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なぜラムネ菓子がブーム!?

18.02.02

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シュワッとした食感!
子どもの頃、
だれもが食べたことがある
ラムネ菓子ですが
今、おとなの間でも
人気となっています。

なぜ、今、
ラムネブームが
起きているのでしょうか?

街で聞くと・・・

「ラムネです。
結構(カバンに)入れています。」
(男性)

こちらの女性も!

「これ。
名古屋水族館限定(ラムネ)」
(女性)

ラムネだ!

一方、居酒屋で、

お客が食べているのは・・・。

「イチゴラムネ。
 さっぱりしますよ。」
(お客さん)

このお店では、
箸置き代わりに
ラムネを使っているという。

「(提供した)ラムネが
 すべて食べられることは昔はなかった。
 最近は(ラムネを)残さず食べる。」
(名古屋コーチン むかしや
       山内輝彦オーナー)

名古屋にあるお菓子メーカー
春日井製菓 笹取北工場。

この工場では・・・。

「2017年までは2台で作業してましたが、
 (生産が)間に合わない状態で
 今は3台がフル稼働で生産しています。」
(春日井製菓 笹取北工場 谷口茂工場長)

春日井製菓では、
ラムネ菓子の売り上げが、
5年前の1.4倍になったという。

まさに"ラムネフィーバー"だ。

さらに、
「このチャンスを逃すな」と、会議室では!

「2018年の秋に発売予定の
 新商品の企画会議をしています。」
(春日井製菓 笹取北工場 谷口茂工場長)

それにしても一体、
今なぜラムネブームなのか??

担当者に話を聞くと・・・。

「(ラムネの主成分の)ブドウ糖が
 体にいいということが
 最近知れ渡ってきた。」

ブドウ糖は、
脳や筋肉などのエネルギー源。

このブドウ糖が「体にいい」と
SNSなどで話題となったのが、
ブームのきっかけとみられている。

街ではこんな声が・・・

「食べると頭の働きが良くなるとかよく聞く。」
(街の人)

「お酒に効くのかな。
 アルコールを分解するんですよね。」
(街の人)

ちまたでうわさのラムネ効果。
専門家の見解は?

集中力が増し、
頭の働きがよくなる!?

「脳は普段は、ブドウ糖だけを
 エネルギーに使っていますので、
 脳に直接エネルギーとして取り込まれるから
 脳が働きやすくなるとも考えられるが、
 (ブドウ糖を)取れば
 いつでも集中力がアップする
 というものではない。」
(名古屋大学環境医学研究所
     林 良敬 准教授)

二日酔い解消に効果的!?

「アルコールを取ると、
 肝臓からブドウ糖を放出する
 働きが弱まりますので、
 血液中のブドウ糖が
 足りなくなります。
 それが二日酔いのだるさの
 原因のひとつになっているので、
 ブドウ糖を補うことによって
 だるさが解消されやすい。」
(名古屋大学環境医学研究所
     林 良敬 准教授)

もちろん、ラムネはあくまでお菓子。
メーカーも医薬品的な効果を
うたっているわけではなく、
こんな指摘も・・・。

「ブドウ糖そのものは
 糖でカロリーがあるわけですから、
 ブドウ糖をとりすぎれば
 当然カロリーの取りすぎになりますので
 適量としては1度に1粒、
 2粒程度取る事が良いと思います。」
 (名古屋大学環境医学研究所
     林 良敬 准教授)


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