番組審議会
第332回テレビ愛知放送番組審議会
◇開催日時 | 10月13日(木) 午後3時30分~5時00分 |
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◇開催場所 | テレビ愛知本社 特別会議室 |
◇出 席 者 | 安藤委員長ら7委員と当社関係者 |
◇議 事 | 当社から、2016年9月の営業状況、9月と上期の平均視聴率、番組種別、視聴者センター対応などについて報告した。その後、事前視聴したテレビ愛知制作特別番組『ナンバーのついたヤマネコたち ~東山動植物園の挑戦~』[9月19日(月・祝)午後1時25分~2時25分放送]について、合評した。主な意見は次のとおり。 |
- 大自然の様子と、相反する繁殖という人的行為が、交互に構成されることでうまく調和、醸成されていた。
- 心が重くなる番組内容だったが、字幕がまったく無い対馬の美しい自然の映像に癒された。
- 繁殖を前提にしている東山動植物園の取り組みなので、個体番号しか付いていないという現実や、人工的な繁殖の困難さを見ることができた。
- 誰に対してどういうことを訴えたかったのかはっきりせず、種の保存の重要性が弱かったと感じた。
- 種の保存のための取り組みは分かったが、繁殖後、野生に戻す意味の説明がもう少し欲しかった。
- 発情、交尾といったシーンを撮影するのは大変だっただろうと映像から伝わってきた。
- 訴求テーマの落とし込みが薄かった。繁殖のプロセスの場面が長く、1時間見るのはつらかった。
- 時間をかけて、練りこんで作り上げた番組。タイトルの意味が良く分かった。