番組審議会
第408回テレビ愛知放送番組審議会
◇開催日時 | 5月23日(木) 午後3時~3時55分 |
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◇開催場所 | テレビ愛知本社 5階特別会議室 |
◇出 席 者 | 深田委員長ら8委員と当社関係者 |
◇議 事 | 当社から、社業、視聴率、視聴者センター対応について報告した。その後、事前視聴したテレビ愛知開局40周年ドラマ『余命1ヶ月って言ったじゃん』[2024年3月16日(土)午後4時から5時15分放送]について、合評した。主な意見は次のとおり。 |
- 人は家族や友人など世話になっている人たちには感謝の気持ちを忘れてはいけないというのが第一の感想。
- 主人公の考え方や生き方は現代の若い世代の典型なのか、「ちょいリスクちょいリターン」など、共感はできなくてもそういう考え方なのかなと理解が進んだ。
- 若手を起用したメッセージ性のあるチャレンジだった。ドタバタで笑いあり涙ありの心温まる前向きなストーリー展開は感謝に満ちたヒューマンコメディに仕上がっていた。
- シリアスなドラマではないにも関わらず人生設計について考えさせられるドラマだった。誰しもその時が来るまでわからないが、人生が例外なく期限付きであることを再認識した。
- 心から楽しめたのは自分自身や大切な家族が余命宣告を受けていない状況だったから。おかれた立場によってどう没入感が得られるのか、個人のストーリーによって多少の差が出る番組だと思う。
- 奇妙なあらすじの中、至るところにメッセージ性のあるエピソードが盛り込まれていた。とても後味良く、一見平和な日本でも実は潜在する現代の問題について気軽に気づかされた。
- コメディながら自分の残りの人生について考えさせられる番組だった。非現実に入り込む設定には色々あるのかもしれないが、「余命宣告」というのは新しい切り口だと思った。
- 名古屋でのロケはほとんどなかったようだが、もう少し名古屋を出してほしかった。年配の者からするとスピード感がありすぎてなかなかついていけなかった。