放送について

番組審議会

第409回テレビ愛知放送番組審議会

◇開催日時 6月26日(水) 午後3時~4時05分
◇開催場所 テレビ愛知本社 5階特別会議室
◇出 席 者 深田委員長ら7委員と当社関係者
◇議  事 当社から、社業、視聴率、視聴者センター対応について報告した。その後、事前視聴したテレビ愛知制作特別番組『家族、だから苦しい 介護するあなたを支えたい』[2024年3月30日(土)深夜1時10分から2時10分放送]について、合評した。主な意見は次のとおり。
  • 介護はする側もされる側も辛い現状があること、社会課題として介護する側へのサポートが不可欠になっていること、採算が合うかどうかわからない善意でのサポートは限界が感じられることが浮き彫りになっていた。
  • 散らかった部屋、介護に関する山積みの書籍。家族介護の現場と介護者の悲痛な感情を吐露するショッキングな実録で始まる映像に、一気に引き込まれた。
  • 「家族、だから苦しい」というタイトルが番組を象徴していた。
  • 地域や行政、団体が一体となって介護する側を含む介護全体を支える仕組みを整備していく必要があるということに一石を投じる番組だった。
  • 介護の問題を解決するため、それらを個々に取り上げて精査、議論する必要もあるが、もっと大きな観点や立場から、問題点のみならず、今起きていることと結び付けるような情報や研究が重要と考えさせられた。
  • どのようなサービスがどこまで利用できて、何が欠けていて問題になっているのか等、わかりやすい解説があると、課題がより明らかになったのでは。
  • てとりんハウス運営者の岩月さんは、自身の介護の経験から同じような人たちを支えたいと献身的に相談にのっている。自分自身が介護を行っている以上のご苦労があると思う。
  • 自分は後期高齢者で身近な問題として捉えた。友人が介護をしているが話を聞くことしかできない。てとりんのような組織の活用を地元に提案していくのも自分の仕事かなと思う。

番組審議会トップへもどる

ページトップへページトップへ