番組審議会
第411回テレビ愛知放送番組審議会
◇開催日時 | 9月11日(水) 午後3時~4時 |
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◇開催場所 | テレビ愛知本社 5階特別会議室 |
◇出 席 者 | 新田委員長ら6委員と当社関係者 |
◇議 事 | 当社から、井上聖委員(日本経済新聞社 専務執行役員 名古屋支社代表)逝去のお知らせ、続いて社業、視聴率、視聴者センター対応について報告した。その後、事前視聴したテレビ愛知制作特別番組『激論コロシアム~これでいいのか?ニッポン~ ニッポンが飢えるってホント!?食の危機SP』[2024年7月13日(土)午後1時30分から2時30分放送]について、合評した。主な意見は次のとおり。 |
- 軍事、エネルギー、食糧が国家の安全保障ということで、食糧とエネルギーでは貯めておくことができるかどうかという多少の違いはあるが、共に一朝一夕では対応できないこと、詰まるところ誰が最終的に保障するのかといった点はエネルギーにも多分に通じるところがある。
- 自分は気候危機の政策に取り組んでいるが、食の危機も同様に様々な分野に影響し合い、安全保障の観点から深刻な状況がよくわかる番組だった。
- 国民のほとんどは、食の安全保障という観点から「実は諸外国に日本の胃袋を掴まれている」とは露ほどにも考えていないのでは。
- 今回は課題を話されていたが、危機を感じた私たち視聴者が次にどういうアクションを起こしたら良いのか、良いモデルがあればそれに倣っていけば日本の国の変化に関わっていけるのではないかと思った。
- この番組には少し関わった。世間の人々に少しはニッポンの食の危機や農業の危機についてご理解いただけたのでは。この危機を国民みんなでどう乗り越えられるかを議論できると真の解が出るのではないかと思った。
- 日本の食料自給率が4割弱であることは知っていたものの、肥料や飼料を加えると実質わずか10%程度という実態には驚かされた。日本の農業の現状が極めて由々しき状況だということを知ることができた。