番組表

放送について

番組審議会

第421回テレビ愛知放送番組審議会

◇開催日時 9月10日(水) 午後3時~4時35分
◇開催場所 テレビ愛知本社 5階特別会議室
◇出 席 者 新田委員長ら8委員と当社関係者
◇議  事 当社から、社業、『ディープ・ローカル旅 発酵する台湾』における不適切表現の発生事案、視聴率、視聴者センター対応について報告した。その後、事前視聴したテレビ愛知制作『サバンナのわが社の星 セントレア開港20周年SP』[2025年7月5日(土)昼12時30分から1時30分放送]について、合評した。主な意見は次のとおり。
  • 空港の知らなかった魅力、支える人々の姿が細やかに描かれていた。開港当初の裏話と共に20年の歴史を感じられる構成になっていた。LBSとのコラボで「鈴木バイオリン製造」が紹介されたのは唐突感があった。
  • セントレアで働く人(星)を中心に取り上げる番組だと思って見たが、貴重映像が満載だった。これだけの良い映像があるのであれば別の番組で取り上げても良かったのではないか。消防署ではなく消防所(どころ)である等、トリビアもあった。
  • 番組の核となる「わが社の星」人物紹介では、現場で働く人々の姿が丁寧に描かれていた。彼らの仕事に対する誇りや日々の努力にスポットを当てることで、視聴者が「空港を支える人々」に共感し応援したくなるような気持ちを抱かせる構成になっていた。
  • セントレアにはしょっちゅう行っているものの、案外知らないことが多いものだと思った。オペレーションセンターの社員はスクワットの世界チャンピオンとのこと。どう入社したのか、アスリートのセカンドキャリアに関心があるので、訳があるのであれば紹介があると良かった。
  • グランドハンドリングを実演した女性は大きな機体の動きを手の指示でコントロールしていてすごいと思った。男性が多そうな現場で頑張っておられて素敵だった。この番組をきっかけに、あらたにそうした女性たちが続くと良いと思った。
  • 登場する機材や車両がすごくて「会社の星」に該当する人物を紹介する番組だと途中で判明したが、セントレアオペレーションセンターで働く、スクワットで世界チャンピオンになった方、副業で水族館のダイバーをされている方などが出てきて、やっと「わが社の星」らしい人が登場してきたと感じた。
  • 開港20周年記念でイベントがたくさんあったのだと思うがその紹介がなかった。2本目の滑走路を準備しているはずで将来に向けてどう発展していくのか、そういったことを企画している人に光を当てるとか、空港の将来について語る部分があっても良かった。5スター5年連続取得は大変なことだが、これにかかわる中心的な人をわが社の星として取り上げると良かったのではないか。
  • 従業員の方も国際線のエリアへの持ち込み禁止などについては一般旅客と同じであるということを改めて知った。わずか35分でボーイング737を出発させるのはすごいこと。荷物を手で積み込むのは大変そうだと感じた。知識が増えて楽しめる番組だった。

『ディープ・ローカル旅 発酵する台湾』における不適切表現の発生事案についての意見

  • 意図的なものはなく単純なミスとのことだが、実際の会話にないナレーション(翻訳)をすることは捏造と言われかねない。レピュテーションにも関わること。チェック体制の見直しをしっかりとやっていただきたい。
  • 委託をしているもののチェックをどこまでやるのか、コストのことや、一方で信頼性をどう担保するかというのが、非常に難しいと思う。
  • 業務の効率化を考え、AIを活用することも検討してみては。

意見に対して会社側からは、以下のように報告した。

  • 番組をチェックする体制を改めて考えた上で、次回の審議会で報告をする。

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