番組審議会
第342回テレビ愛知放送番組審議会
◇開催日時 | 10月26日(木) 午後3時30分~5時 |
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◇開催場所 | テレビ愛知本社 特別会議室 |
◇出 席 者 | 安藤委員長ら8委員と当社関係者 |
◇議 事 | 当社から、2017年9月の営業状況、平均視聴率、視聴者センター対応、2017年4月から9月の番組種別などについて報告した。その後、事前視聴したテレビ愛知制作特別番組『名港マザー ~74歳、船食業~』[9月18日(月・祝)午前11時25分~55分放送]について、合評した。主な意見は次のとおり。 |
- 「大切なのは絶対に心だよ」という刀禰昭子さんの言葉に収れんするようにいろいろな要素が構成されており、良くできていた。
- 高齢の自営業者が抱える問題が凝縮されていたが、跡継ぎの問題が見えてこなかったのが消化不良だった。
- 刀禰昭子さんの仕事の様子だけでなく、口げんかや祭りのシーンも入れたことで本人の気持ちが引き出された親近感のわく構成だった。
- 名古屋港に業者が1社しか残っていないということだったが、他の調達方法があるのかなどもう少し突っ込んで欲しかった。
- カメラが回っているのを意識せずに話すなど、刀禰昭子さんに取材慣れしている感はあったが、思いは伝わってきた。
- 高齢に伴うからだの不安、仕事の継続をどうするかなど日本の現状を、船食業という仕事を通じて表していた。
- 機械化で船員数が減り、船食の需要が減るという時代背景の変化の中で、昔のまま愚直な営業などを描き、エピソードの付け方も良く考えられていた。
- 刀禰昭子さんがてきぱきと仕事をして楽しそうに映し出されており、見ていてエネルギーをもらった。