テレビ愛知

FEAUTURE特 集

金スぺ

ビール売り子㊙テク

18.08.24

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クライマックスシリーズ進出に向け、
連日、熱い戦い繰り広げるドラゴンズですが、
そんな野球観戦に欠かせないのがビール。

人気のナゴヤドームの
売り子に密着しました。

売り子たちの元気な掛け声が響くスタンド。

ビールも思わず進みます。

ナゴヤドームのビール販売は直営方式。

メーカーがそれぞれアルバイトを雇うのと違い、
直接売り子たちを教育します。

ミーティング後は、それぞれの持ち場に近い、"基地"と呼ばれる場所で準備。

大学4年生の内藤瑛里子(ないとう えりこ)さん、3年目のベテラン。

彼女たちが背負うタンクはビール22杯分で約15キロの重さです。

「もともと野球が好きだったので、
 大学生になって何のアルバイトを始めようかと思ったときに、売り子の姿がまず思い浮かんだ」
                    (内藤瑛里子さん)

内藤さんは一試合で15樽、330杯を売ったトップクラスの実績を誇っています。

アルバイト代は固定給プラス歩合制で、
稼ぎ頭と新人では1日で1万円以上の差がつくこともあります。


内藤さん、ビールを注ぎながら周りをキョロキョロ。

ベテランともなると、手元を見なくても感覚で注げるようになるため、
他の客が呼んでいないか、客席を見ているんです。


一方、こちらはバイト4日目の神野莉吏(じんの りり)さん。

慎重に手元をしっかり見ながらビールを注いでいます。

まだまだ周囲を見る余裕はありません。

手渡すときも、客との会話がまだできません。

一方の内藤さんは「また買ってあげよう」と思ってもらえるような会話が弾みます。

「ありがとうございます。また来ますね。いつも買ってもらってます」
                (内藤英里子さん)

「大学生なら1年生から4年生まで、最大4年間働くことによって、
 お客さまとのコミュニケーションを図ってもらうことが可能。
 お客さまも、売り子のビールを買うことを楽しみにお越しいただいている」
              (ナゴヤドーム飲食部 杉浦雅俊さん)


「いってらっしゃ~い!アサヒィ~!」
     (タンク交換スタッフ)

ビールがなくなると、基地と呼ばれる場所に戻ってきます。

休憩がとれる貴重な時間です。

でもタンクの交換にかかる時間はたったの20秒ほど。

基地では次々に戻ってくる売り子のタンクをすばやく交換できるように、
炭酸ガスと注ぎ口を瞬時に付け替えスタンバイします。

まさに縁の下の力持ちです。

8回表の攻撃が終わるとビールの売り子たちの販売は終了。

新人の神野さんが帰ってきました。

この日売れたのは約60杯。

苦戦したようです。

「(ビールを注ぐのは)難しいですね。
 泡の分量やどうしたら泡が立たなくなるかが全然分からない。
 前回を超えるのを目標にやっています」
        (神野莉吏さん)

内藤さんもタンクを空にして戻ってきました。

この日はおよそ190杯を販売、13万円以上の売上。

神野さんの3倍以上です。

「「あなたを待っていたよ」と言ってもらえると本当にうれしいです。
 疲れていてもやる気が出てきます」
(内藤瑛里子さん)