FEAUTURE特 集

ザ特集

ブランド品買い取り密着<前編>

18.08.22

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名古屋の大須商店街にある
コメ兵の買い取りセンターでは、
高く売りたい客と、
良い物を買い取りたい鑑定士が日々、
しのぎをけずっています。

売る人もいれば迷う人も。

中古ブランド品を扱う買い取りカウンターでは、悲喜こもごもの人間模様が映し出される。

こちらは、名古屋の大須商店街にある、中古ブランド品販売・買い取りの店、KOMEHYO。
夏休み真っ只中の今、どんな人が訪れるのか...

やってきたのは50代後半の男性。

気になる品物は、箱にいれられた鑑定書つきの高級腕時計。
ここまではよくある光景。だが...。

「(購入が)まだ4月なので、4カ月ですね」
            (鑑定士)

この時計、購入からわずか4カ月で売りに出されてしまった、そのわけは?

「だいぶ最近ですね。
 もう使われないご予定でいらっしゃいますか?」
            (鑑定士)

「すぐ飽きちゃうので。売ったり買ったりの繰り返しですね」
              (50代後半の男性)

と、早くも次のお目当の時計がある様子。

「数年前に比べると当然(値段は)高いですし、ここ最近の相場を見ても(高級ブランド時計は)上がり調子。
 すごく髙い相場状況になっているので、お持ちいただく方はすごく多いという状況です。」
                      (コメ兵鑑定士 山田誠吉さん)

4月に50万円ほどで購入したこちらの時計の値段は。

「こちらで47万円」

査定価格は購入したときとほぼ同じ値段だ。

もちろん売買成立。

売りに出した時計にはもう未練もないようで、頭の中はすでに次の時計のことでいっぱいだ。

次にやってきたのは、夏休みらしく小学生を連れた親子だ。

「(妻に)「いらない物処分してこい」って言われて」 
               (男性)

Q.このあとどこへ行くの?

「釣具店とカードショップ」
        (子ども)

使わなくなったものを売って、買い物に。

期待に胸を膨らませる親子、果たして。

持ち込んだのはこの高級ブランド腕時計。

7年前に買った時計で、その時の値段は約80万円。

先ほどの男性のように、高額査定となるのか?


「こちらの時計の方ですね、ご提示が、20万円に」

「ちょっと安いと思いましたね」 
        (男性)

そこでお父さん、ある人に相談。

「これって今、嫁さんに電話してもいいですか?」
              (男性)

そう、ここへ来るよう命じたのは実は妻だったのだ。

査定額を受けて緊急会議が開かれた。
その結果は?


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