斬って王になれ」と剣を抜きながら激しく迫る。そして幼い頃からの唯一無二の親友であった2人は、ついに剣を交えるのだった。そこにサンも現れ…。
第26話
2024年8月1日(木)
ウォンに斬られたリンは、一晩中サンの看病を受けていたが、リンが目覚めるとサンは立ち去った後だった。サンはすでにウォンにも別れを告げていたのだ。一方、ようやく目覚めた忠烈王は、元成公主が亡くなったことを知り、激怒する。その頃、ウォンへの復讐を誓うソン・インは、ウォンを絶望させるため、サンとダンを利用し非常な手段を仕掛ける。ソン・インからの脅迫状を手にしたウォンは、リンとともに馬を走らせる。
第27話(最終話)
2024年8月2日(金)
ソン・インとの対峙の後、ウォンとリンは毒を飲んだサンを急いで王宮へ連れて帰る。その頃、宮中では元成公主の死を巡って、元の役人による忠烈王への追求が行われていた。王こそが反元勢力の長ではないかと糾弾され、証拠まで突き付けられた王は窮地に陥る。そこにウォンが現れ…。王座を巡る争い、父子の対立、そしてウォン、リン、サンの関係――すべてに決着を付けるべく、ウォンが最後に下した決断とは…。