STORY
第16話 事件の真相
2018年10月1日(月)
夜食に入っていた毒のせいでオクチョンは昏睡状態に陥る。王妃が疑われるのを恐れた大妃は自分が毒を盛ったと嘘をつき、そのまま粛宗に看取られてこの世を去る。この事件がオクチョンと粛宗の間にわずかな隙間を生じさせる。オクチョンを疑うミン・ユジュンはこの機に彼女を王宮から追い出そうと、禧嬪は不義の子だと言い出すが…。
2018年10月1日(月)
夜食に入っていた毒のせいでオクチョンは昏睡状態に陥る。王妃が疑われるのを恐れた大妃は自分が毒を盛ったと嘘をつき、そのまま粛宗に看取られてこの世を去る。この事件がオクチョンと粛宗の間にわずかな隙間を生じさせる。オクチョンを疑うミン・ユジュンはこの機に彼女を王宮から追い出そうと、禧嬪は不義の子だと言い出すが…。
粛宗の側室。賤民として生まれたが、仕立ての才能を生かして自立し、最高の服作りを目指す。世子時代の粛宗(イ・スン)と運命的に出会い、寵愛を独占するが、叔父チャン・ヒョンと朝廷の権力者ミン・ユジュンの権力闘争に巻き込まれ、自らも次第に権力の虜になっていく。
朝鮮第19代王。西人派に朝廷を牛耳られ、身動きの取れない先王の姿を見て育ったため、強い王権を目指す。政略結婚した仁顕王后には関心を示さず、ひたすらオクチョンを寵愛するが、西人派の狡猾な罠によって、オクチョンを窮地に追い込むことになる。
粛宗の妃。ミン・ユジュンの娘。気位が高く、オクチョンの作った男を誘う服を軽蔑する。王の寵愛を受けられず、王室のなかで寂しく暮らしながらも、名家出身の気品を保って粛宗を支える。想いをそのままぶつけるオクチョンを蔑みつつうらやんでいる。
王族だが、王位を狙ってはならないことをよく自覚し、むしろ粛宗を補佐する。オクチョンへの想いを長いこと胸に秘めてきたが、粛宗と愛し合っていることを知り、年長者としてひたすら見守るだけの役割を演じ続ける。