FEAUTURE特 集

ザ特集

ミツバチを守れ!ハニーさんの挑戦

18.11.15

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私たちが生きていくうえで
欠かせないというミツバチ。

その保護活動に「ハニーさん」と
呼ばれる男性が取り組んでいます。

しかし、2018年の夏ハニーさんに試練が...。
はたして活動の行方は?。

養蜂家、船橋康貴さん58歳。
愛称はハニーさんです。

「ミツバチがいなくなってから慌てるのではなく、
 その前にミツバチを保護して何事もなかったことにしよう」
(養蜂家 船橋康貴さん)

ミツバチは、今、世界的に減少しているといいます。
ハニーさんはその保護を訴えて世界中を飛び回っています。

「ミツバチの受粉によって食べ物がある。
 それによって野生動物や人間の食がある。
 (ミツバチがいなくなると)
 想定したくないが、食糧危機になります。」
(養蜂家 船橋康貴さん)

しかし、この夏、ハニーさんは
持病の糖尿病と過労で倒れてしまいました。

8月末。
自宅にお邪魔しました。

「九州に講演に行ったときに
 夜中 体中に激痛が走って
 目は見えていなかった」
(養蜂家 船橋康貴さん)

療養生活は2か月半に及びました。

10月6日。
ミツバチの保護を訴えるイベント会場に
ハニーさんがいました。

「やりたいこととかたくさんあるので
 それはちょっとずつ動かしていく
 また無理するといけないから
 お医者さんと相談しながら」
(養蜂家 船橋康貴さん)

このあと、ハニーさんは、もうひとつの会場へ。
ハニーさんの活動を追った記録映画が上映されたのです。

7月に完成したこの映画は
今、日本中で公開されています。

そこにはフランスやアメリカで、
ミツバチの保護を訴えるハニーさんの姿が映っています。

「一番心に残ったのはハニーさんが
 行動されるということです」
「涙が出てきました」
(観客)

「僕はミツバチを守るということが
 一番ワクワクするから伝えている」
(養蜂家 船橋康貴さん)

そして10月8日。
ハニーさんは、ニュージーランドと
オーストラリアへ出かけました。
そこで出会ったのは先住民族の人たちです。

「先住民も一番気にしていたのはミツバチ
 ミツバチが減っていて食糧危機になると」

「みなさんとつながることによって
 かわいいミツバチを守っていきたい」
(養蜂家 船橋康貴さん)

ハニーさんの想いは、少しずつ世界に広がり、
共感を呼んでいます。
そして、今、最も訴えたいこととは...

「(大切なのは)自分自身がまず
 幸せで満たされること
 そのためにはミツバチの存在
 自然の持ってる力が欠かせない
 みなさんの幸せが満ちたら半径10メートルを
 大好きな幸せの場所にしてください
 お花を植えたりとか
 そこにプラスチックごみを捨てようとか
 劇薬をまこうとかなくなっていく
 自分が幸せだってことが真ん中にあると
 大げさに言うと世界を幸せにする活動ができる」
(養蜂家 船橋康貴さん)

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