FEAUTURE特 集

金スぺ

〈全力エール〉アーチェリー 期待の新星

18.06.01

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「全力エール」の2回目。
今回は、
インターハイ2連覇中で
今後の活躍が期待される
アーチェリーの高校生を取材しました。


アーチェリー男子個人の戸松大輔選手。
東京オリンピックメダル候補の一人です。

戸松選手は岡崎市にある
愛産大三河高校に通う3年生。
部活の時間になると...

「ど真ん中がありますよ!すごい!」 
           (岡田アナ)
             
的を狙って矢を放ち、
その得点を競い合うのがアーチェリー。
当たった矢が中心に近いほど高得点となります。
戸松選手の矢は黄色の円の中に集中しています。

正確に矢を放つことのできる戸松選手は現在、
インターハイを2連覇中の実力者です。
その強さの秘密は...?

「身体的な面でよく言われるのは腕が長い」
            (戸松大輔選手)

身長173センチの戸松選手。
同じくらいの身長の先生と比べてみても、
腕の長いことがわかります。
この長さが戸松選手の特徴。
リーチを生かして
弓を大きく引くことができるので、
矢にスピードがつきます。

通常は放物線を描く矢が
より直線的に飛ぶため、
中心を狙うのに有利になるといいます。
的までの距離は70メートル。
             
矢の時速は220キロと
高校生の平均を20キロ以上上回ります。

「1日にどれくらい練習するんですか?」
            (岡田アナ)

「平日は最低でも200本打つように」
        (戸松大輔選手)

なんと驚異の200本打ち。
腕への負担をもろともせず、
常に集中力を切らしません。

「練習の時は邪念とか相手を意識したり
 点数を意識した瞬間に外れてしまうので、
 どれだけ何も考えずに一つのことに
 集中できるかが自分の中でのポイント。」
             (戸松大輔選手)

そんな戸松選手には、ある悩みがあります。

「いつもこのお弁当箱です。
 そんなに多くはないです。
 もっと食べて体を大きくしないと
 強くなれないぞと言われている。
 意識はしているけれど
 なかなか食べるのもきつい
 少し甘えている部分もあります。」
          (戸松大輔選手)

戸松選手の体重は60キロ。
重心をより安定させるためにも、体重増加が重要です。

「筋肉量を上げてオリンピック金メダル"です!
 今年の2月〜3月に世界大会が続いて
 その時に体力の無さとか筋力不足を感じた。
 試合が続くと辛くなってくるので
 それを実感して、これからしっかりと
 体力づくりをしていかないといけない。」
            (戸松大輔選手)

東京オリンピックは2年後です。


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