番組審議会
第219回テレビ愛知放送番組審議会
◇開催日時 | 6月9日(木) 午後1時30分~午後3時 |
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◇開催場所 | テレビ愛知本社 特別会議室 |
◇出 席 者 | 松本委員長ら9委員と当社関係者 |
◇議 事 | テレビ愛知から5月の営業状況と6月の営業見通し、5月の視聴率、視聴者センターリポートなどを報告。 そのあと、報道ドキュメンタリー「芙蓉部隊、特攻せず ~戦後60年目の証言~」(平成17年5月28日放送)を視聴した。 主な合評は次の通り。 |
- 特攻を拒否した部隊があったことを初めて知った。よく、あの時代に上官の命令に逆らう“抗命”ができたとは。大変素晴らしい番組でした。
- ジンと胸に来るものがあった。モノクロの映像、画像とも深みがあったし、ナレーションも良かった。「特攻せず」を認めたのは、戦略面からのこともあっただろうし、上層部の心も揺れていたのではないか。
- 番組の雰囲気に合わせたナレーションが良かったし、よく知らない戦争に関する用語もテロップで補われていて分かり易かった。
- 大変良くできた番組だった。惜しむらくは、時間が30分と短すぎた。2時間くらい語ることの出来る内容だったのではないか。
- 「特攻せず」は、いわば明るい側面。特攻の暗い面が出ていなかった。もっと出すべきだろう。若い人に見てもらいたい番組だが、この意味、価値が分からないのではないか。
- 戦中の生まれで、地元に関わる人の話だが、この部隊のことは、初めて知った。上官の命令に対し、よくあそこまで言えたと感心した。
- 戦争を全く知らない世代の人間として、若い人たちにも見て欲しい番組だが、戦争そのものがよく理解できないのではないかと心配している。再現ドラマの手法があったが、キンキン声が気になった。
- 素晴らしい方がおみえになったものだと思いました。感銘を受けました。
- 大変良い番組でした。大きな戦略的な観点から、「特攻しない部隊の必要性」のようなものがあったのかなと、考えながら見ていた。