STORY
第11話 王宮への道
2018年9月24日(月)
イニョンが王妃となる。入宮の行列を見守る人々のなかに、オクチョンの姿があった。オクチョンが生きていると知った大王大妃は急ぎ彼女を王宮に呼び、粛宗と再会させる。固く抱き合う二人。欲しいものを手に入れるというオクチョンの強い決意に、粛宗も周囲に彼女を認めさせようとするが、大妃は次の策を用意していた。
2018年9月24日(月)
イニョンが王妃となる。入宮の行列を見守る人々のなかに、オクチョンの姿があった。オクチョンが生きていると知った大王大妃は急ぎ彼女を王宮に呼び、粛宗と再会させる。固く抱き合う二人。欲しいものを手に入れるというオクチョンの強い決意に、粛宗も周囲に彼女を認めさせようとするが、大妃は次の策を用意していた。
粛宗の側室。賤民として生まれたが、仕立ての才能を生かして自立し、最高の服作りを目指す。世子時代の粛宗(イ・スン)と運命的に出会い、寵愛を独占するが、叔父チャン・ヒョンと朝廷の権力者ミン・ユジュンの権力闘争に巻き込まれ、自らも次第に権力の虜になっていく。
朝鮮第19代王。西人派に朝廷を牛耳られ、身動きの取れない先王の姿を見て育ったため、強い王権を目指す。政略結婚した仁顕王后には関心を示さず、ひたすらオクチョンを寵愛するが、西人派の狡猾な罠によって、オクチョンを窮地に追い込むことになる。
粛宗の妃。ミン・ユジュンの娘。気位が高く、オクチョンの作った男を誘う服を軽蔑する。王の寵愛を受けられず、王室のなかで寂しく暮らしながらも、名家出身の気品を保って粛宗を支える。想いをそのままぶつけるオクチョンを蔑みつつうらやんでいる。
王族だが、王位を狙ってはならないことをよく自覚し、むしろ粛宗を補佐する。オクチョンへの想いを長いこと胸に秘めてきたが、粛宗と愛し合っていることを知り、年長者としてひたすら見守るだけの役割を演じ続ける。