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FEAUTURE特 集

旬撮24時

ブランド品買い取り"攻防"密着

18.02.16

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名古屋の大須商店街にあるのがコメ兵。
コメ兵の
買い取りセンターでは、
悲喜こもごもの人間模様がありました。

1円でも高く売りたい客と、
良い物を買い取りたい鑑定士が日々、
しのぎをけずる中古ブランド品の
買い取り現場にカメラが潜入。

年末年始商戦も一段落した大須商店街。

ここにあるのが、
東海地方を代表する中古ブランド品
販売買い取り大手のコメ兵だ。

そこには、さまざまな人間模様があった。

この日、最初の客がやってきた。
買い取りセンターにきたのは、30代女性。

持ち込まれたのは、指輪やネックレス、
それに腕時計など。

中でも鑑定士の目を引いたのが、
フランスの高級宝飾品ブランド・ブシュロンの
指輪とネックレスなど3点。

定価はあわせて約170万円。

「旦那と結婚している時にもらったので
 離婚したのでお金に換えておこうと」
(30代女性)

実は、この女性、年末に8年連れ添った夫と離婚した。
これらは、夫からもらった思い出の品々なのだ。

それを手放すという。

女性はこれから2人の子供を育てて
いかなければならないため、
少しでも現金が...。

果たして査定額は?

「こちら3点で48万と5,000円。」
(鑑定士)

「48万と5千円・・・。
 もうちょっと上がらない?」
(30代女性)

「金額に関しては、もう正直すべてですね
 上限金額でお応えしていまして」
(鑑定士)

過去の"思い出"を売って、
女性は約50万円を手にしたのだ。

Q「ご希望の額に届きましたか?」

「そうですね
 30(万)ぐらいいけばいいと
 思ったら50(万)だったので」
(30代女性)

次に買い取りセンターを訪れたのが、
こちらの女性。

30年以上にわたって飲食店を
経営していたこの女性。

客からのプレゼントを
よく持ち込むという。

プレゼントにはその時代の景気が
映し出されているようだ。

「バブルの時には競って(もらった)という感じで
 欲しい貴金属とか多かったんですけど
 最近はお花とかそういうのが多いですよね
 お花も嬉しいですよ」

いらなくなった物を現金に換えて、
また買い物へ・・・

「はい いってきます
 シャネルのピアス買ってきます」
(50代女性)

その後も店を訪れる人は後を絶たず・・・

時計を売りに来たというこの男性。

このロレックス、2年前に新品を約85万円で購入した。

「お買い替えか何かでしたか?」
(鑑定士)

「ちょっと今度 車を買うので一時的に
 お金が欲しいと思って考えているんだけど」
(40代男性)

車の買い替えの足しにしようというのだが、
果たして、気になる査定額は?

「一応このコンディションですと」
(鑑定士)

「え!?そんなに取ってくれるの?マジで!?」
(40代男性)

「一応きょうの目一杯のお値段でして」
(鑑定士)

2年間使用していたにも関わらず、
査定額は73万円。

予想を超える金額に本人もビックリ!

「ロレックスのスポーツモデルなので
 かつ、年式がまだ新しい時計なので」
(鑑定士)

保証書やケースを持参しなかったため、
買い取りは後日ということになったが、
どうやらこの男性、
価格を聞いて心変わりしたようだ。

「金額はびっくりしたんだけど
 まあ考えますわ
 別に他でお金を
 用立てればいいことなので」
(40代男性)

必要に迫られ売りに来る人や、
値段を聞いて手放すのをやめる人

買い取りセンターには、
きょうも様々なドラマが生まれているのだ。

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