番組審議会
第359回テレビ愛知放送番組審議会
◇開催日時 | 6月26日(水)午後3時30分~5時 |
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◇開催場所 | テレビ愛知本社 特別会議室 |
◇出 席 者 | 坪内委員長ら8委員と当社関係者 |
◇議 事 | 当社から、2019年5月の平均視聴率、視聴者センター対応などについて報告した。その後、事前視聴したテレビ愛知制作特別番組『発見!地元ヒストリア ~僕らの街の明治維新~』[5月31日(金)午後4時から4時54分放送]について、合評した。主な意見は次のとおり。 |
- 名古屋と明治維新という企画が面白い。地元で歴史的評価が低い徳川慶勝を取り上げたことがすばらしい。
- ていねいな番組づくり。徳川慶勝と松平容保の子孫の対談は番組が無ければ世に出ないので評価できる。
- 徳川慶勝の非戦の選択がキーワードだと思うが、青松葉事件の真相について、推論でも良いので大胆に見解を示しても良かったのではないか。
- 知られざる話を発掘してくれた。新しい資料の発見が番組取材の中で得られて公開できたのは価値がある。
- 尊皇と佐幕に分かれた背景や、幕末だけでなく尾張藩の歴史的経過をもう少し説明すると分かりやすくなったのではないか。
- 放送時間を考えれば視聴対象はシニア層と思われるので、タイトルに「尾張藩」「幕末」「テレビ初公開」といった言葉を入れると視聴率に影響したと感じた。
- 改めて自分が地元のことを知らないことを思い知らされた。歴史特有の表現もあり、若い人には難しかったかもしれない。
- 地元ならではの企画。漫画家の土屋慎吾、ナレーション担当のタレント、加藤晴彦と地元の人を使ったのが良かった。