番組審議会
第353回テレビ愛知放送番組審議会
◇開催日時 | 11月21日(水)午後3時30分~5時 |
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◇開催場所 | テレビ愛知本社 特別会議室 |
◇出 席 者 | 坪内委員長ら7委員(書面参加1名)と当社関係者 |
◇議 事 | 当社から、ドキュメンタリー番組制作の現状、2018年10月の平均視聴率、視聴者センター対応などについて報告した。その後、事前視聴したテレビ愛知制作特別番組『お別れカメラ~ばあちゃん姉妹の写真館~』[9月24日(月・休)午後3時30分から4時24分放送]について、合評した。主な意見は次のとおり。 |
- 終活ブームもありテーマはタイムリー。写真家姉妹の性格や掛け合いが番組全体を明るくしていた。
- 写真撮影が、自らとパートナーの人生を振り返り、感謝し、未来を見つめる機会になっており、2人の姿を通じ、死に向き合うことをポジティブに描いてたことは素晴らしい。
- 生前遺影と姉妹と話が行ったり来たりで、何を視聴者に訴求したかったのか明確でなかった。
- 当初、番組の意図が見えなかったが、進むにつれ姉妹のプロ意識の強さを感じ、訴えたいことが徐々に分かった。
- 姉妹を丹念に追ったことで2人のキャラクターがうまく描かれていた。撮られる側も死が迫ってくるときに考える姿がよく描かれていた。
- 歳をとってもコンピューターも使いこなす「がんばるおばあちゃん」という感じだったので、お別れカメラというタイトルと結びつかない印象があった。
- 人物を大きく撮り、表情をうまくとらえていた。ヒューマンドキュメンタリーというと重い感じがするが、軽く気楽に見ることができた。