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金スぺ

広がるか?"キャッシュレス決済"

19.01.11

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この地方の経済は2019年、
一体どんな動きがあるのでしょうか。
エコノミストが予測したキーワードとは?

中京大学経済学部客員教授で
コメンテーターとしておなじみの
エコノミストの内田俊宏さんに予想してもらった。

「2019年の東海経済は
 アメリカと中国の貿易摩擦によって
 輸出には期待できない状況が続く。
 国内の需要を掘りおこす必要がある。
 10月に消費増税を控えている。」
(エコノミスト 内田俊宏さん)

そう!
消費税が10月に8%から10%に上がる予定だ。

消費者にとってはうれしくないニュースだが、
地元名古屋の経済には一体どんな影響があるのか。

「2%消費税上がりますけど
 キャッシュレス決済をすると、ポイント還元でむしろ得になる。
 キャッシュレス比率がどこまで高まるかという年になる。」
(エコノミスト 内田俊宏さん)

ポイント還元とは、中小の店舗などで、
現金を使わずキャッシュレスで買い物をすると、
その後の買い物で使えるポイントが還元されるシステムで、
国の補助による還元率は、原則、購入額の5%だ。

「訪日外国人が来るような大きめの商店街などは
 キャッシュレス化を勧めるメリットは大きいと思います。」
(エコノミスト 内田俊宏さん)

実際にキャッシュレス化はどれほど浸透しているのか。

名古屋を代表する商店街「大須」では-。

(ブラジル料理店)
Q:クレジットカード使えますか?

「カードは使えません。一応検討はしているんですけど...」
(店員)

Q:客からの問い合わせは?

「外国人のお客さんから結構あります。」
(店員)

(居酒屋)
Q:クレジットカード使えますか?

「カードは使えないんですけど、
 "PayPay"は申し込んであるので
 2019年から使えるようにしてあります。」
(店員)

そういって店長が見せてくれたのは
ヤフーとソフトバンクが手がける
スマホの決済サービス「ペイペイ」だ。
 
「スマホ決済アプリを
 持って来られるお客さまもたくさんいますので、
 (導入する)必要性はあるとは感じています。
 ただオーナーは高齢者もいますし、
 現金を使われる客も多いので、
 すぐにキャッスレスになるとは考えていないです。」
(大須商店街連盟会長 堀田聖司さん)

スマホ決済サービスの導入に意欲的な商店街もある。
名古屋市の隣・春日井市の商店街だ。

こちらの電気店では「PayPay」や「楽天Pay」などの
スマホ決済に対応している。

さらに、ニッポンタブレットと商店街が提携し、
キャッシュレス機能に加え、
7カ国語のテレビ通話機能を搭載した端末も設置。

外国人の買い物客をもてなそうというのだ。

「観光にも力を入れて、外国人の方もお呼びしたい。
 キャッシュレスという事は、
 春日井市で買い物をする客にとって、
 大変便利な地域だと思います。」
(春日井市商店街連合会会長 稲田孝史さん)

今後も、
店舗を対象にスマホ決済の導入に向けた講習会を
開いていく予定だ。

消費税増税にともなうキャッシュレス化は
どこまで浸透していくのか。
中小の店舗にどれだけ導入できるかがカギになりそうだ。