番組表

放送について

番組審議会

第419回テレビ愛知放送番組審議会

◇開催日時 6月25日(水) 午後3時~4時
◇開催場所 テレビ愛知本社 5階特別会議室
◇出 席 者 加藤委員長代理ら8委員と当社関係者
◇議  事 当社から、新たな会社側出席者を紹介、続いて社業、視聴率、視聴者センター対応について報告した。その後、事前視聴したテレビ愛知制作『工場へ行こうⅢ AMAZING FACTORY』[2025年5月3日(土)午後2時35分から3時30分放送]について、合評した。主な意見は次のとおり。
  • リサイクルという点では、自動車の部品が自動車製品によみがえるような次に繋がるシーンがあると良かった。一般の人は工場を見学したい、一方で会社としてはPRに繋がるが一般の人にはなかなか見せられないという溝があり、そこを繋ぐ非常に良い番組である。
  • クルマのライフサイクルは非常に興味深く、廃車が資源として再利用されるための分別過程を知ることができた。解体後の資源がどのように再利用されるのか知りたくなるし、環境先進国であるEUでのリサイクル技術との比較にも興味が湧いた。
  • 豪快さや迫力を売りに工程は単純なスクラップという仕立てではなく、操作は繊細な人の仕事、機械の性能が向上しているという発見もある番組になっていた。YouTubeチャンネルのコンパクトにまとめた動画を見ると、番組を見たくなると思った。観光業と連携して学習の場にするとビジネスチャンスにもなるのでは。
  • この工場は東海最大級ということだが規模が大きいということだけでなく、技術的な部分、職人のレベルなど、客観的あるいは相対的に何がすごいのか、少し引いた視点で説明する要素があっても良かった。さらには今回の現場から見える自動車リサイクルの現状や課題、その中での東海地区の位置付けにも言及するとなお良かったのではないか。
  • 解体してごみになるのではなく原材料に生まれ変わるところを見られたのは、教育効果も大きい。カーエアコンの冷媒であるフロンガスはオゾン層破壊と地球温暖化の原因だが、どのように回収しているのか知りたかった。
  • 大人だけでなく子供が楽しめるのではないか。キッズバージョンを作ってはどうかと思った。「日経プレミア」とタイトルに付いていることからターゲットはビジネスマンを考えているのかもしれないが、一般視聴者が見ても十分楽しめる。どのターゲットを狙っているのか。
  • シュレッダーで細かく分解した後、鉄と鉄以外に分けられていたが、鉄以外にはどのようなものがあり、どのような処理工程になっているのか見てみたかった。リサイクルにおける手間を考えると、モノづくりに際しては最初からリサイクルを前提とした設計や製造が求められていくようになるのだろうと感じた。
  • 工場の中を特殊なカメラを用いて撮影し、初めて見る場面ばかりで迫力満点だった。鉄は製鉄所へ行くという工程が見えるが、リサイクル率90%と言いながら他のものがどのようにリサイクルされていくのかがわかりにくかった。

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