番組審議会
第429回テレビ愛知放送番組審議会
| ◇開催日時 | 6月24日(水) 午後3時~4時10分 |
|---|---|
| ◇開催場所 | テレビ愛知本社 5階特別会議室 |
| ◇出 席 者 | 内田委員ら8委員と当社関係者 |
| ◇議 事 | 当社から、新たな会社側出席者を紹介、続いて社業、視聴率、視聴者センター対応について報告した。その後、事前視聴したテレビ愛知制作番組『千原ジュニアの愛知あたりまえワールド☆』[2026年4月25日(土)夜6時30分から7時58分放送]について、合評した。主な意見は次のとおり。 |
- 尾張地区の知らない工場を知ることで家族らと話すきっかけになった。工程の紹介は分かりやすく、お得な情報も嬉しかったものの、ナレーションの「すげー」などの表現が行き過ぎて大げさに感じた。トヨタなど有名な工場がランク外だったのは不思議だった。工場以外の分野の会社も紹介してほしい。
- 愛知が「ものづくり王国」だと実感し、ランキング形式で最後まで飽きずに楽しめた。三州食品で最新設備の中でも最後は人の経験と技術が品質を支えている姿や、エアウィーヴの着眼点の強さに感動したし、「ゆかり」や「ブラックサンダー」の工場へは実際に行ってみたいと思わせる魅力があった。工場は立派な観光施設であると思った。
- 世界に誇る企業の圧倒的な技術力に対し、タイトルにある「あたりまえ」という表現に少々違和感を覚えるほどの凄みを感じた。五感で体験して初めて伝わる工場の価値や、企業の歴史の積み重ねには尊敬の念しかない。品質を守り抜く人材の存在や迫力ある工場映像には惹きつけられる。「かっこいい工場シリーズ」を制作してはどうか。地域と企業とのつながりを映し出した意義深い番組。今後は現場で働く人々の哲学や次世代へ技術を継承していく若手職人にも焦点を当ててほしい。
- 楽しさや面白さ、工場見学が大好きな自分のような者の興味、そしてためになることを上手く融合させた番組 。スローモーションなどの映像表現や、東京ドーム何個分に代わる「東海市の面積の15%」といったデータの紹介の仕方など、伝わりやすかった。また、フジパンの味の違いの実験など、周辺から集めた多彩な住民の声やサイドストーリーが充実していた。どうやって10の工場を選定し、順位付けをしたのかを知りたいと思った。
- 食品から鉄まで愛知の「ものづくり」の多様性と素晴らしさを改めて認識でき、地元愛が深まる贅沢で面白い番組。専門家のようなコメントをする「工場芸人」西森さんの役割も良かった。3万人の会員によるランキングの選出方法については、もう少し丁寧な説明があっても良かった。地域へのインタビューから製品が「あたりまえ」に愛されていることが感じられた。世界のインフラを支える黒子である日本ガイシの紹介や、フジパンについては子どもの地元愛検証が面白くまとめられていた。
- 地元の市民がこよなく愛している感の強い工場が上位に入っていることがポイントだと感じたが、候補となった工場のリストアップ基準を知りたいと思った。石塚硝子の工夫や日本製鉄の美しい工場夜景、三州食品の職人技、フジパンの味の違い、ブラックサンダーの詰め放題など、各工場の紹介についてカメラアングルが素晴らしくめったに見られない製造工程が多かった。原材料を地元から調達している工場があれば紹介してほしかった。
- 第二次産業の街・愛知県らしい見とれるほどの工場稼働風景と映像だった。地元の声から地域の人々の誇りや愛情が感じられた。石塚硝子の使いやすいグラスデザイン、日本ガイシの技術、日本製鉄の美しい夜景、市営地下鉄日進工場の自社との設備の違い、三州食品の人の目による安心感、磯谷煙火店の美しい青色の花火など、単なる工場紹介だけでなく、地元密着のテレビ愛知らしい見せ方だった。
- 「工場へ行こう」の映像資産をランキング形式のエンターテインメントとして二次利用したスマートな戦略、昭和の黄金期を彷彿とさせるBGMの選曲、スタジオキャストの視聴者目線のリアクション、そして愛知県民の郷土愛を呼び起こさせる見事なベスト10であったこと、4点を高く評価する。3万人のアンケートの年齢構成や地域分布、重視した設問、対象工場の数などの選定要素について聞きたい。


