番組審議会
第416回テレビ愛知放送番組審議会
◇開催日時 | 3月26日(水) 午後3時~4時5分 |
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◇開催場所 | テレビ愛知本社 5階特別会議室 |
◇出 席 者 | 新田委員長ら6委員と当社関係者 |
◇議 事 | 当社から、社業、視聴率、視聴者センター対応について報告した。その後、事前視聴したテレビ愛知制作特別番組『海と灯台 未来への輝き』[2025年2月22日(土)午後4時から5時15分放送]について、合評した。主な意見は次のとおり。 |
- 冒頭の映像から本当に美しく惹かれた。富山県の生地鼻灯台は避難所に指定され住民の皆さんで鍵を管理しているということだが、緊急時にはいつでも誰でも開けられる、誰でも避難できるという表現は適切だったのか。
- 灯台は海上交通の安全という従来の役割に加えて、その土地や地域に豊かさをもたらす存在であるということが伝わる内容だった。
- 灯台には、こんなにも歴史的・文化的価値があるということを初めて知った。美浜町の野間埼灯台では現代版灯台守という方がいて歴史的な価値を守るだけでなく周囲に伝える役割も担っているということで灯台を身近に感じたし、また地域の賑わいの創出にもつながる内容だった。
- 天気や日没時間でスケジュールが限られ、また風が強く足場の悪い環境など制約がある中での撮影は大変だったと思う。それでもタイムラプスの映像やドローンによる海の上からの映像、灯台を俯瞰した映像はまさに眼福だった。
- 灯台は紀元前279年アレクサンドリアの時代からあったということ、日本でも150年以上前から作られてきたこと、また灯台は1つ1つ光の色と光り方があってそれによって識別されているということ等、知らないことをたくさん教えてもらった。
- 普段は多くの人が存在を気にすることもないと思われる灯台をテーマに選んだきっかけは何だったのか。灯台の本来の意義がGPS等の発達で失われていく中で、各地域で灯台の意義を再設定されてきているのではと見た。