FEAUTURE特 集

ザ特集

【独占】チームラボ 制作の舞台裏

18.10.10

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12日、中部国際空港にオープンする
フライト・オブ・ドリームズ。

テレビ愛知は、この半年間、
演出を手がけたチームラボの作業に
独占密着しました。


12日オープンするセントレアの新施設
「フライト・オブ・ドリームズ」。

ボーイング787を使った
大迫力のプロジェクションマッピング。

手書きの飛行機をドームの中で操縦したり...。
紙ヒコーキを光のゲートに向かって飛ばしたり...。

プロデュースしたのは、
デジタルアート集団、チームラボ。

今回の作品について猪子寿之代表は...

「広い空間で体を動かしながら
 楽しみながら学んでもらえるような
 そういう施設を目指して作りました」
(チームラボ 猪子寿之代表)

-4月-
現場にたくさんの段ボール箱が運ばれてきた。

中身はプロジェクター、映像を映し出す装置だ。
その数は93個

高さ約20メートルの天井に取り付ける。
一体これをどう使うのか?

-6月-
演出を担当するメンバーが現場に入り、
作品の制作作業が始まった。

建物の壁には...

碁盤の目のような線や数字が映し出されている。

「今後ここに映像が写し出される時に
 全面がきれいに1枚絵になるように調整してます」
(チームラボ 山口円花さん)

天井に取り付けたプロジェクターは
それぞれ映し出す範囲が決まっている。

そのため、それぞれの映像が
つながって見えるよう調整する必要がある。

調整する前の映像がこちら、
ご覧のとおり
プロジェクターのつなぎ目がずれている。

予め計算してデザインしているものの、
壁の凹凸に合わせるため現場で細かい調整が必要だ。

時間をかけて調整を重ね、
1つ1つの線をつなげていく。

「地道に合わせていくしかないので
 毎日みんなでこつこつやってます」
(チームラボ 山口円花さん)

東京にあるチームラボのオフィスを訪ねた。

チームラボは数々のデジタルアート作品で
国内外から高い評価を受けている。

そうなるとちゃんと立体物になるんだよね、
ちゃんとこの日の議題は「お絵描きヒコーキ」の
ドームに降らせる物体のデザイン。

その形が問題になった。

「これいいじゃん これ」

「花びら枚の花だったら、
 真ん中をへこませたら
 ここが尖ってくるわけだよね
 これは1つの花を複数つなげて
 多面体にしていくってことだよね」
(チームラボ 猪子寿之代表)

猪子代表のイメージを形にしていく作業が続く。

「作ったり遊んだりすることで、
 色んなことを分かっていくような施設になったらいい」
(チームラボ 猪子寿之代表)

-7月-

猪子代表が初めて現場にやってきた。
まずは、会場全体に投影する映像をチェックする。

「あんまり進んでいる感じが
 出ないのはどうしたらいいんだろう
 これもっとスピードをめちゃくちゃ
 速くした方がいいのかな?」
(チームラボ 猪子寿之代表)

続いて向かったのは、「お絵かきヒコーキ」。

花のような星が空から降ってくる、
ドーム型の空間だ。

中に入った猪子代表、その感想は・・・

「いや、絶対違う!」
(チームラボ 猪子寿之代表)

一体、何が違うのか?
11日もお楽しみに

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