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ザ特集

密着!"ドンキ効果"がユニー変えた!?

18.06.14

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ドン・キホーテとの
歴史的提携を決めたユニー。

改革の効果は、
商品開発にも
及んでいました。


2017年夏、
ドン・キホーテとの資本業務提携を結んだユニー。

2018年3月には、全国の6か所で新店舗、
「メガ ドン・キホーテ ユニー」がオープン。

その歴史的決断を下したのがこの人、
ユニーの佐古則男社長です。

社内の反対を抑えるため、
佐古社長は、従業員に、
ある公約を掲げました。

「(売り上げ)1.5倍やるぞ!と。
 正直言って本当にやれるかな、
 という不安はあった。
 ホッとはしていない、まだこれから」
     (ユニー・佐古 則男 社長)

オープン2ヵ月の結果は、
売り上げ、客数ともに
前年の約2倍を記録しました。

ドンキホーテとの提携で、
改めて思い知らされたことがありました。

「小売業はやってみればいい。
 すぐに結果が出ますから。
 売れたら○、売れなければ×。
 やってみたけど全然売れないなら
 やめることも決断しなくてはいけない。」
       (ユニー・佐古 則男 社長)

5月末には、
結果が出ていなかった香港からの撤退や
赤字続きの子会社の売却など、
不採算部門の整理縮小を次々と進めていました。

「冷徹に判断してるように
 思われているかもしれないが、
 実際はかなりハードに心が痛みます。」
      (ユニー・佐古 則男 社長)

6月のはじめ、
ユニー本社で、
あるプロジェクトが始まりました。

惣菜プロジェクトです。

「総菜プロジェクトが
 いよいよ全メンバーそろった
 3年をめどに徹底的に惣菜を見直して
 ユニーにおける総菜の
 売り場を強化していきたい」
 (ユニー・佐古 則男 社長)

プロジェクトの目的は、
売り上げが伸び悩む総菜売り場の強化。

これから3年がかりで進める計画です。

現在10兆円規模ともいわれる総菜市場は
今後も確実な成長が見込める分野です。

ところがユニーはこれまで、
惣菜商品の開発をメーカー任せにしていたため、
客のニーズに素早く対応できていませんでした。

「惣菜は共働きや単身の増加で
 ライフスタイルが変化し
 このマーケットは確実に広がる
 人口が縮小してもこのマーケットはかたい」
        (ユニー・佐古 則男 社長)

売り場に並べるのは
「売りたい商品」ではなく、
「売れる商品」。

売り場づくりの意識改革は、ドンキ効果の一つです。
「新店舗の客層に合わない」と、
一度は売り場から撤去したシニア衣料や学童用品も、
「売れる」とわかれば復活させたい考えです。

「良い悪いというのは店舗で
 いろいろな取り組みをして
 結果として数字がついてきたかどうか、
 それが利益につながったかどうか
 非常にわかりやすいビジネス。
 売り場が良くなり数字が上がってくることを
 みんなと共有することにより自信がついて
 がんばろうという気になれると思う。」
      (ユニー・佐古 則男 社長)


約束は年間売上、前年対比1.5倍。
決断の答え合わせはまだ先です。