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金スぺ

女性の活躍の場広がる

18.12.14

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世界でも珍しい女性ドライバーしか
出場できないラリー、「L1ラリーIN恵那」が
2日に開催されました。

このところアマチュア女性ドライバーたちも
モータースポーツに参加できる環境が
広がっているようです。

2018年で2回目の「L1ラリーin恵那」。

レースやラリーの経験豊富なベテランから、
今回が初めてのラリー出場という初心者まで、
全国から33チームがエントリーしました。

女性の進出が遅れていると
言われていたモータースポーツですが、
日本ではこのL1ラリーをはじめ、
女性の活躍の場が広がっています。

「JAFのモータースポーツライセンスを
 獲得している女性ドライバーは
 毎年だいたい4%以上増えています
 いま数千人におよぶ
 ライセンスホルダーがいますので
 確実に女性の活躍が自動車産業と
 モータースポーツで広がっています」
(レーシングドライバー
 L1ラリーin恵那大会副会長 井原慶子さん)

地元からも数チームが参戦。

歴史あるラリー競技でも実績を持つ、
愛知の自動車メーカー系チームや、
レースクイーンを抱える名古屋のモデル事務所など
モータースポーツに関わりの深いチームが多い中で、
こんな異色の参加者を見つけました。

女性のモータースポーツへの参加を後押しようと、
三重県四日市市にある病院が作ったラリークラブです。

マシンを操るのは、兼松由奈さん
兼松さんは女子大に通っていた頃に
車の魅力に取りつかれ、
学生時代は愛車でアマチュア
ドライバーの競技に参加していました。

でも、ラリーは今回が初挑戦。

ラリーは、封鎖した林道などを一台ずつ
高速で走り抜け、タイムを競います。

カーブが多く見通しの悪いコースで、
マシンが曲がる方向や荒れた路面の状況を、
助手席に座るコ・ドライバーがナビゲートします。

この日の結果は、初心者クラスで
入賞の6位にあと一歩の7位。
初めてのラリーの自己採点は?

「厳しめに30点くらいです」
(四日市消化器病センター
    ドライバー 兼松由奈さん)

「初めての参加なのに
 すごく良かったと思うので
 100点に近い出来だったと思います」
(四日市消化器病センター
    コ・ドライバー 清水恵子さん)

このクラブの監督を務めているのは、
病院の理事長

大学時代に挑戦していたレース経験をもとに、
モータースポーツ女子を応援するための
ラリークラブを作りました。

「病院ですと女性の職員が多いのですが
 どうせならば女性のチームという形でやってしまおうよ
 今後競技人口を増やすということからすると
 女性の方がサポートしてもらわないと
 将来的には盛り上がりもないかなということなので
 そのような意図があります」
(四日市消化器病センター
           石原知明理事長)

コ・ドライバーの清水さんは、
病院の事務職と子育てを両立しながら、
ラリークラブに参加していました。

「家庭があるので練習もそんなに頻繁にはできないですけど
 できる範囲で自分なりに頑張ってチームのみんなと
 盛り上げていけたらいいなと思っています」
(四日市消化器病センター
    コ・ドライバー 清水恵子さん)

ラリーからわずか3日後。

ドライバーの兼松さんは静岡県の
富士スピードウェイでテクニックを磨いていました。

チームは2019年一般のラリー競技に参戦。

男性ドライバーとしのぎを削る兼松さんは、
自分の挑戦がモータースポーツ女子を
増やす手助けになればと考えています。

「友達は私の車を見て
 "カッコイイ"って言ってくれましたし
 車に興味を持ってくれる子も
 けっこう多かったので
 ただちょっとハードルが高いから
 踏み出せないところがあると思うので
 そういうところを一緒にサポートしながら
 みんなを車の世界へ連れて来られたらなと思います」
(四日市消化器病センター
    ドライバー 兼松由奈さん)