更新日: 2004年08月05日
大須のみの市
【住所】名古屋市中区大須2-21
【TEL】052-731-5586(問い合わせ先:つげや)
【営業時間】早朝~夕方(開催日:毎月18日、28日(雨天決行))
【開業】昭和40年代終わりごろ
お店の紹介
【場所】大須観音境内
【オススメ】
100軒ほどある店で扱うものは様々。皿や茶碗などの食器からカメラ・時計などの日用品、アクセサリーや着物、懐かしいオモチャ、古本、切手、コイン、置物などなど。なかでも取材にお邪魔した日に一番、心ひかれたのが高さ50cmはあろうかという「ペコちゃん人形」。頬杖つく姿が愛らしい。お店のディスプレイ用に作られたものではないかとのこと。それほど古いものではないのだが、状態が良いためか、気になる値段は65,000円!!とても手が出せません。
【雰囲気】
見慣れないものがたくさん並んでいるので新鮮。ガラクタばかりのように見えるけど、よ~く見てみてください。最初は興味のない人でも「へぇ~、こんな世界もあるんだ」とその魅力に引き込まれること請け合い。思わぬお宝に出会えるでしょう。気になる品物があったら積極的にお店の人と交渉してみてください。毎月28日は大須の町に屋台の出店が出て、にぎやかなのでオススメです。
【予算】
昔懐かしいメンコは1枚100円から。天然石のアクセサリーなら500円ぐらいから。骨董的価値のあるものだと数万円は当たり前。でも、お店の人との交渉次第で欲しいものがお値打ちに買えるのがのみの市の醍醐味です。
ポイント
朝は6時ごろから店が並び始めるので、お宝探しは朝が勝負。
早起きは三文の得。
この日一番の戦利品は昭和30年代にテレビ放送していたアニメのレコード。状態がイマイチだったので値切りに値切って500円で入手!おぉ、勝利の快感!!午後3時ごろから店じまいを始めるとこも出てくるので、このタイミングも値段交渉のチャンスです。お店の人にしてみれば、売上は少しでも多く、帰る時の荷物は少しでも少なく、な訳ですから。とにかく好事家にとっては一日中いても退屈しないところです。
お店の人の話
30年ほど前にのみの市を始めた頃は5軒ぐらいしか店がなくって、今の活気は想像もできませんでした。
テレビ番組のお宝ブームの影響もあるかもしれませんが、お店で扱う品物のバリエーションもお客さんの年齢層も広がりました。むかしはお年寄りのお客さんが多かったけど、このごろは若いコたちが古い着物を買って行って、今風に作り直して着ているらしいんですよ。一度、来てもらえればわかってもらえると思いますけど、一日いても飽きない楽しさがつまった市ですよ。
取材者:データ放送部 岩永雅人
更新日: 2004年08月05日
※店舗情報は更新日の情報です。大須に行く前に確認してネ!