番組審議会
第179回 テレビ愛知放送番組審議会
◇開催日時 | 5月10日(木)午後1時30~3時 |
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◇開催場所 | テレビ愛知本社 特別会議室 |
◇出 席 者 | 田中委員長ら9委員と当社関係者 |
◇議 事 | 社側が平成12年度営業収益と平成13年度4・5月の営業状況、4月クールの週平均視聴率途中経過などについてそれぞれ報告。「魂の巡礼~作家コエーリョ、熊野を歩く~」(4月30日放送)を視聴した。主な合評は次の通り。 |
- 熊野信仰のかたちとパウロの考え方、信仰の違いなどの比較が欲しい。かくし味がつけ加えられないと、パウロが熊野古道を歩いたというだけになる。
- 画面、背景が美しく、ナレーターの紺野さんの声も番組に合っていて良い番組だった。
- 大変リラックスできる番組。ナレーターはもちろん、音楽がいろいろ出て来て楽しかった。
- ローマ・カトリックの巡礼は神とのふれ合いで、人とのふれ合いではない。樹木を抱えて神を感じたパウロには違和感を持った。
- パウロの会話はすべて英語だった。ブラジル人だから母国のポルトガル語で自分の言葉で語って欲しかった。
- ゆったりと静かな番組で、久しぶりに心が洗われる気分になった。
- パウロの静かな個性が出ていた。その裏にはものすごい激しさがあると感じた。
- 熊野古道は今ブーム。現在の日本人と昔の人、パウロとの対比があってもいい。
視聴率が取れないのは放送時間に問題もあり、再放送される考えは。 - いろいろ意見が出たのはいい番組だろう。全体としては明るく、気楽に見られ、理屈なしに良かった。