FEAUTURE特 集
金スぺ
全力エール!世界目指す柔道女子
18.08.10
世界で活躍が期待される
スポーツ選手らを応援する
シリーズ「全力エール」。
今回は、
中学生にして世界を狙う
柔道女子を取材しました。
パワフルな投げ技を繰り出すのは
澤崎凛(さわざきりん)選手、中学3年生。
愛知の強豪校から世界を目指す姿にエール!
一宮市、大成中学校。
女子柔道部は数ある強豪校の中でも
唯一、全国3連覇を果たした名門。
今年の県大会も堂々優勝し、
今月17日から始まる全国大会に向けて、
今まさに追い込みの時期です。
澤崎選手は、そんな大成中を率いるキャプテン。
「テーピングが!
ケガをしないようにですか?」
(岡田アナウンサー)
「突き指することが多いので。
目標があって大成中学校に来た。
日本一になりたいから
けがも我慢して頑張っています。」
(大成中学校3年 澤崎凛選手)
静岡県出身の澤崎選手。
柔道を始めたのは4歳の時で、
姉と近所の道場に通ううちメキメキと上達し、
小学5年生で初めて出場した全国大会でいきなり優勝し、
周りを驚かせたといいます。
「自分より体の大きな選手に対してはどうする?」
(岡田アナウンサー)
「(大きな相手には)
やられて当たり前と言われるんですけど、
試合では何が起こるか分からないし、
自分の力を全部出してみないと分からないので。
得意な技は、大外刈りです」
(大成中学校3年 澤崎凛選手)
得意技は大外刈り。
てこの原理で大きな相手でも倒すことができるため、
澤崎選手は、この技が一番好きだと言います。
「誰が相手でも絶対倒してやろうという気持ち。」
(大成中学校3年 澤崎凛選手)
とはいえ、中学生。
大人の私が投げられるでしょうか?
「これが全国レベルの選手かと。
中学生なんですよね?」
(岡田アナウンサー)
体験してみて分かる、すごい迫力――
そんな澤崎選手の私生活は・・・
「ここが女子柔道部の寮です」
(大成中学校3年 澤崎凛選手)
静岡県からひとり親元を離れ、
今は約20人の部員と共同生活をしています。
「ここが部屋?道着は自分で洗うんだ。
年に何回実家に帰るんですか?」
(ディレクター)
「夏と冬で2回帰ります。」
(大成中学校3年 澤崎凛選手)
「寂しくない?」
(ディレクター)
「今はもう大丈夫ですけど1年生の頃は寂しかったです。」
(大成中学校3年 澤崎凛選手)
夏休みの今も、毎日練習漬け。
寮と道場の往復以外、ほとんど出かけることはありません。
「ちょっと遊びに行きたいなとは思わない?」
(岡田アナウンサー)
「プールとかみんな行っていて楽しそうだなとは思いますけど、
でもやっぱり目標があってやっているし、自分の好きな柔道だし」
(大成中学校3年 澤崎凛選手)
今後の目標を聞いてみると・・・
"オール1本で世界いち!"
「誰がみても自分が勝ちだと思われるように
しっかり一本を取って世界一になりたい」
(大成中学校3年 澤崎凛選手)
目指すは、世界一!
澤崎選手の見事な一本、楽しみですね!