FEAUTURE特 集

金スぺ

<全力エール>小6 縄跳び世界一の技

18.11.02

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今回は縄跳びで、
世界一になった小学生です。

縄を「生き物」のように
自在に操る技が見所です。

縄を自在に操って飛んでいるのは日比創(ひびそう)君。

遊びのイメージが強い縄跳びですが、
世界では「ロープスキッピング」と呼ばれ、
立派なスポーツ競技として認知されています。
 
2年に1度開かれる世界選手権で、
日比くんは2018年夏、日本人として初めて優勝し、
世界チャンピオンとなったスーパー小学生なんです。

そんな日比くんは、南区の自宅から
蟹江町の練習スタジオに通って腕を磨いています。

「練習を始めて、どれくらいですか?」
(岡田アナウンサー)

「ちょうど2年くらい」
(明治小学校6年 日比創くん)

日比くんが得意とするのは、
1分15秒間で音楽に合わせて自由に演技を披露する
「フリースタイル」という種目です。

「縄跳びの楽しさはどんなところに?」
(岡田アナウンサー)

「練習していた技ができた時の達成感。」
(明治小学校6年 日比創くん)

披露してくれたのは次元をはるかに超えた四重跳び!

横に縄を払い、左足の下、右足の下を通し、最後に後ろ交差。

これを1回のジャンプの中でこなしています!

技の難易度が6段階あるなか、
この技は最高難度のレベル6。

小学生でできる選手はほとんどいません。

「日比くんは縄を回す速度が
 ほかの選手と比べて圧倒的に速い。」
(日本なわとびアカデミー 粕尾将一コーチ)

コーチも認める回転速度。

頭の上ギリギリを通し、なるべく小刻みに縄を回すことで、
複雑な四重跳びを可能にしています。

このスピードを生かして挑んだ世界選手権で、
日比くんはレベル6の技を7種類も組み込んだ演技をノーミスで終え、
大会史上トップクラスの得点をたたき出して、初出場で優勝しました。

そんな日比くんが現在挑戦しているのは・・・

「五重跳びにいろいろな技を組み込む」
                      (明治小学校6年 日比創くん)

大人でも難しいという五重跳びの、しかも応用技。

大会で成功すればかなりの高得点が狙えます。

そんな日比くんの目標は
「(難しい)技もたくさん入れて
 表現も上手にできるように、
 2連覇できるようにがんばりたい。」
(明治小学校6年 日比創くん)

日比くん、さらなる高みを目指し練習に励みます。


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